Co-Activeの智慧

ぼくはなきました ―認知の力がもたらすもの―

空に花丸(認知のイメージ)

ウエイクアップの上田晶子(あっちゃん)です。

昨年春に長男が小学校に入学したのをきっかけに、絵本の読み聞かせボランティアを始めました。今月が担当月だったので、長男と相談して2冊の絵本を選びました。

選んだ中の一冊の絵本のタイトルは、『ぼくはなきました』。

‟自分のいいところを紙に書いてみましょう”と先生が提案して、そうたくんは、一生懸命考えてみるけれど、何も浮かびません。ママのいいところや、お友だちのいいところは、たくさん浮かびます。「せんせい、ぼくはいいところがありません……」と泣きそうになりながら話すそうたくん。

そんなそうたくんに、先生がにこっと笑って、‟ともだちのいいところをたくさんみつけられるのは、そうたくんのいいところですよ”と書いた紙を渡してくれます。そうたくんは、うれしくて泣きました。

この絵本に出会ったとき、私の大事な宝もののことを思い出して、読み聞かせの最後に子どもたちにも見てもらいながら、‟みんないいところがたくさんあるよね。自分のいいところも、お友だちのいいところも、たくさん見つけられるといいね”と伝えました。

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素振りで大破した窓ガラス どう見るかは私が決める?!

割れた窓ガラス

皆さん、こんにちは。
CTI JAPANで基礎・応用コースのコースリーダーをしている長谷川由香です。

日常でCo-Active®の知恵を活用することは沢山ありますが
私がここ数年で最も瞬発力高くその知恵を活用した体験をお話ししてみたいと思います。

我が家の息子は小学校低学年から少年野球をやっており特に高学年時代は
素振りを日課にしながら日々トレーニングを積んでいました。
そんなある日のことです。

とても寒い日、近くの公園まで行くのを億劫に思ったのか息子はベランダで素振りを始めました。
その様子を目の端に見ながら「ちょっと危ないな」と思った次の瞬間
ベランダとリビングを隔てる窓ガラスが盛大に割れてしまいました。
バットが窓を直撃したのです。

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CTI JAPAN最新情報

CLEイメージ

ウエイクアップの平田淳二です。

ウエイクアップのウェブサイトからダウンロードできる資料が増えました。
Vol.1は「部下の可能性」を引き出す対話の秘訣
Vol.2は「こんなときどうする? 1on1実践応用Q&A」
になります。
以下のサイトからダウンロードできますので、組織の1on1や部下育成に向けての参考資料としてご活用ください。
https://wakeup-group.com/resources/

また、今後も続々とお役立ち資料はアップされる予定です。

さて、今日のブログはCTI JAPANの最新情報をお届けします。

★Co-Activeリーダーシップ・プログラム

リーダーシップ・プログラム(以下LDSP)のリトリート1が開催されました。
LDSPは10か月間に渡って、4回のリトリート合宿(リトリート1、2は6日間、リトリート3,4は5日間)が行われます。

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人に焦点が難しい理由

「カオスを超えて、本質へ」を掲げるウエイクアップの平田淳二です。

昨日、Co−Activeコーチングの上級コースのグループコールの2回目が開催されました。
グループコールは2週間に1回のペースで半年間続いていきます。
今回のメルマガはそのペースに合わせて、上級コースのグループコールの
トピックについて書いてみたいと思います。

今週のトピックは「礎」です。

Co-Activeコーチングには以下の4つの礎があります。

・人は創造力と才知にあふれ、欠けるところのない存在である
・その人すべてに焦点を当てる
・今、この瞬間から創る
・本質的な変化を呼び起こす

上級コースをリードしてきた中で、多くの人が特に苦戦する礎が
「その人すべてに焦点を当てる」のような気がします。
基礎コースの初日から「人に焦点」を学んでいるはずなのに、
上級コースの最後まで苦労することが多い礎です。
多くのコーチが人に焦点をあてようと思っているにも関わらず、
問題解決をしてしまいます。

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ご機嫌に生きる。

楽しそうな人たち

CTI JAPAN ファカルティの伊藤貴子(たかこ)です。

今年も残すところ1か月と少しになりましたね。
少し早いけど、みなさんにとって2024年はどんな年だったでしょうか?
先日、ミーティングのチェックインで「2024年、ここまでどんな年だったかを一言で表すと?」という問いで話しをした時、「まさにカオスだった~」「数か月前のことを思い出せない……」などなど様々な一言が出てきました。

私はというと、「想定外だらけ、、、」です。
今年の1月「今年はこんな年にしたい!」と意気揚々とスタートを切ったけど、家族のこと、仕事のこと、身体のことなど、想定外のことばかりでしたww
自分ではどうにもできないこととか、どうしようもないことって誰にでもありますよね。
まるで今自分が嵐の中にいるような、空けない夜が続いているように感じたり、思うようにいかなくて焦ったり、へこんだり。

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コーチングスキルという道具の取り扱いについて

話をする二人

伴想人の井上美香(みかちゃん)です。

組織の現場で活かそう、プロコーチになろう、という目的でCo-activeコーチングを学びましたが、組織の文脈やコーチングセッション以外でも、このスキルを使う機会は多いと思います。
今回はそれによる、私のやらかし事例と成功事例を紹介します。


やらかし事例は、長年仲の良かった友人と疎遠になってしまった事です。

新しい学びを始めて、新しい世界に飛び込んでワクワクしていた自分は、ずっと寄り添って生きてきた友人に対して無神経な振る舞いをしていたのかもしれない、と思うと今でも胸が苦しくなります。
ついつい「あなたは本当は何を大事にして生きたいの?」などコーチングセッションのような「拡大質問」を良かれと思って無邪気にしていたり、「もうこれ以上何かにチャレンジする事は諦めている」様に見える友人に対して、どこかで諦めて欲しくない自分がいて、詰め寄るような挑戦スキルを使ってしまっていたり。

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『肯定的に受け止める』と決意する

肯定的なイメージ

ウエイクアップの前川です。

日々忙しく仕事に追われていると、周りの人からの意見や提案を
素直に受け取れずに、ついネガティブに捉えてしまうことがあります。
初めは素直な心で聴いていても途中からなんだかイライラしてします。
仕事の場面だけでなく、家族や友人との関わりの中でも起きてしまいます。

相手の話を素直に聴くためにはどうしたらいいのでしょうか?

解決のための方法は多様ですが、Co-Activeの知恵の中にある
「『肯定的に受け止める』と決意する」ことは1つの切り口だと
思っています。

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何が人の成長を後押しするのか?

部下の成長を後押しする上司のイメージ

ウエイクアップの上田晶子(あっちゃん)です。
Co-Activeコーチングの
実践と探求を積み重ねた先に、
プロフェッショナルレベルの
Co-Activeコーチになってゆくことを
目的とした上級コースでの
チームリーダーやスーパーバイザーも
担当しています。

上級コースでの複数のカリキュラムの一つに、
2週間に一度、チームメンバー全員で集い、
90分で実施する「グループコール」があります。

先日は、Co-Activeコーチングの
5つの資質の一つである
「行動と学習」に焦点を当てた回を
実施しました。

元々の英語は、
“Forward the Action
and Deepen the Learning”

行動を推し進め、学びを深める。

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社長の苦労とリーダーシップ

「カオスを超えて、本質へ」を掲げる
ウエイクアップの平田淳二です。

今日は、社長としての苦労や
リーダーシップについて
書いてみたいと思います。

株式会社ウエイクアップは、一般的な
ピラミッド型の組織とは違います。
業務はプロジェクトごとに進行し、
それぞれのプロジェクトで予算や企画の
遂行、決定が行われます。

ですので、社長が指示を出し、
メンバーがそれに従うということは
あまりありません。

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7700円で広がる可能性

ウエイクアップの上田晶子(あっちゃん)です。

役割の一つとして、
コーチ・トレーニング・プログラムを
提供するCTI JAPANで継続学習チームの
運営を担いつつ、いくつかのコンテンツの
リードも担当しています。

Co-Active コーチングは、
学ぶためのものではなく、実践するためのもの。

そして、実践し続けるためには、
いかに意識的に学び続けるか、が違いを創り出す。

だからこそ、コーチの皆さんの
更なる学びと実践の後押しをしたい!
そのための継続的な機会を提供
することが、私たちCTI JAPANとして
コーチの皆さんに提供できる価値の一つだ!

の思いからスタートしたのが
継続学習プログラムです。

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