ウエイクアップの久慈 洋子です。
このメルマガでも、何度かご紹介した、
「伴想人(ばんそうびと)」プロジェクトが、
昨年12月から、外部に向けて本格的に
スタートしました。
「伴想人」は、日本のトップ企業の経営陣として活躍し、
その経験にもとづく叡智に加えて、全員が
コーアクティブ・コーチングの経験を積んだメンバーです。
これまで日本のビジネスを支えてきた人たちが、
会社の壁を越えて、次世代のリーダーや経営層を
「エグゼクティブ・メンター®」として支援することによって、
企業全体、ひいては社会全体を元気にすることを目指しています。
*以下に、「伴想人」の説明と、メンバーのプロフィールが載っています。
https://wakeup-group.com/ei/
*「エグゼクティブ・メンター」は、(株)ウエイクアップの登録商標です。
伴想人は、企業変革、次世代リーダー育成、
イノベーション経営、D&I推進など、多くの経営課題の中から、
重要かつ自社内だけでの解決が難しいD&I推進、特に
「女性役員活躍」をメインのテーマとして、活動を始めました。
それは、「何人もの女性が役員として活躍する」に至る
プロセスこそが、多様な人財がその個性を生かして
いきいきと活躍する会社になるための、重要なカギである、
という想いからです。
具体的には、昨年12月から、
さまざまな企業の部長クラスの女性11名を対象に、
「伴想人サロン」を立ち上げました。
この「サロン」には、大きく3つの「部屋」があります。
1つは、女性メンバーと伴想人の「対話の部屋」です。
たとえば、伴想人が、自分が新人だったときから
役員になるまでのキャリアや、その中での
ターニングポイント、出会い、学び、
自分自身の意識が変わった瞬間などの経験を話したり、
役員になって初めて見える景色や、
ひりひりする修羅場の中でどんな信念で決断したか、
そして、会社のトップ層は自社、業界、そして社会の変化の
何を見ているのか、について語ったりします。
そういう話を入口として、女性メンバーから質問したり、
今の悩みなどをみんなで話したり、という対話が、
「今の話、もう少し詳しく教えてください」とか、
「そうそう、私もそう思ってた!」
「会社が違っても、おんなじですね」と、
にぎやかに交わされます。
もう1つは、「エグゼクティブ・メンタリング」
という「1on1の部屋」です。
メンタリング制度を取り入れる会社は増えており、
その良さがだんだん認識されるようになっています。
「伴想人」サロンのメンタリングは、社外のメンター、
しかもコーチング・トレーニングを積んだ
現役の役員・役員経験者が、その経験や智慧を、
惜しげもなくメンティに差し出してくれるという、
なんとも豊かな、かけがえのない時間だったと、
どのメンティも口をそろえて言ってくれました。
しかも今回は、1人のメンティに、
希望すれば、男女1人ずつのメンターがつく、
という、とてもぜいたくなしつらえでした。
同じ悩みについて相談しても、視点が違えば、
当然、違うところからの答が返ってきます。
「自社には女性役員がいないので、役員になった女性の見方や
アドバイスは、すごく貴重」であるとともに、
「経営層の男性って、こんなことを考えているんだ!」
という、社内では聞けない「ホンネトーク」も、
インパクトがあったようです。
そして3つめは、「女性メンバーOnly」ルームです。
「社内で、部長クラスは私一人」という女性メンバーも何人かおられ、
「社内では、上にも下にもなかなか話せないことって、あるよね!」
と、女性メンバーどうし(伴想人はノータッチ)の会も、
大盛り上がりだったようです。
そして、このネットワークは、これから、
「サロン」が代を重ねるにつれて、さらに
「アルムナイ」として、厚みを増し、
かけがえのない結びつきになっていくことでしょう。
新年度を迎え、次の代の「サロン」を起ち上げるために、
伴想人は、今、準備に追われているところです。
「伴想人(ばんそうびと)」という名前は、
「いろんな方々の想いや心の声を聴き、それを大切にしながら、
その方々が抱える課題や問題の本質に迫り、解決策をその方々と
伴に見つけ出していける存在として活動したい」
という願いから名づけられました。
「ばんそう」という響きには、伴走や伴奏や伴創など、
いろんな想いを込めています。
このメルマガをお読みくださっている皆さまにも、どこかで、
「ばんそう」する機会があることを、伴想人一同、願っています。
この活動にご興味のある方は、ウエイクアップの
以下アドレスまで、お問合せください。
「伴想人」代表受付メールアドレス
bansobito@wakeup-group.com