コーチング

リーダーは自分の影響力(インパクト)を自覚しながら引き受ける

こんにちは。組織変容®コーチの木村史子です。

企業の組織変容を外部からサポートする私たちの関わり方はさまざまで、
①チーム・組織に対するコーチとして
②トップに対するエグゼクティブコーチとして
③組織変容を担う事務局チームに対して伴走支援コーチとして
などなど、さまざまな関わりがあります。

つい先日、数年ほど前に関わった組織のトップの方と久しぶりにお会いする機会がありました。組織変容コーチとしては①や③の関わりをすることが多い私ですが、その組織には①や③の役割を担う方々がすでにいて、私は②のエグゼクティブコーチとして数か月関わらせていただきました。

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体験のその先を創り出す

ウエイクアップの上田晶子(あっちゃん)です。

先日長男と二人で、子どもたちが様々な職業体験ができる「キッザニア」に行きました。

子どもたちが体験を楽しめる様々な工夫が散りばめられていて、大人の私も興味深く過ごすことができました。

一方で感じたことは、限りある時間の中で、子どものニーズと時間のパズルをうまく組み合わせながら、「いかに多くの体験をするか?」に、大人も子どもも囚われがちになるということです。

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じっくり話を聴く1on1

伴想人®の もり(工藤守彦)です。

私自身がコーチングを受けた経験から、企業で働くリーダーには、
コーチングを通じ自分を見つめなおすことが極めて有効と考えていました。
ある時、自分がコーチとなり、務めている会社で
後輩たちにコーチングをしたいと思いが沸き上がってきました。

どうせやるならプロの実力がないと会社の皆さんに失礼ですので、
2020年からCo-Active®コーチングを学びはじめました。
そして2022年にコーチングの世界標準であるCTIの認定試験に合格し、
プロの資格であるCPCC®(Certified Professional Co-Active Coach)を
取得することができました。

2022年から社内コーチを開始し、70名以上(450時間)の会社の仲間を
クライアントにしてコーチングを実施してきました。
コーチングの際、私はクライアントに必ず聞く質問があります。それは
「あなたは会社で、じっくり話を聴いてもらったことがありますか?」です。
大半の人は「ない」と答えます。また、あると答えた人でも
「1回だけ」という人がほとんどです。会社では忙しく、
なかなかじっくり話を聴いてもらう機会は少ないのかもしれません。

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人に焦点が難しい理由

「カオスを超えて、本質へ」を掲げるウエイクアップの平田淳二です。

昨日、Co−Activeコーチングの上級コースのグループコールの2回目が開催されました。
グループコールは2週間に1回のペースで半年間続いていきます。
今回のメルマガはそのペースに合わせて、上級コースのグループコールの
トピックについて書いてみたいと思います。

今週のトピックは「礎」です。

Co-Activeコーチングには以下の4つの礎があります。

・人は創造力と才知にあふれ、欠けるところのない存在である
・その人すべてに焦点を当てる
・今、この瞬間から創る
・本質的な変化を呼び起こす

上級コースをリードしてきた中で、多くの人が特に苦戦する礎が
「その人すべてに焦点を当てる」のような気がします。
基礎コースの初日から「人に焦点」を学んでいるはずなのに、
上級コースの最後まで苦労することが多い礎です。
多くのコーチが人に焦点をあてようと思っているにも関わらず、
問題解決をしてしまいます。

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企業文化が変わり始める時

「カオスを超えて、本質へ」
ウエイクアップの小西勝巳です。

「企業文化を変えようと色々な制度改革をやってきたが、なかなか変わらない…」
「文化のような“ふわふわ”したことより、事業戦略や業務プロセス改革が急務だ」
「風土改革を目指してワークショップを何回もやってきたが、変化の実感がない…」

お客さまと会話していると、企業や組織の文化・風土について、上記のような
様々な声が聞こえてきます。
人的資本経営を進めていく上で「文化」に関心が高まってきていると同時に、
「文化を変える」ことの難しさも感じていらっしゃることが伝わってきます。

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世界で15万人を超えました!

グローバルのイメージ

Co-Activeコーチングを学ぶ仲間が世界で15万人に!

「カオスを超えて、本質へ」をパーパスに掲げるウエイクアップの平田淳二です。

Co-Activeコーチングを学ぶ人が、ついに世界で15万人を超えました!
「基礎コースの“あのワーク”を、15万人もの人がやっているんだなあ」と考えると、日本でもすごいけれど、国によってはどんな反応が起きているのか、ふと気になってしまいます。

以前はCTIのコースは対面のみ、日本語と英語だけで行われていました。
しかし、今ではオンライン対応や多言語化が進み、どんな環境でもコースを受講できるようになりました。
そのため、「対面とオンライン、どちらがいいか」という相談を受けることも増えています。

正直なところ、私のおすすめは

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ご機嫌に生きる。

楽しそうな人たち

CTI JAPAN ファカルティの伊藤貴子(たかこ)です。

今年も残すところ1か月と少しになりましたね。
少し早いけど、みなさんにとって2024年はどんな年だったでしょうか?
先日、ミーティングのチェックインで「2024年、ここまでどんな年だったかを一言で表すと?」という問いで話しをした時、「まさにカオスだった~」「数か月前のことを思い出せない……」などなど様々な一言が出てきました。

私はというと、「想定外だらけ、、、」です。
今年の1月「今年はこんな年にしたい!」と意気揚々とスタートを切ったけど、家族のこと、仕事のこと、身体のことなど、想定外のことばかりでしたww
自分ではどうにもできないこととか、どうしようもないことって誰にでもありますよね。
まるで今自分が嵐の中にいるような、空けない夜が続いているように感じたり、思うようにいかなくて焦ったり、へこんだり。

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オールドメディアとSNSとコーチング

スマホから様々な情報を得るイメージ

「カオスを超えて、本質へ」をパーパスに掲げるウエイクアップの平田淳二です。

兵庫県知事選挙をきっかけに、「オールドメディア対SNS」という言葉が話題になっています。これからの世の中では、「どの情報が正しいのかを自分で考え、選択する力」が求められる時代に入ったと感じます。

これまではテレビや新聞などの限られた情報源が中心でした。しかし今では、SNSを通じて多様な情報に触れられるようになり、それを自分で判断することがますます重要になっています。

これは、Co-Activeコーチングの「バランスコーチング」の考え方にも通じるものです。

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待つ勇気

じっと待つイメージ

ウエイクアップの上田晶子(あっちゃん)です。

Co-Activeコーチングの学びの機会は、土台を学ぶ基礎コース、さらに、明確な方向性を持った関わり方を学び、統合してゆく応用コース、さらにその先にプロフェッショナルなレベルまで磨き体得する上級コース、の3つのカリキュラムで構成されています。

今、担当している上級コースのチームがカリキュラムの最終コーナーを迎えている中で、それぞれが、コーチとしての自分のチャレンジのポイントを抽出して、具体的に何に取り組むかを言葉にする宿題にコメントしながら、あるコーチ仲間の言葉を思い出しました。

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コーチングの常套句

人差し指を立てる女性(1ポイントアドバイス)

「カオスを超えて、本質へ」をパーパスに掲げる
ウエイクアップの平田淳二です。

11月24日(日)より、久しぶりに上級コースのリードを務めることになりました。チーム名は「夜空」です。もし、どこかで夜空チームに会う機会がありましたら、ぜひ温かく応援していただけると嬉しいです。

さて、今回の久しぶりのリードにあたり、私自身もCPLとしてコーチングをさらに深めていく必要性を感じています。そこで、最近、私が特に注目しているのは「コーチングにおける常套句」の存在です。

(本日の内容は、コーチングを本格的に学んでいる方や、プロコーチ向けの内容になっていることをご了承お願いします)

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