2018年 2月 の投稿一覧

米津玄師とコーアクティブ・コーチング

3月のライオンの主題歌になった頃ぐらいから米津玄師さんにはまっていまして、今もアンナチュラルの主題歌「Lemon」を聴きながらメルマガを書いています。

米津玄師さんは、昨年の「打上花火」ぐらいから一気に人気が爆発したので、知っている人も多いと思います。

彼の歌は、メロディーも素晴らしいのですが、歌詞がいいのです。歌詞が心に染みます。

しかし、歌詞の深さは感じるけど、自分の理解力不足かもしれませんが、意味がよくわからない歌詞が多いんです。

今、聴いている「Lemon」も、なんとなくお別れの歌というのは、わかるんですが、場面設定とかは、よくわからないです。

また、代表曲の「アイネクライネ」にいたっては、場面設定や、意味が全くわかりません。

彼の歌の良さをうまく人に説明できない。でも、心に染みて、惹かれるんです。

まるで、CTIのコーアクティブ・コーチングみたいです。(笑)

私は、CTIの説明会をよく担当していますが、いまだに説明会で、このコーアクティブ・コーチングの価値を、完全には説明できている気がしません。

・あなたにとって、こんなメリットがあるんです。
・こういう使い方が仕事で役立ちます。
・こんな苦労が解消されます。
・国際コーチ連盟の資格の取り方 など

上記のようなことは、明確にお伝えできるのですが、コーアクティブ・コーチングの奥深さについてはしっかりと説明できていない気がします。

私がCTIの基礎コースを受講したのは2004年のことでした。

当時、コンサルタントをしていた私が、コーチングを学んだきっかけは、会社の先輩からのすすめと、仕事におけるコミュニケーション力向上でした。

CTIを選んだ理由は、しっかり学べば国際コーチ連盟の資格も取れること、と価格です。

その基礎コースでどんなことをしたのかというと、主には、
・傾聴のトレーニング
・コーチングのスキルのトレーニング
・協働関係の作り方
・コーチングの進め方
・コーチのあり方
などを、学びましたが、一番の驚きは、2.5日間しか学んでいない、初心者のコーチングでも、人の意識や行動に変化が起きることを体験したことでした。

「人の意識や行動の変化を起こすことの再現性をより高めて、どのような人にでもできるようになりたい」

と思ったのが、その後の応用コースを学ぼうと思った理由でした。

結局、上級コースまでいってCPCCのプロコーチ資格をとるぐらいで、「人の意識や行動の変化を起こすことの再現性をより高めて、どのような人にでもできるようになりたい」という最初に抱いていた思いが、実現に近づいた気がします。

しかし、本当にそんな思いで、コーチングを学んでいたのかと考えると、何か違う気がします。

それこそコーチングを学ぶ過程で生まれてきた「志」や「人生の目的」のようなものが、自分を突き動かしていた気がします。

だから、説明しにくいんです。

でも、良いものなので、米津玄師さんと同様にご紹介します。

3月30日~4月1日は年度が終わり、そして、新しい年度が始まる日です。

その日に、CTIの基礎コースを経験することは、新しいスタートが始まる最良の日かもしれません。

きっと、「コーチングスキル」と、言葉で説明しにくい「何か」を手にいれることができるはずです。
↓↓
http://wakeup-magazine.com/l/m/vG4gMO4fBk5Mpr

「ビジョナリーなリーダー」と「独善的なリーダー」の紙一重の差

とある仕事場でのお話。

同じような能力を持った二人のリーダー。同じようにチームが向かう方向を指し示し、力強く組織を引っ張っていこうとします。

一方のリーダーは、語るビジョンが部下にしっかりと伝わり、それに基づき部下自身もしっかりと考え、チーム一丸となって大きなパフォーマンスを発揮することができました。

もう一方のリーダーは、方向性を指し示し、力強く業務を推進しようとするものの

部下からは操作的で独善的なリーダーだと見られてしまいました。

また、別の場面にて。

同じような能力を持った二人のリーダー。
同じように、部下の成長を願い、良いチームワークの元で、部下の力の発揮を志向していきます。

結果として、一方のリーダーは、暖かくもメリハリのついた関わりの中で、安心してチャレンジができる環境を作り、

もう一方のリーダーは、なんとなく馴れ合いの「ぬるま湯」なチームを作ってしまいました。

この二つの場面。

同じようにチームの方向性を示し、同じようにチームワークを作ろうとするそれぞれのリーダー二人。

同じような行動をしていても部下への伝わり方が異なり、

チームとしてのパフォーマンス、リーダーシップの生産性は大きく異なってしまっていました。

————

さて、今お話ししたような景色、心当たりはありますでしょうか?

私たちすべての人の心には、ついつい反射的に押されてしまうスイッチのような「心のクセ」が存在しています。

無意識的にこれが押されてしまうと、私たちはいつの間にか平常心を失い、頑張っても空回りしてしまい、

よかれと思ってやっているのに停滞してしまう、という結果になってしまいます。

上のお話のように、同じ行動をしていても、リーダーの影響力とその結果が異なってくるのは、知らぬ間に押されている「心のクセ」が大きな原因となっています。

「心のクセ発見道場」では、ついつい私たちの生産性を下げてしまうこの「心のクセ」について

参加者の皆さんと一緒にステップバイステップで読み解いていきます。

皆さまのご参加をお待ちしています。

★心のクセ発見道場
2月22日(木)19時~21時30分
ご案内、お申込みはこちらから
↓↓
http://wakeup-magazine.com/l/m/M8ULG1quZr4TRf

速報!ウエイクアップ・アワード

2月14日にウエイクアップ・アワードが開催されました。

今回は12組の受賞者のインタビューやプレゼンテーションを観させていただきました。

<受賞者の皆様>
・三菱鉛筆株式会社 人事部門
・丸山まゆみ様(中外製薬株式会社)
・株式会社クレディセゾン 武田雅子様 篠崎良光様 山﨑高志様
・一般社団法人日本だじゃれ活用協会 鈴木英智佳様
・山田 夏子様
・雨森 希紀様
・社会福祉法人江東園 特養サービス課
・NEC社会価値創造塾
・NPO法人 アスイク
・チーム コミュニケーション・カフェ
・物産ロジスティクスソリューションズ株式会社 Project Kメンバー
黒田俊介様
・園延昌志様(医療法人社団SDC)

授賞式では、数多くの印象的なシーンがあり、個人的には、自分がコーチングのコースをリードさせてもらった方たちのプレゼンテーションでは、親心で、ドキドキしながら観させていただきました。

そして、すべてが素晴らしかったのですが、個人的に印象に残った言葉があります。

それは最後に登場した中外製薬の丸山さんの言葉です。

「会社に行くのが楽しみ」

日曜日には、サザエさんを見ながら、「明日から仕事か。。。」ではなく

「来週は何をしよう」

と、会社に行くのが楽しみで仕方がない、

そのあり方から様々な活動を会社で実践してきたという話です。

本当に興味深い話で、どのような活動を実践したかも、もちろんですが、どうやってそんな心境で仕事ができるのかに興味が注がれました。

受賞者の方のプレゼンテーションは近日中に公開できるようにしたいと思っています。(しばし、お待ちください)

それだけだと申し訳ないので、今回会社の変革に取り組んだ、受賞者の多くの方から出た言葉をご紹介します。

それは、「NCRW」と「システムコーチング」です。

NCRWはコーアクティブ・コーチングの礎の「人はもともと創造力と才知にあふれ、欠けるところのない存在である」を意味する言葉であり、人をどのように見るかの人間観のようなものであります。
http://wakeup-magazine.com/l/m/b4f1hrQnKiznp0

システムコーチングは「理論教育、エクササイズ、対話」を通して「別々の個性や強みを持った個々人」が、「一度にチームとして成長」していく為の支援をする、「当事者全体」の「関係性そのもの」に直接働きかける、コーチングです。
http://wakeup-magazine.com/l/m/Bjmm31DnaasGhZ

NCRWとシステムコーチングは、会社変革や、個人の活動に向けて重要な概念になります。

株式会社ウエイクアップも、自社内でNCRWやシステムコーチングを活用していますので、その内容も近日中にご紹介したいと思います。

今回は、速報としてウエイクアップ・アワードをご紹介させていただきました。