コーチング

一隅を照らす「第10回ウエイクアップ・アワード表彰式」が終わりました!

ウエイクアップ・アワード参加者集合写真

こんにちは!
ウエイクアップのたえこと、西井多栄子です。

3月3日月曜日に第10回ウエイクアップ・アワードの授賞式が開催されました。

記念すべき10回目の授賞式は、リアルでお集まりいただいての開催となりました。
今回受賞された6組の方々と、ウエイクアップのメンバーやCTIのファカルティ、過去に受賞された方など多様な方々にもご参加いただき、混ざり合い、お互いにエンパワーメントし合う時間を過ごしました。

このウエイクアップ・アワードですが、実は10年前に始まった時から、変わらず心に抱いている言葉があります。それは、

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父、コーチングを学ぶ。

CTIのワークショップ風景

こんにちは。
ウエイクアップの畑中景子です。
CTI JAPANで、コーチングの基礎コースと応用コースのトレーナーをしています。

日本の春は変化の季節。
皆さんの身の回りではどんな変化が起きていますか。

私の3月は、自分自身にも、周りにも、いろいろな新しいことが起きました。
そのうちの一つが、父のことです。
父が、CTI JAPANの基礎コースを受講しました。(一緒に学んでくださった方々、ありがとうございました。)

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沈黙デザイナー

「カオスを超えて、本質へ」をパーパスに掲げるウエイクアップの平田淳二です。

突然ですが、「コーチングって何だろう?」と考えたことはありますか?
実は、私はよくこの問いについて考えます。なぜなら、コーチングの価値がまだ世の中に広く伝わっていないと感じるからです。

現在、CTIなどのスクールでコーチングを学ぶ人が増えている一方で、「コーチングとはそもそも何?」という段階で止まってしまう人も少なくありません。

例えば、CTI JAPANのウェブサイトではコーチングについて以下のように紹介されています。

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自分で決める

桜

ウエイクアップの上田晶子(あっちゃん)です。
先日、CTI JAPANのコアコースの中の一つである、バランスコースをリードしました。
バランス・コーチングの本質を一言で表現すると「選択」。

それは、全ての人が持っている「自らが人生の主導権を握り、自ら選択して生きていたい」という願いを、コーチとして後押しする道筋でもあります。

コースのリードを担当しながら、私たちの日常は、選択の機会に満ちていると実感する出来事がありました。

もうすぐ春休みを迎える小学校1年生の長男と、春休みの過ごし方について相談していた時のエピソードです。

日本の桜をドローンで撮影してまわる“桜ドローンプロジェクト”に夫が参画して6年目を迎えます。昨年に引き続き長男を撮影に同行させようと夫婦で思い立ち、本人に提案してみました。

私:ゆうすけ(長男)、今年もパパの桜ドローンのお仕事があるよ。
春休みだし、また一緒に行ったらどう?
ゆ:えー、やだー。
私:え?なんで?昨年、楽しかったって言ってたじゃん。
ゆ:だって、寂しいもん。ママと一緒にいたいもん。
私:(心の声:いやいや、絶対行った方がいいでしょ)
ママは小学生じゃないからお休みじゃないんだよ。お仕事なんだよ。
ゆ:ええ〜・・・どうしよう・・・・。
私:ゆうすけの春休みだから、行くか行かないか、ゆうすけが決めたらいいよ。
ゆ:・・・うーん、決められないから、ママが決めてー。
私:(心の声:私が決めていいなら行くの一択だけど、待て待て)
ゆうすけのことだから、ママは決めないよ。自分のことは自分で決めるんだよ。
夫:そうや、自分のことは自分で決めるのが大事や。
私:ママもパパもそうやって決めてきたんだよ。
夫:ゆうすけ、人生はそのほうがおもろいで。
私:自分で決めなかったら、自分じゃない誰かが決めることになるんだよ。
ママもパパも、ゆうすけが自分で決めることを大事にしてほしいって思うよ。
ゆ:・・・・わかった。自分で考えて、決める。

翌日、彼から「パパの桜のお仕事、一緒に行く!」との報告がありました。この春彼は、日本中の小学生の中で一番、京都の桜を堪能すると思います笑。

彼は、小さい頃から何かを選ぶまでに随分と時間がかかる傾向があります。2歳の頃、こども園の徒競走で、ゴールの手前に先生たちお手製の折り紙で作った色とりどりのペロペロキャンディが並んでいて、一つ選んでゴールするところを、10秒以上じいっと眺めて吟味している姿を見て、もう!早く選んで!!と急かしたくなったのを堪えたことを思い出します。

人生には、自分で選べるものと、選べないものがあります。そして、私たちの日常のあやゆる場面に“選択する”機会があります。

「自分が選べることは何か」を知っていて、「自分で選んだのだ」と自分で分かっていることは、とても大切なことです。

一方で私たちは、無意識かつ無自覚の選択を知らぬ間にしている可能性があります。

  • 昨年度もこうだったから、その流れでなんとなく今年度も同じやり方をする
  • 早く決めて!と誰かに急かされて、やむなく選ぶ
  • 誘いを受けたから、なんとなく乗ってみる
  • ふと時間が空いた瞬間に、習慣的にスマホに手を伸ばし、なんとなく動画を眺める

また、プライベートな関係性においても、仕事の関係性においても、私たちは、無意識のうちに、相手の選択の機会を奪っている可能性があります。個人的には、親のニーズや期待を優先して、子どもちが自ら考え選ぶ機会を奪っていないだろうか?と自分に問うことが日々多くあります。

自分で決める。

日々のささやかなことから人生全体に影響する大きなことまで、その機会を積み重ねてゆくことが「自分は、誰でもない自分として生きている」実感を育み続けてゆく。そう信じて、自分の選択も、自分以外の大切な人たちの選択も、大事にしていたいと思います。

追伸:
2022年から月1回で執筆してきたメールマガジンの担当を、今回で完了します。継続的に担当することも、3年間続けてきたこのタイミングで完了することも、自分で決めて、メルマガ運営チームに快諾してもらいました。日常に起こることの中から、Co-Activeの本質をみなさんにシェアしたい。そんな思いで毎回執筆させてもらいました。みなさんがそれぞれの持ち場でCo-Activeを実践されることを、引き続き応援しています!

「壁詣で」とCo-Active

ウエイクアップ入口前の壁

「カオスを超えて、本質へ」をパーパスに掲げるウエイクアップの平田淳二です。

4月から編集長が変わりますが、毎週月曜日の担当は引き続き私が務めていますので、今週も私からお伝えします。

最近、「壁詣で」がCTI JAPANの界隈で流行していることをご存知でしょうか?
これは、株式会社ウエイクアップのオフィス前にある「壁」を指しています。その壁には、CTIの「Co-Active」のロゴとウエイクアップのロゴが並んで飾られており、そこで写真を撮ることがちょっとした流行になっているそうです。

昨年、ウエイクアップとCTI JAPANのリブランディングを機に、思い切って壁一面をロゴとブランドカラーで彩りました。大きさで言えば、以前入口に飾られていたロゴの約50倍の大きさになりました。このインパクトから、「ここに来ました!」という気分で写真を撮る人が増えているとのことです。

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無料ウェビナー:一人ひとりのパーパスを活かせる組織とは?

ウェビナー:パーパス経営を本物にする力 第3回バナー

こんにちは。
ウエイクアップの番野智行です。

新しい無料ウェビナーシリーズ
「パーパス経営を本物にするコーチングの力」
第3回のご案内をお送りします。

このウェビナーシリーズでは、
「個人のパーパスと組織のパーパスをいかに結びつけ、
共に成長し、より良い社会の実現につなげるか」
というテーマを深く探求しています。

第3回は3/26(水)12:15~13:00にオンラインで開催します。
テーマはシステムコーチング®(チームに対するコーチング)です。

※システムコーチング®はCRR Global Japan合同会社の登録商標です。

エグゼクティブ・コーチング(1対1のコーチング)との使い分けや
相乗効果も含め、小西勝巳(かつみちゃん)と私(ばんばん)が
事例とともにお話しします。

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「リジェネラティブ・リーダーシップ」が目覚めるコーチング

「カオスを超えて、本質へ」
ウエイクアップの小西勝巳です。

「人も自然も犠牲にしないビジネスと組織をどう実現するか?」

帯に書かれたこんなメッセージに響いて、この本『リジェネラティブ・リーダーシップ』(英治出版 [2025/1/22])を手に取った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私も、冒頭の言葉に加えて「機械から生命システムへ」「再生と創発」「生命力」など、個人的なビジョンとも重なるところが多く、クラウドファンディングで支援して本が届いてすぐ読み始め、最近読了しました。

読んでみて、「リジェネラティブ・リーダーシップ」にはウエイクアップで提供している各種コーチングが非常に役立ちそうだ!と感じたので、個人的な備忘も兼ねて(笑)ポイントを挙げてみます。

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F1とコーチング

F1サーキット

「カオスを超えて、本質へ」をパーパスに掲げるウエイクアップの平田淳二です。

3月14日から2025年のF1が、オーストラリアからスタートします。
Netflixでも同じみのオーストラリアの人気ドライバーのリカルドが引退しましたが、同じオーストラリア人のジャックドゥーハンが新たにアルピーヌに加わったので、オーストラリアグランプリも盛り上がることでしょう。私は以前ジャックの父の2輪レーサーのミックドゥーハンのレースをよく見ていましたので、ジャックのF1デビュー(正式には昨年の最後のレース)には感慨深いものがあります。

F1の0.001秒を争う競技の裏側には、ドライバーだけでなく、何百人ものチームスタッフ、エンジニア、データアナリストが存在し、常に「勝利」を追求しています。
実は、このF1の戦略と、私たちが日常で向き合う「コーチング」の本質は驚くほど似ていると私は感じます。

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社会起業家支援とコーチング
~ワタシがタイセツにしていること~

ウェビナー「社会起業家支援とコーチング」バナー

ウエイクアップの長沢修(ted)です。
主に法人事業全般とマーケティングを担当しています。

ウエイクアップで常日頃より多方面に活躍するプロコーチ陣から毎回ゲストとして1人ずつ招き、
『〇〇と コーチング』~ワタシがタイセツにしていること~ 
と題して提供するウェビナーも、お陰さまにて多数のファンの方々が増えてまいりました。
皆さまの想いを有り難く、しっかりと受け取らせてもらっております。
いつもありがとうございます。

さて、次回17回目は、3月6日(木)12:15~12:45間にて
ウエイクアップ組織変容®コーチの番野智行さん(ばんばん)に2回目の登壇をいただきます!

今回のテーマは、「社会起業家支援とコーチング」です。

※ここでは「社会起業家」を以下のように解釈します。
社会的課題の解決を目的とし、そのための革新的なビジネスモデルを創造し実行する起業家さん。

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ぼくはなきました ―認知の力がもたらすもの―

空に花丸(認知のイメージ)

ウエイクアップの上田晶子(あっちゃん)です。

昨年春に長男が小学校に入学したのをきっかけに、絵本の読み聞かせボランティアを始めました。今月が担当月だったので、長男と相談して2冊の絵本を選びました。

選んだ中の一冊の絵本のタイトルは、『ぼくはなきました』。

‟自分のいいところを紙に書いてみましょう”と先生が提案して、そうたくんは、一生懸命考えてみるけれど、何も浮かびません。ママのいいところや、お友だちのいいところは、たくさん浮かびます。「せんせい、ぼくはいいところがありません……」と泣きそうになりながら話すそうたくん。

そんなそうたくんに、先生がにこっと笑って、‟ともだちのいいところをたくさんみつけられるのは、そうたくんのいいところですよ”と書いた紙を渡してくれます。そうたくんは、うれしくて泣きました。

この絵本に出会ったとき、私の大事な宝もののことを思い出して、読み聞かせの最後に子どもたちにも見てもらいながら、‟みんないいところがたくさんあるよね。自分のいいところも、お友だちのいいところも、たくさん見つけられるといいね”と伝えました。

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