ウエイクアップWebサイトをご覧になって頂いているみなさま
平成28年8月29日(月)に、弊社Webサイトがリニューアルいたしました。
今後もお引き立てをよろしくお願いいたします。
株式会社ウエイクアップ
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株式会社ウエイクアップ
経営者は日々何を考えていると思いますか?
売上のことでしょうか?
社員のことでしょうか?
それとも、お客様のことでしょうか?
社長島村剛がリーダーとして、普段どんなことを考えているか
「何がリーダーを磨くのか?」
をぜひご覧ください。
株式会社ウエイクアップ
代表取締役 島村剛
「何がリーダーを磨くのか?」
以前、このメールマガジンに江戸時代の会津藩に伝承された「家訓」について書いたことがきっかけで、会津藩士の末裔の方との有難いご縁をいただきました。
この夏、会津藩が斗南(となみ)藩とその名を変えて移転した青森県にその方を訪ね、時の過ぎるのも忘れて、幕末から明治維新という激動の時代を生きた会津の、そして斗南 の人々の物語をじっくりと伺うことができました。
私にとって、それはたいへん幸せな時間でした。
数多くの貴重な現物資料と共に、生々しい物語を、それを直接の体験として伝承してきた方から話して聞かせていただくことは、本から学ぶプロセスとはまったく次元の違う迫力があります。
住み慣れた会津27万石から厳しい自然環境に晒される本州最北端の地、斗南3万石に移り住むことになった1万7千の人々。
彼らのその物語を想うとき、1人の人間としては抗いようのない歴史の意図や社会の不条理に無力感を覚えるのは、私だけではないと思います。
そして同時に、その人々が直面した逆境と、それでも皆で生き抜くことを諦めないリーダーたちの生きざまに触れて、1つの問いが胸に去来しました。
それは、
「何がリーダーを磨くのか?」
という問いです。
あなたなら、この問いに何と答えますか。
全ての英雄伝説、そして神話のシナリオは、逆境から始まります。斗南の人々も、この上ない逆境にその身を晒すことになりました。
人間は弱い存在です。
被害者意識と共にその逆境に流されていくことは、とても自然なことのように感じます。
もし私が当時の斗南藩に身を置く存在だったら、被害者として、自らの不運と無念を嘆き、未来に絶望していた可能性が高いです。
それでも、人間は、ただ弱い存在だけでは終わりません。
厳しい逆境の中で、斗南藩にリーダーが生まれ、そして磨かれていきました。
自分のためだけでなく、自分を含めた1万7千人の人々の生活が成り立つように藩を再生し、それを経営し続けること。
そのことを志し、力を合せたリーダーたちが、そのとき、確かにそこにいたのです。
逆境を嘆くことなく、自分も含めたより大きなもののために自分を使い続ける強さ。
そしてそれを支え合い励まし合う仲間たちの存在。
こうした要素が相まってリーダーは磨かれる、と私は思います。
こうして、斗南の地で激動の時代を生きたリーダーたちに想いを馳せた上で、今の自分についても考えてみました。
確かに、経営の役割を担うことは、日々思うようにならないことの連続です。
それでも、衣食足りて、生きがいと感じる仕事があって、共に力を合せる仲間たちが私にはいます。
そして何より、今、自分を取り巻く環境を逆境と呼んでしまったら、斗南藩の人たちに笑われてしまいます。
自分を含めた、より大きなもののために自分を使い続ける強さ。
この強さを身につけ続けることが、自分の中のリーダーを磨いていくこと。
これは一種の筋力トレーニングのようなものかもしれません。
この夏の有難いご縁に感謝しつつ、日々、このトレーニングに励んでいこうと想います。
編集後記
リーダーのトレーニングといえばリーダーシッププログラムですね。日程発表されました!こちらから確認ください。
http://my66p.com/l/m/
※このメールマガジンは、転送を歓迎致します。ご同僚やご友人など、興味をお持ちの方へ自由に転送してください。
株式会社ウエイクアップ
ウエイクアップ・リーダーズ・マガジン編集部
編集長 平田 淳二
ウエイクアップリーダーズマガジン編集長の平田淳二です。
我々が、リーダーのあり方を示したとき、周りの人たちにどんな影響をあたえるのでしょうか?
今回は「コーアクティブ・リーダーシップとは何か」
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コーアクティブ・リーダーシップとは何か「リーダーの力の引き出しは多面的」
株式会社ウエイクアップ チーフケアテイカー
CTIジャパン リーダーシップリーダー
山田 博
前回のメルマガでは、リーダーとして何をするかと同時に、その「あり方」が力の源泉であるとお伝えしました。
この「あり方」を磨いていくと、その先には、リーダーとして使える力の引き出し方が増え、多面的にリーダーシップを発揮できるようになります。
コーアクティブ・リーダーシップがユニークなところは、様々な直面する状況に対して、ひとつの引き出しがうまくいかなくても、柔軟に別の引き出しから力を得られるところにあります。
その引き出しを自在に使えるようになると、うまくいかないとスタックするという今までのパターンが、うまくいっていなくても、素早く体制を立て直し、行動し続ける、というやり方にシフトします。
先が見通せない環境を進むリーダーには、予期しない障害はつきものです。そんな中を、このように進み続けられる力はなによりも助けになるのではないでしょうか。
コーアクティブ・リーダーシップでは、力の引き出し方には5つある、としています。
1つ目は、「内から」引き出す、です。これはまさに先述の「あり方」につながるところで、自分のありのままの状態から100%の力を引き出すということです。
ありのままの状態の自分には、二つの力の源があります。
ひとつは、自分の中にある持ちもの(リソース)です。私たちは、強みとなる特性、能力にばかりフォーカスしがちですが、弱みだと思っているものも、実は状況によっては思いがけず効果的になります。
たとえば、自分の静かな話し方が嫌いだった人がいました。自分が話すと、周りがシーンとしてしまうというのです。しかし、グループで大事なことをじっくり話し合う場面では、その話し方がとても役立ったのです。
もう一つは、自分の存在意義です。「あなたが誰ですか?」という問いに、あなたはなんと答えるでしょう?名前、会社名、役職、住所、出身地、などなど答えていくと、しまいには、自分の内側にある思いや願い、といったものが出てきます。
それが、存在意義、あなたを内側から動かす力です。そして、その存在意義に沿って行動している時、特別な努力をしなくても、力が湧き起り続けます。
皆さんも、「このことならいつまでもやっていられる」「幸せな気分になる」「すごく充実してる」「ついやってしまう」「自分らしい感じがする」というようなものがきっとあるでしょう。
ものを作ること、歌うこと、話すこと、食べること、踊ること、笑うこと、人を援助すること、旅すること、料理すること、楽しませること、とにかく様々です。
自分の存在意義を自覚していると、そこから力が無限にやってくるので、止ることがなくなります。それがリーダーの力の源です。
皆さんは、これらの「内から」の力の引き出し方を手に入れた時に自分に起きる変化を想像できるでしょうか?
私がこのリーダーシップに出会った時、愕然としたのは、自分では随分頑張っていると思っていたのに、実は自分の持てる力をほとんど使えていない!そもそもどれだけあるのかすら知らない!ということでした。
そこで知った自分の内からの力を日常に戻ってから実践した時に感じたことを表現してみると、
全身の可動域が突然増えて、なんか身体が軽くて、ラクに動けてすごい!
いつもは躊躇している場面で気づいたら一歩前に出ていて、びっくり。
発言したら、声が大きく通りすぎて、周りの人に驚かれる。
やりたいことが次々に思い浮かんで、しかもすぐ実行してしまう。
他人ではなく、自分が人生や仕事の主導権を握っている感じがして、失敗してもめげない。
そんなことが日常にどんどん増えていく感じでした。
もちろん、すべてがうまく行く訳ではなく、実際には思ったようにはうまくいかないことの方が多いわけですが、もはやそのこと自体にスタックしなくなっていました。
もし、皆さんの周りにそんな人がいたとしたら、どんな印象を受けるでしょうか?
きっと、あの人、自然体でいいなぁ。とか、立ち直り早いなぁ、とか。自分の軸に従って動いていて信頼できる、といった印象を持つかもしれません。
そして、それこそがリーダーが「内から」の力を引き出すことの影響なのです。
次回は、二つ目。「前から」の引き出し方をご紹介します。
編集後記
オリンピックの選手は、まさしくリーダーですよね。自分のありかたが行動に影響を与えている。そんな人達ですね。
リーダーシッププログラムの新日程は近々発表いたします。このメールマガジンでも発表しますが、
http://my66p.com/l/m/
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ウエイクアップ・リーダーズ・マガジン編集部
編集長 平田 淳二
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