みなさん、はじめまして。
Wake Up伴想人プロジェクト新人の
‘てつや’こと 江積哲也です。
大阪出身ですので普段のしゃべり通り、
大阪弁でいかせてもらいたいと思います。
自分は、某総合商社に勤めてる
社会人歴37年目の商社マンならぬ、
りっぱな商社のオッサンです。
宜しくお付き合いのほど、お願いいたします。
■はじめに
新型コロナの規制も緩和され
4月以降毎月どこかの国に海外出張に
行けるようになり、リアルな現地現物が
出来るようになってきました。
ZOOMなどオンラインでのコミュニケーションは、
確かに便利な面はあります。
せやけど実際に自分の目で見て、味わって、
例えば、おいしいイタリア料理店の
レシピについてネット情報を
スマホ画像で見るだけという事ではなく、
実際にレストランに出かけて自分で
オーダーして、ほんもんの料理を見て、
口に含み、味わってみて
「わぁごっつ うまっ!」という
リアルにはかなわんと思います。
■GNH(国民総幸福量)
ところで、先月、アジアの事業体の
代表者さんたちとバンコクでの会議の後、
立食パーティーでブータンのWさんと
スリランカのMさんと同じテーブルで
ワインを飲んで話をしてました。
て)ブータンは以前国王が
「GDP(国内総生産)よりもGNH
(国民総幸福量)を重視する」と
言われていたのを聞いたけど、Wさんの
幸福度は100点満点でなんぼぐらいですか?
W)そうやね。94点かな。ところで、てつやさんは?
て)えっ、自分ですか?
せやねぇ68点ぐらいかな(少し控えめに)
M)ええっ!そんな低いんですか?
私は、80点かな。(ちょっと誇らしく)
て)スリランカは、国の経済が破綻して
電気が止まったり、ガソリンを車に入れるのに
3日並んだりして大変な状態やのに
80点て、えらい高く思えますけど?
W)スリランカのMさんも似たとこある
と思うけど、住む所なくなったら
親戚や友達が泊めてくれる。
食べ物に困っても皆が喜んで助けてくれる。
つながり(人間関係)もしっかりあるし、
仕事も紹介してくれる。という事やと思います。
て)なるほど。
心理的安全性がめっちゃ高いということですね。
と、答えながら日本にいる自分は、
住むとこにも、食べることも
困ってへんのに、なんでこんなに
幸福評価点が低いんやろと気になりました。
■フルフィルメント的アプローチで
そこで、幸福度の判断基準を
物やお金の価値から
体験的価値、精神的価値に
頭を切り替えてみました。
もし今、95点になっているとしたら……
どんな状態やろか?
何してねんやろ?
どこにおるんかな?
と68点から95点までの差を埋めるのではなく
もう今、既に95点になってんねん。と
フルフィルメント的に考えてみました。
そうするとなんか不思議なことに、
お腹のあたりがふわっと
温かなったような感じがしました。
これは、まだまだ追及していきたい
テーマになりましたが、「ない、ない」
と考えるより、「ある、ある」と
考える方がええんかな。と思った次第です。
現地現物のために近いうち是非、
ブータンにお邪魔しますと
Wさんに約束して夜が更けていきました。
ところで、皆さんの幸福度は何点ですか?