ウエイクアップ組織変容コーチの木村史子です。
最近、コーチ同士でダイエットチームを作ってみる
というおもしろい取り組みを試しています。
どんな取り組みかというと、
- LINEでグループをつくる
- 最初に目標を宣言する
- 食べたものの写真(またはその記録スクショなど)をその日中にLINEする
- 毎日体重をLINEで報告する
というものです。
8月にスタートして9月末まで!と取り組んだところ、
かなり効果が高く、モチベーションが途切れない
仕組みになっていることをみんなが実感しています。
今のところ5人全員がこのチームの継続を希望していて、
誰も脱落せず、5人チームの取り組みが続いています。
コーチ同士で何かに取り組むと上手くいく
その理由と、コミュニケーションの特徴について考えてみました。
① 励ましたり、褒めたりする
誰かがいつもより運動したり、目標に近づいたり、
間食を我慢できたりした報告をした時に、みんなが一斉に褒めてくれます。
行動について褒めるだけではなく、それができたその人の人柄に注目して
褒めてくれるんです。そこがポイント。
② 正直さ、率直さがある
いつもより食べてしまった時、体重が増えてしまった時、
ちょっと報告しにくかったり、します。
「カッコ悪いな」とか「ダメ出しされちゃうかな」って思ったりします。
でもこのチームのすごいところは、
それさえ学びや知恵に変えてしまうところ。
失敗や起きてしまった過去のことを責めるのではなく、
「そういうことあるよね」と受け止めてくれた上で、
「私はこんなふうに工夫してるよ」って自分の体験や知識ををシェアしたり、
「次はこんなふうにしてみたら?」と未来志向のコメントが続きます。
そして、それは決して「正しさ」を押し付けるのではなく、
これからどんなやり方をするのかはあくまで本人が決めること。
「自分で決めること」が一番続くし効果的だ
ということを知っているから
こういうコミュニケーションになるのだな、と思います。
そして、正直で率直な関係性をお互いに創り続けることが成果を生むことを
私たちが知っているからだと思います。
③ 気持ちに寄り添う
ダイエットが上手くいかずに、落ち込んでいるメンバーがいると、
みんなが寄ってたかってその気持ちに寄り添っています。
無理やり励ますのではなく、ただともにいることを伝えて、
その人が自分で復活してくるのを待っている感じ。
人には自分で自分を良くする力と可能性が備わっていることを
知っているからだな、と思うのです。
私たちのチームで起きているコミュニケーションを振り返ってみると、
やはりコーチングを学んでいる人のコミュニケーションは
特徴的なのかもしれないなぁ、と感じました。
コーアクティブ・コーチングはライフスキルとして
本当に役立っているなと実感するチームなのです。
コーチングはもちろん組織やチームを良くすることにも使えます。
組織内でより良いチームづくりをしたい方は、
ぜひウエイクアップの組織変容コーチにご相談ください。