こんにちは、
伴想人の親方(都丸淳)です。
私は伴想人で大手企業の女性部長さんたちの
エグゼクティブ・メンタリングを
しているのですが、
個人としては、昨年の4月に
長年(44年、67歳まで)務めた
文具メーカーを引退し、すぐに転職をして
1年が経ったところです。
そんな1年で、長い間同じ会社での勤務
(社内の何でも・誰でも分かっている)
から、初めて転職をしてみて
改めてコミュニケーションの大事さと
コーチングの素晴らしさを痛感した次第です。
まず、新しい会社に役員として転職した私は
「上司なんだから、すぐに
役に立たなくては・成果を出さなくては」
と思っていました。
ただ、そう思えば思うほどに、
仕事ルール・人の名前が分からない
焦りから、考えの幅が狭くなり
良い考えや行動につながらないと
感じる日々になっていました。
なんですが、この1年が経過して、
そんな焦りの毎日の中で行っていた
コミュニケーションが急に花開いてた
感じになりました。
具体的には、コロナの中なので
大きな会議室でやっていたグループ・
課単位のタウンミーティングがベース
になって、3月から初めた1on1が
私の眼を開き
「社員の仕事や名前はもちろんのこと、
考え方まで確信を持って」知ることが
出来るようになったのです。
これには、コーチングを学んだことが
大きく寄与しました。
また、そうなると自分の今までの経験を
自信を持って社員に話せるし、
その経験が社員の仕事にも役立つケースが
多く出てきたんです。
つまり、
「人を知って仕事を知ることによって
人と人(上司と部下も)は有機的に交わり
コーアクティブに仕事が進む」と
改めて実感をしたということです。
さらに、このことは伴想人の
基本的な考え方を自分自身で
実践をしたことにもなりました。
つまり、伴想人の活動では、
コーチングをベースとして
それぞれのメンターが経験を基に
「エグゼクティブ・メンタリング」を
提供しています。
これは、とても自由な関わり方で、
ジャングルジムをイメージした
メンタリングです。
つまり、上に上がるだけでなく、
横に行くことも・下に行くことも
一緒にサポートするという考え方です。
私は1年の間、
上に行く意識ばかりを持って
焦っていましたが、
その時点では即効性がないように
思えていた(横に行っただけの)
タウンミーティングが、後になって
自分の気持ちを前に進めてくれた
1on1の大事なベースに
なっていたんですね。
今、私は
「何歳になっても、コーアクティブな
コミュニケーションがあるならば
気づきや学びは続くんだなあ」
とつくづく思っています。