一隅を照らす「第10回ウエイクアップ・アワード表彰式」が終わりました!

ウエイクアップ・アワード参加者集合写真

こんにちは!
ウエイクアップのたえこと、西井多栄子です。

3月3日月曜日に第10回ウエイクアップ・アワードの授賞式が開催されました。

記念すべき10回目の授賞式は、リアルでお集まりいただいての開催となりました。
今回受賞された6組の方々と、ウエイクアップのメンバーやCTIのファカルティ、過去に受賞された方など多様な方々にもご参加いただき、混ざり合い、お互いにエンパワーメントし合う時間を過ごしました。

このウエイクアップ・アワードですが、実は10年前に始まった時から、変わらず心に抱いている言葉があります。それは、

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父、コーチングを学ぶ。

CTIのワークショップ風景

こんにちは。
ウエイクアップの畑中景子です。
CTI JAPANで、コーチングの基礎コースと応用コースのトレーナーをしています。

日本の春は変化の季節。
皆さんの身の回りではどんな変化が起きていますか。

私の3月は、自分自身にも、周りにも、いろいろな新しいことが起きました。
そのうちの一つが、父のことです。
父が、CTI JAPANの基礎コースを受講しました。(一緒に学んでくださった方々、ありがとうございました。)

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沈黙デザイナー

「カオスを超えて、本質へ」をパーパスに掲げるウエイクアップの平田淳二です。

突然ですが、「コーチングって何だろう?」と考えたことはありますか?
実は、私はよくこの問いについて考えます。なぜなら、コーチングの価値がまだ世の中に広く伝わっていないと感じるからです。

現在、CTIなどのスクールでコーチングを学ぶ人が増えている一方で、「コーチングとはそもそも何?」という段階で止まってしまう人も少なくありません。

例えば、CTI JAPANのウェブサイトではコーチングについて以下のように紹介されています。

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なぜ外部の視点が「組織の姿」を照らし出すのか

インタビューのイメージ

こんにちは、ウエイクアップ組織変容コーチの山川広美です。

時々「組織変容コーチ」の組織へのアプローチ方法について聞かれることがあります。
様々なアプローチがあるのですが、そのひとつがインタビューです。

このインタビューでは初対面の短い時間の中で、組織のリーダーは気づいていなかった
組織の真実が浮かび上がることがあります。

メンバーが語るのは課題だけでなく「こういう風に働きたい」という願いや、
それが叶わないジレンマといった本音を語ってくださいます。

例えば、「助け合って成果を出したい」と願いつつも「たこつぼ化」に陥り
一人一人が孤立している現状の中でどう助け合っていいかわからない
という声を聞くこともあります。
一方でリーダーは部下が忙しくしているので、個人の負担を減らそうと、
チーム全体の話はしていなかった。

こんな率直な声が出てくる理由には「外部の人だからこそ安心して話せる」
という特徴があるように思います。

・外部だからこそ見える「本音」
私たちが組織の外部の立場であることで、評価や力関係が関係しない、
そして一時的な関わりで「安心できる場」が生まれているのだと思います。

対話を通じて、その方自身も気づいていなかった
願いや本音が引き出されることも多いです。
これは私たちコーチならではの関わりだと思います。

・表に出にくい現場の声
表に出ない声が生まれる理由は、定量的に報告されることで
「情報のフィルター」がかかり、それによって立場の遠ざかりが起きることもあります。

さらに、メンバーの抱える「助け合いたい」といった願いや感情の部分は
定量では確認できず、それが現場の課題の本質であることに気づきにくいのです。


私たち外部コーチは、こうした「気づかれない声」を掘り起こし、
チーム全体に届く形にする役割を担います。

視点を変えることで、組織内に眠る新しい可能性が見えてきます。
外部だからこそ生まれる安心感と対話の力を活用することで、
私たちコーチは組織の変容をサポートしていきたい。
そんな風に思っています。

ウエイクアップの組織変容コーチがお手伝いします。

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組織の奥底に隠れた声を表に出して、組織変革を前進させたいという方、
ぜひウエイクアップの組織変容チームにお問い合わせください。

ご関心のある方はぜひ弊社サイトのお問い合わせフォームからお送りください。

自分で決める

桜

ウエイクアップの上田晶子(あっちゃん)です。
先日、CTI JAPANのコアコースの中の一つである、バランスコースをリードしました。
バランス・コーチングの本質を一言で表現すると「選択」。

それは、全ての人が持っている「自らが人生の主導権を握り、自ら選択して生きていたい」という願いを、コーチとして後押しする道筋でもあります。

コースのリードを担当しながら、私たちの日常は、選択の機会に満ちていると実感する出来事がありました。

もうすぐ春休みを迎える小学校1年生の長男と、春休みの過ごし方について相談していた時のエピソードです。

日本の桜をドローンで撮影してまわる“桜ドローンプロジェクト”に夫が参画して6年目を迎えます。昨年に引き続き長男を撮影に同行させようと夫婦で思い立ち、本人に提案してみました。

私:ゆうすけ(長男)、今年もパパの桜ドローンのお仕事があるよ。
春休みだし、また一緒に行ったらどう?
ゆ:えー、やだー。
私:え?なんで?昨年、楽しかったって言ってたじゃん。
ゆ:だって、寂しいもん。ママと一緒にいたいもん。
私:(心の声:いやいや、絶対行った方がいいでしょ)
ママは小学生じゃないからお休みじゃないんだよ。お仕事なんだよ。
ゆ:ええ〜・・・どうしよう・・・・。
私:ゆうすけの春休みだから、行くか行かないか、ゆうすけが決めたらいいよ。
ゆ:・・・うーん、決められないから、ママが決めてー。
私:(心の声:私が決めていいなら行くの一択だけど、待て待て)
ゆうすけのことだから、ママは決めないよ。自分のことは自分で決めるんだよ。
夫:そうや、自分のことは自分で決めるのが大事や。
私:ママもパパもそうやって決めてきたんだよ。
夫:ゆうすけ、人生はそのほうがおもろいで。
私:自分で決めなかったら、自分じゃない誰かが決めることになるんだよ。
ママもパパも、ゆうすけが自分で決めることを大事にしてほしいって思うよ。
ゆ:・・・・わかった。自分で考えて、決める。

翌日、彼から「パパの桜のお仕事、一緒に行く!」との報告がありました。この春彼は、日本中の小学生の中で一番、京都の桜を堪能すると思います笑。

彼は、小さい頃から何かを選ぶまでに随分と時間がかかる傾向があります。2歳の頃、こども園の徒競走で、ゴールの手前に先生たちお手製の折り紙で作った色とりどりのペロペロキャンディが並んでいて、一つ選んでゴールするところを、10秒以上じいっと眺めて吟味している姿を見て、もう!早く選んで!!と急かしたくなったのを堪えたことを思い出します。

人生には、自分で選べるものと、選べないものがあります。そして、私たちの日常のあやゆる場面に“選択する”機会があります。

「自分が選べることは何か」を知っていて、「自分で選んだのだ」と自分で分かっていることは、とても大切なことです。

一方で私たちは、無意識かつ無自覚の選択を知らぬ間にしている可能性があります。

  • 昨年度もこうだったから、その流れでなんとなく今年度も同じやり方をする
  • 早く決めて!と誰かに急かされて、やむなく選ぶ
  • 誘いを受けたから、なんとなく乗ってみる
  • ふと時間が空いた瞬間に、習慣的にスマホに手を伸ばし、なんとなく動画を眺める

また、プライベートな関係性においても、仕事の関係性においても、私たちは、無意識のうちに、相手の選択の機会を奪っている可能性があります。個人的には、親のニーズや期待を優先して、子どもちが自ら考え選ぶ機会を奪っていないだろうか?と自分に問うことが日々多くあります。

自分で決める。

日々のささやかなことから人生全体に影響する大きなことまで、その機会を積み重ねてゆくことが「自分は、誰でもない自分として生きている」実感を育み続けてゆく。そう信じて、自分の選択も、自分以外の大切な人たちの選択も、大事にしていたいと思います。

追伸:
2022年から月1回で執筆してきたメールマガジンの担当を、今回で完了します。継続的に担当することも、3年間続けてきたこのタイミングで完了することも、自分で決めて、メルマガ運営チームに快諾してもらいました。日常に起こることの中から、Co-Activeの本質をみなさんにシェアしたい。そんな思いで毎回執筆させてもらいました。みなさんがそれぞれの持ち場でCo-Activeを実践されることを、引き続き応援しています!

「壁詣で」とCo-Active

ウエイクアップ入口前の壁

「カオスを超えて、本質へ」をパーパスに掲げるウエイクアップの平田淳二です。

4月から編集長が変わりますが、毎週月曜日の担当は引き続き私が務めていますので、今週も私からお伝えします。

最近、「壁詣で」がCTI JAPANの界隈で流行していることをご存知でしょうか?
これは、株式会社ウエイクアップのオフィス前にある「壁」を指しています。その壁には、CTIの「Co-Active」のロゴとウエイクアップのロゴが並んで飾られており、そこで写真を撮ることがちょっとした流行になっているそうです。

昨年、ウエイクアップとCTI JAPANのリブランディングを機に、思い切って壁一面をロゴとブランドカラーで彩りました。大きさで言えば、以前入口に飾られていたロゴの約50倍の大きさになりました。このインパクトから、「ここに来ました!」という気分で写真を撮る人が増えているとのことです。

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無料ウェビナー:一人ひとりのパーパスを活かせる組織とは?

ウェビナー:パーパス経営を本物にする力 第3回バナー

こんにちは。
ウエイクアップの番野智行です。

新しい無料ウェビナーシリーズ
「パーパス経営を本物にするコーチングの力」
第3回のご案内をお送りします。

このウェビナーシリーズでは、
「個人のパーパスと組織のパーパスをいかに結びつけ、
共に成長し、より良い社会の実現につなげるか」
というテーマを深く探求しています。

第3回は3/26(水)12:15~13:00にオンラインで開催します。
テーマはシステムコーチング®(チームに対するコーチング)です。

※システムコーチング®はCRR Global Japan合同会社の登録商標です。

エグゼクティブ・コーチング(1対1のコーチング)との使い分けや
相乗効果も含め、小西勝巳(かつみちゃん)と私(ばんばん)が
事例とともにお話しします。

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チャットボットの無限ループ

チャットボットで質問するイメージ

ウエイクアップの山田希です。

皆さんはチャットボットを使ったことはあるでしょうか。
チャットボットというのは、ウェブサイトなどに行くと、「ひょこっ」と出てきて「知りたいことは何ですか?」とか何とか言う、あれです。質問をしていくと、即座にチャットが返ってきてあっという間に解決してくれる。便利な世の中になったものです。

しかし物によっては、何度質問をしても、欲しい回答が出てこない。「そういうことが聞きたいんじゃないんだよな」と思い質問を重ねていくと、ついに回りまわって、最初の質問をする羽目になる。まさに無限ループです。
近年はどこでもチャットボットが出てきますが、私と同じような目に合われた方もそれなりにいらっしゃるのではないでしょうか。

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編集長引退のご挨拶

「カオスを超えて、本質へ」をパーパスに掲げるウエイクアップの平田二です。

2015年10月1日、ウエイクアップ・リーダーズ・マガジンは誕生しました。その日から、私は編集長として携わり、皆さんに価値ある情報を届けることに全力を注いできました。

当初は週1回の配信でしたが、発行から2年後には毎日発行へとシフト。ほぼすべての原稿を自ら執筆しながら、読者の皆さんとつながることを何より大切にしてきました。ですが、毎日発行に切り替えた当初は、正直かなり大変でした。ネタを考えるだけでも一苦労で、締め切りに追われる日々。時には「もうネタがない!」と頭を抱えながら、それでも、一度コミットした以上はやり遂げると決め、書き続けました。

やがて、社内の仲間たちが少しずつ書き手として加わり、読者数も増え、強力な編集部の支えのもと、10年近くこのメディアを続けることができました。

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もし、雛人形が組織だったら

雛人形7段飾り

こんにちは。
ウエイクアップ組織変容コーチの山川広美です。

3月3日は桃の節句でしたね。
私の住む地域では、「4月まで雛人形を飾る」という習慣があり、
今もその美しい7段飾りを見ることができます。
上から内裏雛、三人官女、五人囃子、
そして随臣(左大臣と右大臣)、仕丁(じちょう)が
決まった位置に整然と並んでいます。
華やかな飾りですが、眺めるうちに
ふと「これが組織だったら」と想像してみたのです。

ここからは私の勝手な妄想物語です。

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