視点を変える

自分たちの組織は、どのような環境・状況の影響を受けているのか

もう9月、秋ですね。

こんにちは、ウエイクアップの
組織変容コーチの番野智行です。

長年、東京都心で暮らしていた頃は、
季節感をあまり感じることはありませんでした。

まだ8月だと思っていたら、
ハロウィンが!イルミネーションが!
ということも。

「私は、感性の鈍い人間なのかなぁ」
とも感じていました。

しかし、2年前に湘南ののどかな地域に
引越しをしてから、四季の移ろいを
身近に感じるようになりました。

今の仕事部屋は、春には
リモート会議中に鳥のさえずりが聞こえ、
最近まではセミの鳴き声が響いていました。
(zoomのノイズキャンセル機能に
本当に助けられています!)

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心に染み入る「やまと歌」

ウエイクアップの伴想人プロジェクト
メンバーのはまチャン(濵田豊作)です。
女性経営人財育成プログラム(第3期生)
が始まり、心地よい緊張感と
ワクワク感の真っ只中です。

さて、今回は、私が40歳台前半の頃、
組織の運営方法で上司と真正面から衝突して
「徹底的に干される」経験をした時の話です。

約1年間も、見事に完璧に干され続けたため、
最小限の仕事と情報しか回って来ません。
やるせない憤りと悔しさが続く日々、
執務時間中ではありましたが、
むさぼるようにいろんな本を読み耽りました。

その時に、幸いにも、晴れ晴れとする美しい
「やまと歌」と数多くの出会いがありました。
その中から、3首ご紹介させてください。

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誰を味方につけるか?

ウエイクアップの松本由美です。
CTIファカルティとして、コーチング、
リーダーシップのプログラムを担当しています。

この原稿を書いている今日は、
夏の高校野球、決勝戦の日。

自分の同級生が甲子園であんなに
一生懸命に野球に打ち込んでいる、
そんな何十年も前に始まり、
今や自分の子どもだったら末っ子かな、
くらいの若人が勝っては歓び、
負けては悔し涙を流す姿に、
思わず一緒に涙してしまうのは、
今も変わらずです。

グラウンドで戦う選手だけでなく、
ベンチ内外や選手の家族、審判団、
大会関係者など
試合に向けて多くの人が尽力する姿にも
感銘を受けます。

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メタ視点で見る

ウエイクアップの山田希です。

今年の大河ドラマの主人公は徳川家康。
名古屋が故郷の私にとっては
幼き頃から刷り込まれた東海地方中世
三大英雄の一人です
(残り二人はもちろん信長と秀吉)。

ここ十数年ほど、大河ドラマはあまり
見なくなっていたのですが、今回は
山岡荘八版の徳川家康とは、特に
多くの本で大体は悪妻として
描かれている築山殿の解釈が違うという
ことで興味を惹かれてみていました。

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新組織の立ち上げ

ウエイクアップ組織変容®コーチの
小西勝巳です。

4月から新年度の会社だと、
第一四半期が終わり、株主総会が終わり、
気がつけば第二四半期も半ば、
「危険な暑さ」が続く8月に突入しました。
そしてもうすぐ夏季休暇…Time flies!

そして例年この時期くらいから、
組織変容®に関するご相談を受ける
ことが増えてきます。
なぜかギクシャクしてうまく進まない
プロジェクトや、特定の部門間の
コンフリクト、そして今回取り上げる
「新組織の立ち上げ」に向けた
システムコーチング®や対話の
ワークショップについてのご相談です。

できたばかりの新組織には、
どんな課題があるでしょうか?

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過去/現在/未来

伴想人の“ちゃっぷまん”こと
佐伯崇司です。
伴想人は次世代の経営人材育成、特に
女性の経営人材育成に携わっています。
これを通じて、男女問わず企業の働き方
そのものの革新がなされていけば良いな
と思っています。

【過去/現在/未来】

A:過去は変えられないが、
 未来は変えられる。
B:過去は変えられる。存在しない未来は
 変えようがない。変えるべきは現在。

Aは、能力開発や人事系のセミナー、
ワークショップなどでしばしば語られる
フレーズです。
他方Bは、D.カーネギーの言葉
(「道は開ける」より)を筆者の理解
するところで(誤解を恐れず)
要約したものです。

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歩くから見えるもの

こんにちは。
ウエイクアップでエグゼクティブ・コーチや
リーダーシップ・プログラムを担当している
山田博です。

一説によれば、人間は他の生物に比べて
弱かったから木から降りて歩くことを
選ばざるをえなかったといわれている。
そして歩いたから脳が発達し、
道具を作り、抽象的な概念を生み出し、
協力することを覚え、生き延びてきた
ともいわれる。

『1万年の旅路
(原題/「The Walking people」)』
という私の大好きな本がある。
これはネイティブ・アメリカンの部族に
口承で伝わる部族の歴史を
初めて文字にしたもので、
なんとアフリカを出てからひたすら歩いて
北へ南へ東へと移動し、
気の遠くなるような時間を経て
北アメリカ大陸の五大湖のあたりまでたどり着く。
その間に起きた出来事を
物語として記録したものである。

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私たちの課題は困難系か?複雑系か?

ウエイクアップ組織変容®コーチの
木村史子です。

先日、あるメーカーのトップの方から
組織の課題をお伺いした際、
「どうすればいいんですか?
(解決方法を教えてください)」と
質問をいただきました。
いつも、本当に困ってしまう質問です。

私たち組織変容®コーチは、しばしば
「組織内の文化・風土醸成」や、
「チーム内の信頼感醸成」
「高い生産性を上げていくための関係性強化」
といったテーマで「専門家」として
オーダーをいただきます。

一方で、デイビット・スノードン氏による
「カネヴィン・フレームワーク」に
当てはめてみると、これらの課題は、
「専門家」が「解決」するような類の
ものではないということは明らかです。

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人生は達成のためにあるんじゃない。幸せのためにあるんだ

ウエイクアップの小西勝巳です。

“Life is not about accomplishment.
It’s about happiness.”

(人生は達成のためにあるんじゃない。
幸せのためにあるんだ。)

これはアップルコンピュータ
(現アップル)の共同設立者である
スティーブ・ウォズニアックの言葉。
今年の5月、
カリフォルニア大学バークレー校の
卒業式でのスピーチの一節です。

「ウォズの魔法使い」と呼ばれるほどの
高い技術力を持ち、何よりも楽しむこと、
自分自身でい続けることを大事にしてきた
スティーブ・ウォズニアックらしい言葉
だと思います。

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マイノリティ体験がもたらした気づき

ウエイクアップの伴想人メンバーの
チョロこと廣崎淳一です。

伴想人は次世代の経営を担う
変革人財を育てることを目的とした、
経営職経験者たちで作られた
エグゼクティブ・メンター集団です。

6月末の日曜日、
訪れていたドイツのミュンヘンは
カラフルな服をまとった人たちが、
メインストリートを歩いていました。

それはプライドパレードと呼ばれる、
LGBTQ+の認知度や権利の啓発、向上
するためのパレード(デモ行進)でした。
そこではLGBTQ+の当事者だけでなく、
その動きをサポートする
幅広い年齢層の人、子連れの家族など、
まさに多様な人たちが
虹色の旗を振りながら
楽しげに街を歩いていました。

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