研究・開発

50年前の日本人の「幸せ」

ウエイクアップの久慈洋子です。

たまたま、ちょうど50年前の「暮しの手帖」を読んでいたら、
「幸せとはなんでしょうか」という特集が目に入りました。
(「暮しの手帖」第2世紀 第4号 1970年早春)

(ウチには、「暮しの手帖」が創刊号あたりから、
数十年分あるのです。
余談ですが、70年代、80年代の「手帖」は、
今読んでも、すごくおもしろいですね。
世の中を切り取る視点の鋭さとか、
商品テストとか、執筆陣も当代一流の人ばかりだし…。
ちなみに、この号には「手帖」の社員募集の欄もあって、
そこには「30才以上の女性に限ります」と書いてありました)

この特集は、「あなたにとって<幸せ>とはなんでしょうか」
という問いに答えて、読者1362人が、それぞれ
「自分の幸せ」について書いて応募した中から、
19編が選ばれて掲載されたものです。

50年前ですから、書いておられるのは、皆さんの祖父母、ひょっとしたら
曾祖父母の代の方々かもしれません。
そのころ働き盛りであった日本人は、どんなことを「幸せ」と
思っていたのでしょうか。

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Go To カンボジア

ウエイクアップの小西勝巳です。

「カンボジアのNPOをオンラインで訪問できそうだ!」

ウエイクアップとして今年度取り組んでいる活動の一つ、
SDGsのプロジェクトで、先日交わされた会話の一部です。

このプロジェクトでは、企業の皆様と社会課題の現場を
つなぐことを重視しています。
参加者の皆さんが社会課題の現場の中で自社の存在意義・
パーパスや個人の価値観・使命感を改めて問い直し、
その中から新事業の種をつかんでいただいたり、
そこに参加する複数の企業が協働しての創発が起きる、
そんな場づくりをしたいという想いでメンバーと対話を重ねています。

そのためのきっかけとして、私たちが大事にしているのが、
社会課題についての学びの旅/ラーニングジャーニーです。

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D&Iはもはや人間だけではない

ウエイクアップの久慈 洋子です。

先日、新聞でおもしろいコメントを読みました。

「多様性のある職場が重要——。
よく経営者から聞くセリフだ。
普通それは性別や年齢、国籍が
さまざまな人材が集うと、いい知恵や
力が出るという意味合いだろう。
だが、もうそれでは不十分。
AIやロボットを含めた多様性という
視点が欠かせなくなる。」
(日本経済新聞 2020年9月26日朝刊 村山 恵一氏)

また同記事で、村山氏は、ロボット会社
GROOVE Xを率いる林 要氏の言葉をこう引用しています。
林氏は「のび太とドラえもん」の関係を理想とし、
「人類の強みは、自分と異なるものと協力し問題を解決すること。
だから、ダイバーシティ(多様性)が大事だ。
いまは人間同士の範囲だが、ロボットと協力することで解決能力が増す」

たしかに、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)の
目指すところは、異なる意識のあり方、ものの見方が
交わり刺激し合って、新しいもの、新しい世界を
創り出すことだと思います。

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ノックアウトinブータン

ウエイクアップの島村仗志です。

今週のGeorge’s Approachは、
「事業の持続可能性=経営の目的」です。
https://youtu.be/Wa50CodM7_k

今日のメルマガでは、経営の目的を
問い続けてきた私にとって
忘れられない記憶を1つ、共有させてください。

みんなで幸せでい続ける経営研究会
https://shiawaseken.jp/)のキックオフを
2か月後に控えた2016年8月、私はブータンにいました。

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ウエイクアップ・アワードの応募受付が始まります!

ウエイクアップ・アワード実行委員会の久慈洋子です。
今年も、ウエイクアップ・アワードの
ご応募受付の時期がやってきました。

ウエイクアップ・アワードとは、
ウエイクアップの目指す
「意識の進化を呼び覚まし、人やシステムが本来
持っている可能性が拓かれた幸せな今と未来を創る」
活動に取り組まれた個人、もしくは組織に敬意を表し、
それを広く周知するための賞です。

2015年に始まったこの賞も、早いもので、今年度で第6回となります。
うれしいことに、年を追うごとに、
楽しみにしてくださる方々が増えてきました。

過去の受賞者の皆さんからは、

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