2017年 9月 の投稿一覧

急にパソコンの調子が悪くなって。。。

こんにちは。ウエイクアップのエグゼクティブコーチ兼企業担当責任者の斎藤豊です。

「急にパソコンの調子が悪くなって。。。」

同僚Mの言葉ですが、思い当たる方も多いのではないでしょうか?

現代のビジネスパーソンにとってITスキルは欠かせません。
と言うこと自体古いのですが、まだまだ”ITに使われている”人も多いのも事実。

実はワタクシ、以前は人工衛星開発も手がけるなど、元バリバリのエンジニア。

生産性や効率を考えたとき、ITとはお友達になっている必要がありますので、今回は”超”私見でIT達人へのヒントをお伝えします。

1.パソコンは常にキレイに
2.スマホ以外はあり得ない
3.紙さま、さようなら

1.パソコンは常にキレイに
「え?」と思われた方も多いかもしれません。しかしこれまで多くのIT相談に乗ってきた経験では、トラブルが起きる人ほどパソコンが汚い。

キーボードは手垢とホコリだらけ。外面は指紋だらけで、筐体には傷。さらにデスクトップにはファイルがいっぱい。

「神さまが入っている玄関はキレイに」と昔教わりましたよね。今やパソコンはコミュニケーションの玄関です。

思い当たる方は今すぐウエットティッシュでパソコンを拭き清め、デスクトップは「空に(何も無い状態)」にしましょう。日々目にするデスクトップ。デスクトップの乱れは心の乱れです。

2.スマホ以外はあり得ない
敢えて言い切ります。ビジネスを考えるならスマホしかあり得ません(今のところ)。

それでも「いや、自分はいいんだよ」というあなた。

あなたは良いかもしれませんが、周りの人たちはそうは言っていないかもしれません。

一駅電車に乗れば返せるメールは数通=その数だけ助かる人が数人います。

残念ながら年齢を重ねると共にボトルネックになりがちです(笑)。

スマホ達人になりましょう。スマホを持つは自分のためならず。

3.紙さま、さようなら
打合せや待ち合わせに紙を持って行っているあなた。気持ちは分かります。

でもその紙、役に立つ時間はわずかな時間で、あとはゴミ。せいぜい裏紙ですよね。

「紙にしないと不安で」という声もありますが、それは慣れ親しんだ世界に居続けようとする声です。

まずは手元にある資料を「全て」電子化しましょう。高性能なスキャナも今時数万円で買えます。OCR機能で検索できるようにしておけば、光速に近い早さで検索してくれます。

「いつか見るかもしれない」と言って何年も持っている資料も、捨てるに捨てられない年賀状も、スキャンして「紙さま、ありがとう」と感謝してキレイさっぱり捨てましょう。

スケジュール管理も、紙の手帳とはさよならしましょう。ビジネスを考えるとオンラインしかあり得ません。

いかがでしたか? 僕自身は日々IT環境を進化させ、例え今日Macが故障したとしても、すぐに同じ環境が再現できる環境を構築しています。

決して難しいことではないので、機会があればまたメルマガで書いてみたいと思います。

おまけ1ーSkypeをする時に、毎回インストールから始めている同僚H。不憫に思えて仕方ありませんでした。

おまけ2ーExcelに数字を入れて、その脇で電卓で計算して結果を入力している友人A。かける言葉が見つかりませんでした。

おまけ3ー「iPhoneが遅い」と言う同僚Y。通信設定を見てみたらLTEがOFFで3G通信
してました。「なんでこうしてるの?」と聞くと「え?何のこと?」という返事。

このおまけ3を読んで「え?何のこと?」と思ったあなたも予備軍かも(^^;

コーチングでパワハラは矯正できますか?

ウエイクアップの斎藤豊です。

「コーチングでパワハラは矯正できますか?」
という相談は以前からありましたが、このところ増えていることを実感しています。

このようなお問い合わせに対する第一のお答えは「本人の意思によります」。

なぜなら、無意識にパワハラ的コミュニケーションを取っている場合もあれば、意識的に行っている場合もあり、それをどう自覚しているかが最も重要だからです。

つまり大事なのは「今の状態を善しとせず、変えていきたいという気持ちがあるかどうか」です。

宮崎に住むプロコーチ、Mちゃんの言葉を借りれば「湿った木には火は点かん」です。

さて、なぜパワハラ的なコミュニケーションになってしまうのでしょうか?

私見ですが、一つの仮説は「優しさと責任感の強さ」なのではないかと思います。
会社から(上司から)期待をされている。その期待には応えたい。
かと言って自分一人でできる仕事では無い。
かつ、期限も限られている。納期は常に厳しい。
睡眠時間はどんどん削られていく。
キツイ、帰れない、気が休まらない。
想定していない問題も起きる。
体調を崩して戦線離脱していく部下も出てくる(「いいよな、あいつらは逃れられて」)。
さらに時間がなくなる。
追い込まれる。
・・・
「なんで出来ないんだ!」
「お前ら死ぬ気でがんばれ!」
「この能無し!!」

最後の三行だけを見ると、いたたまれない気持ちになりますし、職場で決して出てはならない言葉に違いありません。

それでも、言う側にはその言葉を発するまでのプロセスがあるのではないかと思います。

これが顕著に起きるのは大企業。まず、はじめに組合員を部下に持つファーストラインの管理職です。

そこから上は会社からの期待も大きい分、パワハラのインパクトも大きくなる一方です。

そんな方々には元々「会社の成長に貢献したい」という思いがあったのではないでしょうか。

ただし、もしかすると
「出来ないヤツと思われたらおしまいだ」
「出世するためには成果を出し続けなければいけない」
「周囲の奴らはみんなバカだ。俺が言わないと何もできない」
という見方になってしまっている可能性もあります。

コーチングでパワハラを”矯正”することはできません。
しかしこれまでいくつものご相談に応じてきて、ある程度型が見えつつあります。

関心のある方はご相談ください。

おまけ1:福島県天栄村での無農薬米作りをさせて頂いて3年目になります。先日稲刈りに行ってきました。自分たちがやっているのは年間数日とは言え、新米を食べる喜びはたまりません。
農家の方々と触れ合っていて学ぶのは、謙虚さと変化を受け入れる姿勢。聞くと「お天道様には敵わないからね」と一言。学ぶこと多し。パワハラ矯正にもいいかも!?

おまけ2:さらに、9月から神奈川県葉山にある「森と畑の学校」に通い始めました。1年間畑を学ぶのですが初回は畑作りから。何を植えたいかは参加者の自由と聞いて、僕が植えたのは、タイ料理に使える野菜ばかり。自分で作った無農薬野菜でタイ料理。妄想が止まりません。

人生に必要なことはバイトから学んだ

ウエイクアップで法人部門責任者兼エグゼクティブコーチの斎藤豊です。

暑かったような涼しかったような夏が終わろうとしていますが、特にサービス業において気持ちの良いサービスを受けると嬉しく、そうでないサービスを受けると残念もしくは怒りの気持ちが湧きますよね。

今年のある夏の日のことです。

つい最近始めたゴルフの練習の帰りに、朝食を食べにあるリゾート地のデニーズに行きました。

「いらっしゃいませ、デニーズへようこそ!」

実は私、学生時代ずっとデニースでバイトをしていました。

それだけに懐かしい一声で、男性店員が迎えてくれます。それも素晴らしい笑顔で。

席まで案内してくれて、注文もスムーズなことに加えて、常に笑顔。

さらに言葉の一つひとつに心がこもっています。

料理を運んで来るときも
「ベーコンにはお醤油でしょうか。こちらに置きますね」
とさりげない一言。

会計時も
「お味はいかがでしたでしょうか?」
「良い一日をお過ごしください」
と、まさに完璧。非常に気持ち良いサービスでした。

振り返って「自分は普段お目にかかる方々に心から接しているだろうか?」と思い返しました。。。

答えは、、、出来ているとは言い難い、です。

身近な人にこそぶっきらぼうなコミュニケーションをすることがありますし、お客さまにも礼を欠いているのでは、とあれこれ思いつきます。

ただ、、、悪気は無いのです。

全くもって悪気は無いのですが、意図しない言動を無意識のうちに行ってしまい、振り返ってみると、反省することが思い当たる。。。

これ、無意識の反応・行動であるがゆえに難しいんですよね。。。

ウエイクアップで伝えているTLC(The Leadership Circle)で言うところの「リアクティブ」な行動パターンです。

さて、どうすればクリエイティブなリーダーシップの発揮につながるか。

デニーズ時代の学びを活かすとすると、
”You are on stage”
(不思議なことに、バイト研修ビデオの一言が今でも頭に残っています)。

「制服に着替えたら、ステージ上にいると思いなさい。みんながあなたを見ています」
ということでしょうか。

「どんな意図を持ってそこに立つか」
「相手にどんな印象(インパクト)を持って欲しいか」

さぁみなさん。自分がステージにいるとしたら、今日接する相手にどんな気持ちになって欲しいですか?

おまけ1:デニーズでは一貫してキッチン担当でした。間違いなく今の自分を形成した経験でした。小さな名誉ですが、当時エリア内キッチンコンテスト2位。1位の人は全国1位になったので、自称全国2位です(笑)。

おまけ2:最近、デニーズにドリンクはドリンクバーになったようですね。「コーヒーカップの底を見せないサービス(お代わりいかがですか?)」世代には、なんとも寂しい時の流れです。