ウエイクアップの平田淳二です。
最近オープンAIのChatGPTが話題に
なっています。
また、コーチングはAIに取って代わられる
のかといった話題は、コーチング業界で
よく話されます。
しかし、コーチングをAIで行うことは、
人間のコーチと比べていくつかの難しい
ポイントがあります。
1. 個人特有のニーズや問題を把握することが難しい
人間のコーチは、相手の話し方や表情
などを見て、その人の気持ちやニーズを
把握することができますが、AIは
このような面からの把握ができません。
また、個人のライフスタイルや環境なども
反映されないことがあり、適切な関わりが
できない可能性があります。
2. 感情的な支援の提供が困難
コーチは相手の感情やトラブルに寄り添い
サポートすることができますが、AIは
この機能を持つことはできません。
相手の気持ちを理解し、支援することは、
コーチングの中で重要な役割の一つですが、
AIはこのような支援を提供することが
できません。
3. コーチとクライアントの信頼関係の形成が困難
コーチとクライアントの関係は、
信頼関係を構築することが大切ですが、
AIとはこのような関係を形成することは
難しいと考えられます。
人間のコーチは相手との
コミュニケーションを通じて、
信頼関係を築きますが、AIはこのような
コミュニケーションを行うことができません。
以上のようなポイントから、コーチングを
AIで行うことは、人間のコーチと比べて
難しいと考えられます。
しかし、AIはデータ分析などの技術を活用
することで、コーチングを補完する役割を
果たすことができます。
さて、AIでコーチングが難しいという
3つのポイントは、いかがだったでしょうか。
実は、この
「AIでコーチングが難しいポイント」
はAIに書いてもらったものです。
「コーチングをAIで行うことの難しさ」
と送信すると、上記のような文章がでてきました。
また、ChatGPTでは、この文章は固定ではなく、
送信するたびに変わるようになっています。
プロのコーチから見ても、このAIが生成
した内容は非常に妥当だと思われます。
情報提供型のメディア(メルマガや
Twitter、書籍など)も、近い将来には
AIによって置き換えられる可能性が強い
と感じました。
未来のコーチングも、AI技術の進歩により
変化していくことでしょう。たぶん
本格的なコーチングじゃないのなら、
AIでもコーチングはできるでしょう。
しかし、未来のコーチングを考える際は、
本質的なコーチング(例えばCo-Active
コーチングのようなもの)とAIコーチングの
対立構造で考えるのではなく、
本質的な要素を核とし、他の要素をAIが
サポートするシナジーを探求することが
重要なのではないかと思います。