ターニング・ゾーン考

ターニングポイント・イメージ

ウエイクアップの伴想人プロジェクト
メンバーのはまチャン(濵田豊作)です。

私たちは「あれがターニング・ポイント
(T/P)だったなぁ…」と思われる場面を
何回かは経験してますよね。でも、
『過去を振り返って、あの時点』が常ですね。

一方、
「ひょっとしたら、今、人生の変わり目にいるかも?」
とかを感じたことがありませんか?
例えば、
「この取引先を担当するという事は…」とか
「この上司の下ならば…」とかです。

このように時間的にも空間的にもスペースが
ある場合を「ターニング・ゾーン(T/Z)」
と(勝手に)名付けています。
(少し長い目では、ポイントかもしれませんが…)

私は一つの会社で40数年働いてきました。
「転社」というT/Pはありませんが、
「社内転職・転地(異動)」や「出来事」
などのT/Pは結構ありました。
その内の一つに、上司と衝突して、
仕事と情報を徹底的に干されるという
とても悔しいT/Pがありました。

これを今振り返ると、少なからず、私に
慢心・過信が発生したというT/Z入りが
「事後的に検証!」されます。
「過去の過ちを後悔する人はいるが、
現在していることの過ちを改めるものは少ない」
という先賢の言葉が今更ながら身に沁みます。

他方、ある新たなプロジェクトを任されたときの
ワクワク感は「T/Pくるかも♡♡…」の
予感(T/Z入り)であり、その予感通り
結構bigなT/Pを迎えました。

そこで、「どうすればT/Z入りを感じられるのか?」
についてですが、これは極めて手強いテーマなので、
軟弱ながら、「T/Pはホントに突然来るのか?」
に乗り換えます。
自分の経験や他の方々のライフラインチャートを
しげしげと眺めると、突然系のT/Pは
極めて稀みたいです。
但し、「もらい事故・出来事」のような
他律的引き金の突然系があるのは事実です。

大胆に言うと、他律系を除くと、
T/Pが顕在化する前に自分自身が
(意識的かどうかは別にして)
何らかの伏線や補助線を引いているように思えます。
そう、T/Z作りです。
伏線や補助線とは、(良くも悪しくも)
心構えや態度や学習のactionと思います。
そして、それが(良くも悪しくも)
クッキリと顕在化するポイントを
ターニング・ポイントと呼んでいるのかもしれません。
そうならば、突然の昇格・左遷はないし、
突然の転社・転職はないし、
勿論、突然のゴルフ上達もないです。

T/Pは自分で創り出せるものと信じて日々
努めていくことにより(但し、大望を抱かず)、
意外と「来たよ!」になるかもしれません。

T/Pは「転換点」と訳されますが、
私には「節」「節目」の方がピンときます。

竹を思い浮かべてみましょう。
「節」と「節」の間は成長したことの証です。
自らの成長が無いと次の「節」は出現しません。
その文脈で言うと、他律的な(悲しい)
T/P=節目でさえも次の節目に向かっての
positiveな成長の発射台かもしれないし、
そうすべきであり、シンドイけれど
そう出来ると思います。

ところで、「節」は深みのある、味のある
言葉と思います。「節度」「節操」「節制」
「礼節」「晩節」「季節」、などなど。

ということで、以上が今回の「迷走研究」ですが、
さて、皆さま方におかれては如何でしょう?

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