対話のすゝめ

ウエイクアップの池田佐佳子(さよこ)です。

いつもはCTIのコーチングコースや
企業コースといったプログラムの
リードをしていますが、最近は
「対話会」の場をリードすることも
増えてきました。

そして私自身も、参加者として対話会に
参加する機会を積極的に持つようになり、

その両方の経験から、
皆さんにも対話会に参加することを
お勧めしたいと思うようになりました。

ちなみに対話会というのは、
正解を求める議論とは大きく異なり、
あるテーマについて、それぞれが
考えていることを声にし、
ただ共有していく場を言います。

私が参加者として経験したことは、
当初テーマとして挙げられた内容に対して
(まるで私が話せることはないなぁ…)
と思っていたにもかかわらず、

様々な方々の考えを聴くことで、
思ってもみなかった考えが
思い浮かんできたり、忘れていたことを
思い出す経験でした。

最終的には非常に饒舌に
自分の考えを語っていた、
という……想定外のオチです(苦笑)

なぜその様な事が起きたのか?

①自分の正しさを主張する必要がない
②知らない方なので、例え自分とは異なる考えでも、
落ち着いて聞いていられる。

この2つの要素が、対話の前提にある
ことが大きいのではないかと思います。

一方で、対話会を主催することで
大事な要素として気付いたことは、

①参加者全員で「今回の対話会の趣旨」を
合意する時間を持つ
②どんな考えが出てきても「それもある」
というスタンスで対話の場を見守る

つまり主催者は、意図を持ちつつ、
落としどころを決めない、誘導しない、
という少々矛盾した状態で
対話会の場を創っているのです。

コロナショックで私が最も有難いと
思っていることは、オンラインでの
対話会やワークショップが
あちこちで開催されていることと、

参加するのに、ドア1枚超えるだけで
会場に到着出来るということです。

どこでもドアが現に出現したのです。

これまで平日のイベント、夜のイベントに
参加出来なかった皆さん!

そして、対話会で知らない人と話すなんて
億劫だと思っていた皆さん!

是非、オンラインの対話会に
参加してみて下さい。

知らない人の方が話しやすかったりします。
そして、いつもの役割を脱いで、
素の自分で思ったままの考えを口にすることが、
どんな経験なのかを試してみて下さい。

最初に切り出すには勇気がいるかもしれません。

でも、もしかしたら
状況・環境に変化が起きた今、
いつもとは違う切り口で
自分を表現出来るチャンスかもしれませんね。

【おまけトーク】
好きな映画:
「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」
「GO」
まだまだ他にもあるけれど~

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