こんにちは。
ウエイクアップ・E&I(Exploring & Inspiring)の
岡本直子です。
この時期は毎年
ウエイクアップ・アワード授賞式
の運営に携わっています。
高校生の頃、私の夢は
戦争や貧困のない世界を創ること、
国際平和に貢献することでした。
大学では国際政治学のゼミに入り、
国際協力の現場を訪ねたり、東南アジア
諸国を旅して回ったりしていました。
JICAやNGOの案件訪問、職員の方々のお話、
現地の学生たちとの対話。
物乞いやストリートチルドレン、
貧困地域の様子とリゾートエリアとの対比。
屋台やゲストハウスで交わした人々との
会話や笑顔。
蒸し暑さと香辛料の香り、
土埃にまみれながら、
毎度たくさんのことを肌で感じました。
自分はいかに恵まれているのか。
国際平和という大きなことを掲げながら、
いかに何もわかっておらず、できていないか。
帰りの飛行機に乗るたび、様々な想いを
巡らせながら悶々とするのですが、
最後には必ず、出逢った人々の顔、
それぞれの場で懸命に生きる姿が心に浮かび、
例え小さなことでも良いから、
今いる場所で自分も明日からまた頑張ろう!
と力が湧きました。
国と国との平和の前に
まずは隣人と挨拶をすることから。
目の前にいる人に
リスペクトを持って接することから。
ホントに小さなことでも良い。
自分のいる場で日々できることから、
心を尽くしたい、と。
ウエイクアップ・アワードで大切にしている
「一隅を照らす、これすなわち国宝なり」
という天台宗の開祖・最澄の言葉があります。
大きく取り上げられることはなくとも、
日々、自分の場所で心を尽くし、
真摯に邁進すること。
そういった志、行動の一つ一つが、
周りを照らす光となり、やがてそれらが
束となり、世界を変えるチカラに繋がる。
私は今もそう信じています。
そして、このチカラは
周りに伝播するものだと感じています。
ウエイクアップ・アワード受賞者の活動は
まさに、それぞれが自分の持ち場で
心を込めて紡いでいる、一隅を照らす物語です。
ご自身の職場や企業において、
医療の現場や人生の大切な局面で、
地域の中で、
様々な形で世界を変えていくチカラが
そこにあります。
こういった一つ一つのお取り組みに、
さらに後ろから光を当て、
共に祝福することでエンパワーし合い、
ますます大きなチカラへと繋げていく。
その一助となりたい、そんな想いで
ウエイクアップ・アワードを運営しています。
ぜひ、受賞された皆さまの想いを
聴いてください。
一筋の光が少しずつ束となり、
大きくなっていく物語を感じてください。
授賞式が終わる頃にはきっと何か、
皆さまの心にも灯るものがあるはずです。
今もなお続いている戦争や
痛ましい事件、事故、自然災害。
こんな時代だからこそ、
より多くの方にお届けしたい
と願っています。
<第9回ウエイクアップ・アワード授賞式>
日程:2024年3月6日(水)13:30~16:00(途中入退室可)
参加費:無料
場所:オンライン(Zoomウェビナー)
定員:300名
対象:どなたでもご視聴いただけます。
ぜひ周りの方もお誘い合わせのうえ、ご参加ください。
内容:
ウエイクアップのミッションを具現化
する活動に取り組まれた個人、若しくは
組織に敬意を表し、それを広く周知するための
「ウエイクアップ・アワード」の授賞式です。
授賞式では、受賞者による
プレゼンテーションに加え、
慶應義塾大学大学院・前野隆司教授、
EVOL(株)代表取締役CEO・前野マドカ様より、
受賞者へのコメントも頂戴します。
※今年度の受賞者一覧も上記より
ご覧いただけます。