コミュニケーション

NCRWは無責任?

ウエイクアップの池田佐佳子(さよこ)です。

いつもはCTIのコーチングコースや
企業でのコーチングコースといった
様々なプログラムのリードをしています。

今回は「NCRWと無責任の関係性」について
書いてみようと思います。

というのも、友人から
「他者にはNCRWで関われるけど、
子どもにNCRWで関わるのって、親として
無責任な感じがしないか?」と聞かれたからです。

ちなみにNCRWとは、
People are Naturally Creative, Resourceful and Whole/
人はもともと創造力と才知にあふれ、
欠けるところのない存在である」という
CTIのコーアクティブ・モデルを構成する
“4つの礎”と呼ばれるものの1つで、
人をどう見るかという人間観でもあります。

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コーアクティブは面倒くさい

ウエイクアップの上田晶子(あっちゃん)です。
CTIのコーチングコースのリードを担当しています。

コーアクティブ・コーチングを学び実践し続けて、
気がつけば、14年目を迎えました。

長くこの道を歩むほどに実感しているのは、
「コーアクティブを実践し続けることは、
途方もなく面倒くさい」ということです。

先日、企業の中でコーアクティブ・コーチングの
エッセンスをお伝えする機会を頂いた際、
最後の一言として、その瞬間にふと出てきた
言葉をそのままお伝えしました。

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テレワークと対面それぞれで得られるもの

こんにちは
ウエイクアップ組織変容コーチの山川広美です。

こちらをお読みのみなさんは、今は会社からですか?
それともテレワークでご自宅でしょうか?

ウエイクアップは元々
オフィスのメンバー以外はテレワークで、
コロナ禍以降オフィスのメンバーも含め
テレワークでの勤務がほとんどになりました。
それでも非言語の部分も含めて
しっかりコミュニケーションが取れるように
画面を表示してミーティングを開催したり、
こまめなチャットでのやり取りがあるので
課題感はあまり感じていませんでしたが、
初めて直接会うと
「あら、こんなに背の高い人だったんだ!」
などと思うことも…

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人は分かり合えない

ウエイクアップの橋本博季(はっしー)です。

CTIでのコーチ育成や組織開発などの仕事を
10年以上する中でさまざまなクライアントや
組織と関わってきました。
その経験から一つわかったことがあります。
それは「人は分かり合えない」ということです。

この話をすると多くの人に驚かれます。
きっと「人は分かり合える」
という前提に基づいて、コーチングや
組織開発のような取り組みをしている方が
多いのだと思います。

僕も以前は「人は分かり合える」という
前提に立っていたかもしれません。
たださまざまな経験をする中で
「人は分かり合えない」
という前提に立つことがとても大事だと
体験的に確信するようになってきました。

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半期振り返りの1on1

ウエイクアップの平田淳二です。

そろそろ半期を振り返るための面談や
1on1を行う企業は多いのではないでしょうか。

ウエイクアップでも、半期振り返りの
面談を、ウエイクアップに所属する
社員とメンバー全員に行っています。

私はそのメンバー全員との面談に参加
していますので、正直、時間はかなり
とられています。

ですが、一人ひとりの本音の声を
聴く機会ですので、その時間は
ウエイクアップにとっても最も重要な
時間だと思って取り組んでいます。

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対話という名の闘争、そして逃走

ウエイクアップの山田希です。

5月だったか6月だったか、
とあるミーティングで私は、
「私は家でゴ●●●とも対話している。
 対話をしたら出てこなくなった。
 彼らは話を聴いてくれるのだ」
とやや自慢げに話をしました。

ところが
確かその話をした舌の根も乾かぬうち、
6月末の猛暑のころ、
黒い彼らが現れたのでありました。
しかも3匹も立て続けに。

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クライアント体験

ウエイクアップの平田淳二です。

先日twitterで、コーチングを学ぼうと
思った理由を聞いてみました。

みなさん、さまざまな思いや何かを
変化させたいと思って、学びにきている
ことがわかりましたが、特に目立ったのは
コーチングを受けた体験から、自分も
コーチングをしてみたいと思った
人が
多かったことです。

私が受講していた18年前は、クライアント
体験から学ぼうと思っている人は、
わずかしかいませんでした。

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成長するチームと心理的安全性

ウエイクアップ組織変容コーチの山川広美です。

高校生の頃、とても怖い英語のI先生がいらっしゃいました。
どんな風に怖いかは書きませんが、1980年代の話なので
今ではそんな先生はいらっしゃらないと思います。
みなさんが高校生の頃もそんな先生いらっしゃいませんでしたか?

その英語の授業はみんな必ず宿題はしてきていたし、
とても集中して学んでいましたが、
劇的に英語の成績が上がったかというと
そうでもなく逆に英語が嫌いになった友人もたくさんいました。

私はというとその授業がきっかけだったかはわかりませんが
すっかり英語に興味が湧かなくなってしまい、英語が苦手教科に。
※あ、先生のせいにしてはいけませんね。
私が「心理的安全性」と聞くと、ふと思い出す体験です。

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完了の時間を持つことについて

ウエイクアップの池田佐佳子(さよこ)です。

いつもはCTIのコーチングコースや
企業でのコーチングコースといった
様々なプログラムのリードをしています。

今回はCTIが大事にしている価値観の一つ
である「完了/completion」について
書いてみようと思います。

CTIの提供するプログラムでは、最終日の最後は
「完了の時間」というものを必ず設けて、
そのプログラムに参加された方全員が
「完了の言葉」を言葉にすることになっています。

「完了の時間」というと仰々しい感じですが、
ここまでやってきて今思うこと、感想を
言葉にする時間です。

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業務進捗確認から未来志向に向かう1on1の進め方

ウエイクアップの平田淳二です。

仕事で1on1をする機会が増えてきたという
声をよく聞くようになってきましたが、
どのように進めたらいいか困っている声も
よく聞きます。

「1on1は部下にとって重要な話をする機会で、
キャリアや成長につながる話をする機会
とわかってはいますが、できません。
どうしても業務進捗確認になってしまう。」

「特にオンラインで仕事をしているので、
業務進捗確認やアドバイスをすることも必要になります。
どうしたらいいのでしょうか。」

といった質問をされる機会が増えてきました。

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