みなさん、こんにちは。
ウエイクアップ・伴想人(ばんそうびと)
の「りょうちゃん」(永田亮子)です。
この春、丸36年の同一企業勤務を卒業し、
新たなスタートの記念に
卒業旅行に行ってきました。
どこの誰それという
会社組織の肩書を離れての旅のテーマは、
私自身の内なる声に耳を傾けながら、
私自身の願いにつながって過ごすこと。
今この瞬間を大切に生きる
約30年前に生まれて初めて
一人暮らしをしたアパートメントを訪れ、
リノベーションされて、まだ存続している
とわかったとき、なんだか一気に
タイムスリップしたような感覚を
覚えました。
あの当時、30年後の今を想像して
いただろうか? 今を思えば、
あのときもっと〇〇していれば
良かったかな、△△しなければ
良かったかな、いろいろな考えが
頭の中をかけめぐりましたが、結局は
「過去は変えられない。
未来はわからない。確かなことは、
ただ今を一生懸命生きること。」
と、ただ素直にストンと音をたてて
腹落ちしました。
自分自身が開くこと
旅先では、ワイルドネイチャーの中で、
深呼吸して、思いっきり
手足や背筋を伸ばしました。
身体の感覚が開くと五感のアンテナの
感度があがります。そうすると、今まで
見ているけれども見えていなかったものが
見えるようになって、自然の音が
耳に入ってきました。
どういうことでしょうか?
たとえば、はるか遠くでも、
陰になっているところでも、鳥、虫、魚や
動植物にたくさん気づきます。
キューキューという鳥の声や
バッシャーンという魚の跳ねる水音を
聞いた時、それが何で、どこにいるのか、
方向と距離感が合ってくるので、
ものすごく速く、かなり正確に
見極めることができるのです。
遠くで飛んでいる、あっ、ペリカン、
水草の陰のあそこにアリゲーター、
そこの木の裏にトカゲさん、
あの蓮の葉の上にカメがいるという感じです。
そして、満天の星空で、オリオン座、
北斗七星をすぐに見つけたものの、
そこにあるはずの北極星が見つけられない
と焦ったとき、ちょっと目を離してから、
もう一度目を戻すと、キラリと光る北極星。
ありました!
ワ~、ワ~ォ、キャー、スゴ~イの連続。
私の中に、ゆっくりと自然の力が
沁みこんでいきました。
旅の終わりに
今回の旅は、私にとって、
今まで無意識に背負っていたものを手放す
デトックスとともに、
新たなエネルギーの充電となりました。
そして、とても人恋しい感じになりました。
そんな感覚も大切にしていきます(笑)。