組織変容

エンゲージメント・サーベイの罠とは?

ウエイクアップの小西勝巳です。

下期になると弊社によく
相談をいただく内容として
「エンゲージメント・サーベイ
結果を受けてどう対応すべきか?」
があります。

夏頃にサーベイを実施しその結果が出て
各部門にフィードバックされるのですが、
それを受けてどんな施策を実施すべきか
が悩ましい、というご相談です。

最近では、人的資本経営や
その開示に関連してこの種のサーベイを
実施している会社様も増えていて、
「罠」と言っても
「サーベイだけやりっ放しで後の改善
施策が実施されない」といったものは
少なくなっているように思います。

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人は対話が苦手?

こんにちは、
組織変容コーチの川添香です。

モヤモヤ、グルグル、だんまり、
ぶつかり合い、カオス、糸口が見えない、
重たい雰囲気…
それでいて(それだからこそ?)、
ものすごく重要な課題。
みなさんもそんなミーティングの経験が
あるでしょうか。

そういうアジェンダこそ「対話」が必要
といいます。
そもそも「対話」とはどのような
コミュニケーションを言うのでしょうか。

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力を削ぐもの

こんにちは、組織変容コーチの川添香です。

「このままだと力が削がれそうな感じが
するんですよね」

あるシステムコーチング®の
事前インタビューでの発言です。

発言の主Aさんはとある
プロフェッショナルなチームの一員。
このチームのメンバーはプロの手腕を
買われて入社しています。
Aさんも活躍の場を期待してこの会社に
入りました。

しかし、半年たって感じているのは、
なんとも言えないチームのギスギス感。

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対話から始まる組織変容

ウエイクアップの組織変容コーチの
山川広美です。

私たち組織変容コーチは組織やチームに
対するコーチングの他にワークショップや
対話のファシリテーションをする機会も
多くいただいています。
対話の中の声から組織が変化し始める
シーンがあるので、今日はそんなお話です。

あるメーカー企業で人員配置や製造の
プロセスに大きな見直しを掛け、
新しい方法での製造施策が始まりました。

先行導入している現場もあれば、
この施策はここにはなじまないと
思われている現場もあり、
反応は様々でした。

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私を励ましてくれていたもの

ウエイクアップの組織変容コーチの山川広美です。

とても個人的なお話から始めます。
少しお付き合いください。

・懐かしい建物の取り壊し

今から30数年前、新卒入社し
数年間働いていた会社の建物が、
役割を終え解体中です。

都会のビルとは違い田舎の
なにも無いところに(田んぼ+住宅地の
表現が正しいのでしょうか)
ぽつんと建つ5階建てのビルで、
近隣に住む人はよく知る
ランドマーク的な存在でした。

数年前に会社組織はグループ会社内での
合併も経て、今は別場所に拠点があり、
役割を終えた建物です。

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冷蔵庫にあるもので料理を作る

こんにちは。

ウエイクアップの組織変容コーチの
番野智行です。

「なかなかいい人材を採用できなくて悩んでいる」

最近、小さな組織の経営者から立て続けに
こうした相談を受けました。

人手不足で採用市場の競争も激化する中、
以前のような報酬水準では
採用が難しくなってきたとのこと。

一方で、支払える報酬には限りがあります。

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ウエイクアップ・アワードから広がるもの

ウエイクアップのE&I(Exploring & Inspiring)
担当の、久慈 洋子です。
ウエイクアップ・アワードも、今年度で
9回目を迎えることになりました。

ウエイクアップ・アワードとは、
ウエイクアップの目指す
「意識の進化を呼び覚まし、
人やシステムが本来持っている可能性が
拓かれた幸せな今と未来を創る」活動に
取り組まれた個人、もしくは組織に
敬意を表し、
それを広く周知するための賞です。

昨年までの8回で、計79組の受賞者が
いらっしゃいます。
毎年の授賞式で、受賞者の方々の
素敵な笑顔に出会えることが、
なによりの喜びです。

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社会変革とコーチング ~ワタシがタイセツにしていること~

「社会変革とコーチング」ウェビナー案内

ウエイクアップの長沢修(ted)です。
主に法人営業およびマーケティングを
担当しています。

ウエイクアップで常日頃より多方面に
活躍するプロコーチ陣から
毎回ゲストとして1人ずつ招き、
『〇〇と コーチング』
~ワタシがタイセツにしていること~
と題して提供するウェビナーも、
皆さまの応援のお陰で定期開催を続け
られることに感謝の念が湧いています。
いつもありがとうございます。

さて、次回8回目は、
9月27日(水)12:15~12:45
弊社組織変容コーチの番野智行さん
(ばんばん)をお迎えします!

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自分たちの組織は、どのような環境・状況の影響を受けているのか

もう9月、秋ですね。

こんにちは、ウエイクアップの
組織変容コーチの番野智行です。

長年、東京都心で暮らしていた頃は、
季節感をあまり感じることはありませんでした。

まだ8月だと思っていたら、
ハロウィンが!イルミネーションが!
ということも。

「私は、感性の鈍い人間なのかなぁ」
とも感じていました。

しかし、2年前に湘南ののどかな地域に
引越しをしてから、四季の移ろいを
身近に感じるようになりました。

今の仕事部屋は、春には
リモート会議中に鳥のさえずりが聞こえ、
最近まではセミの鳴き声が響いていました。
(zoomのノイズキャンセル機能に
本当に助けられています!)

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「静かな退職」と「静かな転職」

ウエイクアップの小西勝巳です。

「静かな退職(Quiet Quitting)」

この言葉は、新型コロナウィルス禍の中
アメリカを中心に拡がってきた新しい
言葉です。新聞やネット記事でご覧に
なった方も多いのではないでしょうか。
参考例:日本経済新聞 2023/6/17

具体的には、従業員が形式的には会社に
所属しているものの感情的には会社を
「Quit=辞めて」しまっている状態です。
仕事とプライベートの境界線を明確に
引き、「仕事は仕事」と割り切って、
自分に与えられた職務記述書/ジョブ
ディスクリプション通りの仕事だけを
淡々と/粛々とこなし、仕事には
やりがいや自己実現を求めない働き方
です。

アメリカでは、ミレニアル世代やZ世代
といった若い世代の仕事への熱意が
コロナ禍で大きく低下したことが注目・
懸念されているようです。

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