組織開発・組織変容

Beyond Coaching:コーチングのその先へ

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ウエイクアップの久慈 洋子です。

このごろ、ウエイクアップ(の一部)でよく言われているのが、
“Beyond Coaching”という言葉です。
「コーチングの会社が、なに言ってるの?」
と思われるかもしれません。

でも、皆さんも感じておられるとおり、
コーチングというのは、1つのスキル、手段であって、
「それを使って、何をするのか? どんな世界を目指すのか?」
という問いが、とても大事ですよね。

 

私たちが指針にしている、ウエイクアップのミッションは、
こんな言葉です。
「意識の進化を呼び覚まし、
人やシステムが本来持っている可能性が拓かれた、
幸せな今と未来を創ります」

それは、まさに、コーチングという素晴らしいスキルを使って、
私たちが何をやろうとしているのか、「コーチングの先」に
私たちが何を見たいと思っているか、を示したものです。

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今年は忘年会ができないと嘆く管理職の皆様へ

こんにちは。
ウエイクアップ組織変容コーチの番野智行です。

そして、私自身がまさに「今年は忘年会ができない!」と
嘆く管理職でもあります。

注)兼業で、ウエイクアップとは別の組織の管理職もしています

今日はそんな事態をどう乗り切るかを
組織変容の観点から書いてみます。

 

一年の終わり。

賑わう居酒屋で一緒に働く同僚や部下たちと、
「いやー、今年もみんな頑張ったねー」と、頑張りを称え合う。

この時間がチームにとって、
何より自分自身にとって最高のご褒美。

「飲みニケーション」は古いと若者に言われようが、
チームの絆はそうやって強くなるんだと言いたい。

そんな人は少なくないのではないでしょうか。

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心の態度がモノを言う

ウエイクアップ組織変容コーチ・川添香です。

私の89歳になる母は福島の実家で
会計事務所を営む姉と二人暮らしです。
先日、その姉から電話がありこんなことを聞きました。
「介護施設から熱があって手が震えているって
連絡がきたのよ。急いで病院に連れて行ったけど、
いつもの〇〇医院がお休みで本当によかったわ」

この話、いろんな要素を含んでいるのですが、
その一つに〇〇医院の○○先生に、姉は
不信感をいだき始めていたという背景があります。

母は高齢なのでいろんな症状を抱えています。
〇〇医院は近所ですし、今までもいろいろ助けて
もらっていたのですが、姉が言うには、
なんだか最近の○○先生は態度が違う、
母を治そうという気持ちが感じられないというのです。
いつも通りの診療でいつも通りの処方をもらっているのにです。

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組織サーベイ後、何をするか【後編】

ウエイクアップ・リーダーズ・マガジン、
毎週木曜担当の斎藤豊です。

前回は組織サーベイ実施後に何をするか、という話でした。
(前回記事:https://wakeup-group.com/buzz/201112

後半は実例を紹介しながらいきたいと思います。


ある組織のマネジャー。
組織サーベイの結果が全社平均と比べても思わしくなく、
メンバーに率直に情報を開示しました。

メンバーとの良好な関係は築かれていたので、
みんなで何をするべきか話し合い、
出てきたアイデアをタスク化し、
どんどん実行していくことになりました。

多くのマネジャーは部下に対して、しかも思わしくない
結果を見せる事にためらいがあると思いますが、この方は
勇気を持ってそれを行い、チーム全体の事として前に進めました。
素晴らしいと思います。

ところが、

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ウエイクアップ・アワード応募締切迫る!

ウエイクアップ・アワード実行委員会の西井多栄子です。

ただいま、応募期間の真っ最中の、
第6回ウエイクアップ・アワードのお知らせです。

ウエイクアップ・アワードとは、
ウエイクアップの目指す
「意識の進化を呼び覚まし、
人やシステムが本来持っている
可能性が拓かれた幸せな今と未来を創る」
活動に取り組まれた個人、もしくは組織に敬意を表し、
それを広く周知するための賞です。

過去の受賞者の皆さんからは、

・多くの方から認知・祝福の言葉をいただき感謝の気持ちが溢れた
・これまでの振り返りや新たな決意の場となった
・社内でもより広く活動が認められ、次の展開への励みとなった
・活動を応援してくれた方への感謝を伝える良い機会となった
・外部の方からの声掛けや新たな問い合わせをいただいた
・受賞者同士の繋がりが生まれ、次の活動へと繋がった

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組織サーベイ後、何をするか【前編】

ウエイクアップ・リーダーズ・マガジン、
毎週木曜担当の斎藤豊です。

「組織サーベイの件で相談したいのですが」
という相談が最近続いています。

組織サーベイは、多くの企業で年1-2回行われ、
一番話題に上がるのは「エンゲージメント」。

人事・組織文脈でのエンゲージメントの意味は、
・愛社精神があるか
・一体感があるか
というあたりでしょうか。

(余談ですが、一昔前は従業員満足度でしたね。
こちらは居心地の良さを測定していましたので社会の変化を感じます)

さて、エンゲージメント。
これは上司の評価に直結するケースもあるので、
そういった企業ではさらに重要視されています。

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自主経営組織はどこへ行く(ウエイクアップの場合)

ウエイクアップ組織変容コーチの木村史子です。
私が、弊社組織変容コーチとして
仕事をしだしてから、1年が経ちました。

ウエイクアップというのは少し特殊な
組織だということがわかってきました。

弊社の社員はオフィススタッフのみです。
弊社や各ブランドの顔ともいえる外部にサービスを提供する
ファカルティー、コーチ、コンサルタントたちは、
一部を除き、全員が社員ではなく、それぞれが
個人事業主であったり、自分で会社を経営しており、
弊社にとってはパートナーという存在です。

ですから、「副業」という考え方も当てはまりません。
みな、当たり前のように、ウエイクアップ以外の仕事も行っています。
何が「本業」で何が「副業」なのかの区別がありません。
ある意味、自主経営組織としての最先端の姿なのでしょう。

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ウエイクアップの組織変容コーチって何するの?

ウエイクアップ組織変容コーチの木村史子です。

弊社には組織変容コーチが在籍しています。
全員が、プロコーチでもあり、
組織変容の実践家集団です。
組織内の個人ではなく、組織や
チームそのものにアプローチします。

サービスの内容は多岐にわたり、コーチングセッション、
単発のワークショップのみならず、長期のプロジェクトを
伴走させていただく機会も増えてまいりました。

最近よくあるご相談は
・部署間の協働を促したい
・心理的安全性を高めたい
・離職率を減らしたい
・新しい部署のキックオフでチームビルディングを行いたい
などざまざまです。

ご相談を受けてまず私たちが行うのは、  続きを読む

D&Iはもはや人間だけではない

ウエイクアップの久慈 洋子です。

先日、新聞でおもしろいコメントを読みました。

「多様性のある職場が重要——。
よく経営者から聞くセリフだ。
普通それは性別や年齢、国籍が
さまざまな人材が集うと、いい知恵や
力が出るという意味合いだろう。
だが、もうそれでは不十分。
AIやロボットを含めた多様性という
視点が欠かせなくなる。」
(日本経済新聞 2020年9月26日朝刊 村山 恵一氏)

また同記事で、村山氏は、ロボット会社
GROOVE Xを率いる林 要氏の言葉をこう引用しています。
林氏は「のび太とドラえもん」の関係を理想とし、
「人類の強みは、自分と異なるものと協力し問題を解決すること。
だから、ダイバーシティ(多様性)が大事だ。
いまは人間同士の範囲だが、ロボットと協力することで解決能力が増す」

たしかに、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)の
目指すところは、異なる意識のあり方、ものの見方が
交わり刺激し合って、新しいもの、新しい世界を
創り出すことだと思います。

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実りの秋とチームの隠された声

こんにちは。
ウエイクアップ組織変容コーチの山川広美です。

私はテレワークの恩恵を受けながら石川県の田園地帯で暮らしています。
春には田植え、夏はその後の成長を見守りちょうど今は稲刈りのシーズンです。
野菜のサイクルはもう少し早く夏野菜が終わった畑では、
晩秋に向けた種蒔きが始まっています。
田んぼや畑に入らない私にとっては、日々の作物が季節と共に
自然と成長しているようにも見えてしまうのですが、
実際に農業に従事する事はそんなに甘いものではありません。

稲も野菜も言葉は発しませんが、毎日水や肥料は足りているのか様子を
見ながら成長を見守っているのです。
これに加え気温や長雨や台風といった外的要素にも日々意識を向けています。
きっと皆さんも野菜やお花を育てていて、その事はよくご存じなのではないでしょうか。

さて、私の仕事である組織やチームに意識を向けた時に  続きを読む