視点を変える

赤ちゃんが与える組織変容

こんにちは。ウエイクアップの
組織変容コーチの中村菜津子です。

本日は先月長女が出産し、初孫が生まれた
というプライベートなお話です。

家族組織の構成メンバーが増える
という出来事は組織変容コーチとしては
とても興味深い瞬間なわけですが、
初孫から再認識したお話を
二つご紹介します。

まずは「役割が変わると人は変わる」
ということ。

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初めて転職をしました~

こんにちは、
伴想人の親方(都丸淳)です。

私は伴想人で大手企業の女性部長さんたちの
エグゼクティブ・メンタリングを
しているのですが、
個人としては、昨年の4月に
長年(44年、67歳まで)務めた
文具メーカーを引退し、すぐに転職をして
1年が経ったところです。

そんな1年で、長い間同じ会社での勤務
(社内の何でも・誰でも分かっている)
から、初めて転職をしてみて
改めてコミュニケーションの大事さと
コーチングの素晴らしさを痛感した次第です。

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「願い」と「エゴ」と

ウエイクアップの植田裕子です。

CTIジャパンで上級コース関連の
トレーナーと企業内でのトレーニング
プログラムのトレーナーをしています。

5月に母と母の妹(叔母)、
母の妹の娘(従姉妹)と私の4人で
母の実家のお墓参りで京都に行きました。

親子2ペアの女4人の旅行は初めてでしたが、
気楽で楽しい旅でした。

90歳近い母は年々歩ける距離が少なくなり
私は折り畳み椅子を担いで、いつでも
足が痛くなったら座れるように準備して
一緒に行動していました。
去年は2回休んで歩けた距離が、今年は
4、5回休まないと歩けなくなっている事実に、
切ない気持ちを抱きながら。

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受けとめる魔法

ウエイクアップの上田晶子(あっちゃん)です。
コーアクティブ・コーチングのコースや
企業内でのトレーニングプログラムの
トレーナーを担当しています。

「子育ての中で、コーアクティブ・
コーチングの要素をどんなふうに
活用しているのですか?」

というご質問を度々いただきます。

その度に、ささやかなことから
本質的なことまで、活用のしどころは、
語り尽くせないほどにあることに
気がつきます。

今回は、“受けとめる”ことの力について
我が家の実践例をシェアさせてください。

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引き継ぐべきもの

バトンを渡す

ウエイクアップの山田希です。

初めて引継ぎをしたのは20代の頃
だったでしょうか。見よう見まねながら、
迷惑をかけてはいけないと
一生懸命マニュアルを作り、
乱雑に置いてあったファイルキャビネの
資料を史上最高にきれいな状態にしたと
自負しました。

ですが後日、引き継いだ後輩から
「山田先輩、あの資料ひどいですよ~、
ぐちゃぐちゃじゃないですか」
と言われ、愕然としました。

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一部は全体を表し、全体は一部を表す

こんにちは、
組織変容コーチの川添香です。

先日久しぶりに友人と食事をしました。
美味しいワインとともにいただいたのは
ブロッコリーのアンチョビ炒め。
一株丸ごと使った料理とのことで、
野菜といえなかなかボリュームのある
一品でした。
そんなブロッコリーをいただきながら
ふと浮かんだのは「フラクタル」理論。

フラクタルとは、部分と全体とが同じ形
となる自己相似性を示す図形のこと。
ブロッコリーもひと株とそれを構成する
ひと房ひと房をよく見ると、同じ形を
しています。
他にも、植物の葉脈と枝や
入り組んだ海岸線、原子と宇宙など
枚挙にいとまがありません。

このフラクタルですが、実は組織にも
応用されます。

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「褒める」と「ねぎらう(労う)」の違いって…

ウエイクアップの長沢修(ted)です。
主に、法人営業やマーケティングを担当しています。

仕事や役割柄、社内メンバーや
お客さまとの対話の接点が多いのですが、
ある時、社内メンバーからこんな
フィードバックをもらいました。

「tedって、いつも褒めてくださるので、
とてもモチベーションが上がります!」と。

この言葉を聞いた時、ふと感じたのです。
「もしかして、しっかりした根拠を
認識せず、無意識に褒める言動を
取ってしまっていないか……」と。

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ペリくん、ワニさん、こんにちは

みなさん、こんにちは。
ウエイクアップ・伴想人(ばんそうびと)
の「りょうちゃん」(永田亮子)です。

この春、丸36年の同一企業勤務を卒業し、
新たなスタートの記念に
卒業旅行に行ってきました。
どこの誰それという
会社組織の肩書を離れての旅のテーマは、
私自身の内なる声に耳を傾けながら、
私自身の願いにつながって過ごすこと。

今この瞬間を大切に生きる

約30年前に生まれて初めて
一人暮らしをしたアパートメントを訪れ、
リノベーションされて、まだ存続している
とわかったとき、なんだか一気に
タイムスリップしたような感覚を
覚えました。

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チクッと痛い声と心理的安全性

こんにちは、
組織変容コーチの山川広美です。

先日「成長するチームと心理的安全性」を
テーマにウェビナーを担当しました。
たくさんの方にご参加いただき、
組織の成長や心理的安全性への
関心の高さを感じる機会となりました。
*ご参加いただきました皆様
ありがとうございます。

Google社が行った
「プロジェクトアリストテレス」で
生産性の高いチームの条件に
心理的安全性が挙げられていることは
ご存じの方も多いと思います。

では、なぜ心理的安全性が生産性や
チームの成長に繋がるのでしょうか?

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ネガティブ・ケイパビリティ

ウエイクアップ・伴想人(ばんそうびと)
「まさこ」(田中雅子)です。

現代社会において我々はかつてないほど
「すばやさ」
「わかりやすさ」
「効率性」
を求められています。

クイックなソリューションを求められる
時代に重視されるのは
「ポジティブ・ケイパビリティ」、
すなわち情報を収集し分析し計画を立て
物事を処理する、問題解決能力です。

一方、最近は
「ネガティブ・ケイパビリティ」という
概念も注目されるようになりました。

枝廣淳子さん*の最新刊
(「答えを急がない勇気」~ネガティブ・
ケイパビリティのススメ~)を読んで、
考えたことを記したいと思います。
*大学院大学至善館教授、有限会社イーズ代表取締役、環境ジャーナリスト、翻訳家

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