ウエイクアップの池田佐佳子(さよこ)です。
いつもはCTIのコーチングコースや
企業コースといったプログラムのリードで、
新しいことに挑戦する人を応援していますが
プライベートでは気に入った映画を
何度も観るタイプの人間です。
昨年末 世界中で大ヒットした映画
「アナと雪の女王2」のDVDが
発売されたということで、
早速購入し、自宅で鑑賞しました。
この映画を映画館で初めて観た時、
「CTI(*1)が制作に絡んでいるんじゃないか!?」
と思わずにはいられないほど、アナ雪2は
Co-Activeリーダーシップ®(*2)に
あふれた物語に思えました。
--ネタバレしないよう気を付けて紹介します--
特に、主人公のアナが
親友(雪だるま)を失い、
愛する姉エルサとも離れ離れになり、
孤独と無力さのど真ん中にいる時の
アナの姿にそれを見ました。
アナ自身もそうだったかもしれませんが
映画を観ていた私ですら
「え、ここからどう展開していくの!?」
と正直立ち尽くすような場面です。
しゃべる雪だるまがいるのに、
さんざんファンタジーだったのに、
「助けに来たよ!」と
恋人がやっても来ないし
姉の魔法によって助かるという
奇跡も起こりません。
アナはしゃがみ込んで泣きます。
「もう何もかも終わり、辛い、悲しい。
もう無理だよ。」
暗闇の中で、弱音を吐き泣きます。
先ほど見つけたかすかな光射す場所の
ことなどまったく思い出せない、
アナはそんな状態になってしまいます。
しかしここから
私が「これはCo-Activeリーダーシップの
物語じゃないか!?」
と思う展開が起きます。
それは、アナが自分の心の声を
聞き取ったところから始まります。
そのかすかに聞こえてきた自分の心の
声を頼りに「やろう、出来ることを」
と、歩き出します。
よろよろと歩き始めます、
「歩くことなら出来る」と。
本当に洞窟に閉じ込められ、
暗闇に一人きりになった経験はありませんが、
私を含め、ほとんどの方に、
こんな気持ちになった経験が
あるのではないかと思います。
私が学んだCo-Activeリーダーシップの
様々な智慧のひとつに
「内なる声に従う」というものがあります。
今の時代、人生は本当に何が起こるか分からない、
どんな状況に置かれるかなど分からない。
起きたことに怒りを覚えたり、置かれた状況に
辛くなることもあります。
仕事でも同じことが言えるのでは
ないでしょうか。
「内なる声」を聞くことができるのは、
そんな渦に飲まれてしまう自分を
そのままにせず、
飲まれてしまっていることに気づき、
いま自分はどんな状況にいるのか、
どんなことを思っているのか、
しっかりと自分の今を知ることに
向き合った時です。
「内なる声」は、
人生(もしくは仕事)において
大切にしていること、
力を与えてくれるもの、
具体的な次のステップ、
そしてビジョンだったりします。
その「内なる声に従って」
今できることを始めていく。
最初はよろよろおぼつかない歩みかもしれません。
これで良いんだろうか?と
思わないわけでもない。
でも やろう、今できることを。
良かったら、映画「アナと雪の女王2」
観てみてください。
そして是非、感想を共有し合ってみてください。
意外と自分とは違う観点で観ている方がいて、
互いを知るきっかけになると思います。
最初に切り出すには
勇気がいるかもしれません。
でも、もしかしたら
状況・環境に変化が起きた今、
いつもとは違う切り口で
ご自身と相手を知るチャンスかもしれませんね。
【おまけトーク】
嬉しかったこと:縄跳びが跳べた(40年ぶり)
*1:CTI(Co-Active® training institute)
については、こちらを。
*2:Co-Activeリーダーシップ®
については、こちらで紹介しています。