意識の進化

新編集長就任のご挨拶

新編集長の長沢修

ウエイクアップ・リーダーズ・マガジン読者の皆さまへ、

こんにちは!
この4月に「ウエイクアップ・リーダーズ・マガジン」の
編集長に就任しました “ted” こと 長沢 修 です。

現在は、(株)ウエイクアップにて法人事業全体を統括する役割を担っています。
どうぞよろしくお願いします。

※ボクと初めましての方は、よろしければ以下プロフィールを参照くださいませ。
https://www.thecoaches.co.jp/find_coach/nagasawa_osamu/


前編集長だったJunji(CEO平田淳二)が、2015年10月1日の発刊から、これまで10年!にもわたって、エネルギーを注ぎ続け、何よりも原稿を執筆し続けたことに最大級の敬意を払いつつ、この飽き性のボクがそのお役目を担えるのか…ちょっぴり不安ですね(汗)

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「リジェネラティブ・リーダーシップ」が目覚めるコーチング

「カオスを超えて、本質へ」
ウエイクアップの小西勝巳です。

「人も自然も犠牲にしないビジネスと組織をどう実現するか?」

帯に書かれたこんなメッセージに響いて、この本『リジェネラティブ・リーダーシップ』(英治出版 [2025/1/22])を手に取った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私も、冒頭の言葉に加えて「機械から生命システムへ」「再生と創発」「生命力」など、個人的なビジョンとも重なるところが多く、クラウドファンディングで支援して本が届いてすぐ読み始め、最近読了しました。

読んでみて、「リジェネラティブ・リーダーシップ」にはウエイクアップで提供している各種コーチングが非常に役立ちそうだ!と感じたので、個人的な備忘も兼ねて(笑)ポイントを挙げてみます。

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エルダーが語る夢、つくる希望

夢を語るエルダー(シニア)のイメージ

ウエイクアップのエグゼクティブ・メンター®集団、伴想人®(ばんそうびと)で活動しているまさこ(田中雅子)です。

超高齢化社会が進む中、「人生100年時代」「生涯現役社会」など、エルダー(ここではシニアと同義で、人生経験が長い人たちのことをいいます)のキャリアや生き方が注目される時代になりました。
「夢や希望は若者だけのものではない。エルダーこそ夢や希望を持ち、歳を重ねながらさらに輝き続ける」そんな勇気をもらえる番組を先月見ました。NHKインタビュー「ここから」に登場したサッカー元日本代表監督岡田武史さんのストーリーです。

岡田さんは10年前から愛媛県今治市でJリーグFC今治のオーナーを務め、サッカー専用スタジアムを自らの働きかけで建設、同市で新たに開校した高校の学園長にも就任されています。実は岡田さんは私の前職の先輩にあたります。
会社に在籍されていた頃から、明朗快活、ユーモアで人を惹きつける方でした。

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「カオスを超えて、本質へ」〜パーパスと私〜 Vol.12

ウエイクアップの橋本博季(はっしー)です。

ネガティブ・ケイパビリティ
―答えの出ない事態に耐える力―

この数年で強く印象に残った本の一つです。

ネガティブ・ケイパビリティは詩人ジョン・キーツが19世紀に発見した概念で、簡単に言うと「すぐに答えを出そうとしない態度」と言えます。

即時の解決が不可能な、例えば地球温暖化のような複雑で長期的に取り組む必要がある問題が増える中、すぐに答えを出そうとしない態度の重要性が説かれています。これは一つの例ですが、身近な組織でもすぐに解決が難しい事象は増えているのではないでしょうか。

この本の中で「すぐに答えを出そうとしない態度」は人間の本能に反するものだとも述べられています。
脳は答えを出したがるため、宙ぶらりんな状況を得意としない特性があるのです。「要はこれ」と言いたくなる症候群。

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“誰かが変えてくれる”と思っていた。でも本当は……

イベント「企業文化が、変わり始める時」バナー

こんにちは。ウエイクアップの相良薫(さがっちょ)です。
マーケティング的な業務を担うDF(Designing Futureの略)というチームで、法人事業とCTI JAPANの両方のウェブサイトの管理や更新に関わっています。
ほかにはセミナー・イベントページに掲載するイベントの申込みサイトの作成や受付なども担当しています。

Xのウエイクアップアカウントへもご案内を投稿していたりするので、
ぜひフォローいただけると嬉しいです。

さて、そんな裏方の私が皆さんにご案内したいのは、来週開催のこちら。

2月18日(火)午後に開催する対話イベント「企業文化が、変わり始める時」
弊社五反田のセミナールームにご参集ください。

わずかですが、まだお席に余裕がありますので、テーマにご興味があり
平日の午後に自組織を変えるヒントを得るために五反田まで足を運んでみようという方、
お待ちしています。

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「対話は時間の無駄だ」と昔は思っていました

チームで対話するイメージ

こんにちは、ウエイクアップの組織変容コーチ、番野智行です。

「会議で大事なのは議論を尽くして意思決定すること」
「個人的な感想や感情を口にしたところで役に立たないし、
対話なんて時間の無駄」

これらは、2012年にコーチングに出会う前の私がよく口にしていた言葉です。

仕事においては、議題を設定して意見を出し合い、
良い意思決定さえできればあとは実行あるのみ。
意欲を持って集まったメンバー同士であれば、
プロジェクトの目的や意義も共有されているから、
お互いの思いや価値観のすり合わせも自然にできる。

そう思い込んでいました。
実際、それまでは大きな問題もなく仕事が進み、
スピードも早かったと思います。

ところが、ある時うまくいかないプロジェクトに直面しました。
どう頑張っても意見が噛み合わない。作業の進め方一つを取っても、
正しい選択肢を示しているのに「なぜそこで平行線になるのか?」と
首をかしげるばかりでした。

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「BANI」の概念を組織内の関係性向上に活かすには

ウエイクアップの長沢修(ted)です。
主に、法人事業全般を担当しています。

さて、今回は読者の皆さんご存じの「BANI」と「法人組織における関係性」について、これまでの拙いBiz経験から人と組織内の関係性について大切なスタンスは何か?を考えてみました。


※BANIとは、現代社会の複雑性と不確実性を表すために開発されたフレームワーク。

  • Brittle(脆い):一見すると安定しているように見えても、実際には壊れやすく、予期せぬ出来事が大きな影響を与える状態。
  • Anxious(不安):将来に対する不安が蔓延し、何が正しいのか、どのような行動を取れば良いのかが分からず、人々が不安定な状態。
  • Non-linear(非線形):原因と結果の関連性が薄く、予測が困難な状態。
  • Incomprehensible(理解不能):複雑すぎて理解することが難しい状態。


法人組織内における関係性改善には、BANIを意識した視点で見ると、組織は従来の思考や方法を見直し、「新たな視点」で組織運営や人材育成施策に取り組む必要があるのでは……と感じられる読者も多いのではないでしょうか。

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経験をマネジメントする

ウエイクアップ・伴想人のオグ(小串記代)です。

私は以前パーソナルカラーの講座に通っていました。
その人に似合うカラーを診断するものです。
講座のグループワークで、
男性のコーディネート演習がありました。
「40歳男性管理職がパーティに参加」というお題。
私のコーディネートをみた若いメンバー達は、
「あ、こんな人新橋界隈でよく見るよね」と撃沈。
(新橋の男性諸氏、ごめんなさい)
多数決で決定した結果をみて、私の心が叫びます。
「えっ、チャラ男!これがいいの?」

一方、自分の過去の経験、価値観や嗜好に縛られて
いたかもしれないとも思いました。
自分の経験を過信していたのかもしれません。
狭い自分の経験則で判断していたのかもしれません。
その時のメンバーの声は、
私の心を刺激してくれた気がします。

経験は、扱い方によっては功罪があるように思います。

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弱いつながりの力

「カオスを超えて、本質へ」
ウエイクアップ組織変容®コーチの小西勝巳です。

今年の年末年始はカレンダーの並びのおかげでいつもより長めに休みが取れました。
実家のある和歌山でも少し時間を取ることができたのですが、その中で
「弱いつながり(人脈)の力」を実感する出来事がありました。

「弱いつながり(人脈)」については、「弱いつながりの強さ」理論
(Strength of Weak Ties:SWT…ややこしい名称ですね笑)として
ご存じの方も多いと思います。私も前職の経営企画部時代に初めて聴いた時は
意表をつかれたような、でもとても納得感があった記憶があります。
(参考:「弱いつながり」が革新を引き起こす/Harvard Business Review

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第10回ウエイクアップ・アワードの受賞者が決定しました!

こんにちは!
ウエイクアップのえまこと、
三升谷真秀です。

今日は、ウエイクアップ・アワードの委員として、
とても嬉しいお知らせをお届けします!

今年度の第10回ウエイクアップ・アワードの受賞者が、
以下の6組に決定しました!

年末にSNSで速報をお伝えしましたが、改めて、心からの祝福を込めて
こちらで発表いたします。

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