Co-Activeコーチング

父、コーチングを学ぶ。

CTIのワークショップ風景

こんにちは。
ウエイクアップの畑中景子です。
CTI JAPANで、コーチングの基礎コースと応用コースのトレーナーをしています。

日本の春は変化の季節。
皆さんの身の回りではどんな変化が起きていますか。

私の3月は、自分自身にも、周りにも、いろいろな新しいことが起きました。
そのうちの一つが、父のことです。
父が、CTI JAPANの基礎コースを受講しました。(一緒に学んでくださった方々、ありがとうございました。)

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自分で決める

桜

ウエイクアップの上田晶子(あっちゃん)です。
先日、CTI JAPANのコアコースの中の一つである、バランスコースをリードしました。
バランス・コーチングの本質を一言で表現すると「選択」。

それは、全ての人が持っている「自らが人生の主導権を握り、自ら選択して生きていたい」という願いを、コーチとして後押しする道筋でもあります。

コースのリードを担当しながら、私たちの日常は、選択の機会に満ちていると実感する出来事がありました。

もうすぐ春休みを迎える小学校1年生の長男と、春休みの過ごし方について相談していた時のエピソードです。

日本の桜をドローンで撮影してまわる“桜ドローンプロジェクト”に夫が参画して6年目を迎えます。昨年に引き続き長男を撮影に同行させようと夫婦で思い立ち、本人に提案してみました。

私:ゆうすけ(長男)、今年もパパの桜ドローンのお仕事があるよ。
春休みだし、また一緒に行ったらどう?
ゆ:えー、やだー。
私:え?なんで?昨年、楽しかったって言ってたじゃん。
ゆ:だって、寂しいもん。ママと一緒にいたいもん。
私:(心の声:いやいや、絶対行った方がいいでしょ)
ママは小学生じゃないからお休みじゃないんだよ。お仕事なんだよ。
ゆ:ええ〜・・・どうしよう・・・・。
私:ゆうすけの春休みだから、行くか行かないか、ゆうすけが決めたらいいよ。
ゆ:・・・うーん、決められないから、ママが決めてー。
私:(心の声:私が決めていいなら行くの一択だけど、待て待て)
ゆうすけのことだから、ママは決めないよ。自分のことは自分で決めるんだよ。
夫:そうや、自分のことは自分で決めるのが大事や。
私:ママもパパもそうやって決めてきたんだよ。
夫:ゆうすけ、人生はそのほうがおもろいで。
私:自分で決めなかったら、自分じゃない誰かが決めることになるんだよ。
ママもパパも、ゆうすけが自分で決めることを大事にしてほしいって思うよ。
ゆ:・・・・わかった。自分で考えて、決める。

翌日、彼から「パパの桜のお仕事、一緒に行く!」との報告がありました。この春彼は、日本中の小学生の中で一番、京都の桜を堪能すると思います笑。

彼は、小さい頃から何かを選ぶまでに随分と時間がかかる傾向があります。2歳の頃、こども園の徒競走で、ゴールの手前に先生たちお手製の折り紙で作った色とりどりのペロペロキャンディが並んでいて、一つ選んでゴールするところを、10秒以上じいっと眺めて吟味している姿を見て、もう!早く選んで!!と急かしたくなったのを堪えたことを思い出します。

人生には、自分で選べるものと、選べないものがあります。そして、私たちの日常のあやゆる場面に“選択する”機会があります。

「自分が選べることは何か」を知っていて、「自分で選んだのだ」と自分で分かっていることは、とても大切なことです。

一方で私たちは、無意識かつ無自覚の選択を知らぬ間にしている可能性があります。

  • 昨年度もこうだったから、その流れでなんとなく今年度も同じやり方をする
  • 早く決めて!と誰かに急かされて、やむなく選ぶ
  • 誘いを受けたから、なんとなく乗ってみる
  • ふと時間が空いた瞬間に、習慣的にスマホに手を伸ばし、なんとなく動画を眺める

また、プライベートな関係性においても、仕事の関係性においても、私たちは、無意識のうちに、相手の選択の機会を奪っている可能性があります。個人的には、親のニーズや期待を優先して、子どもちが自ら考え選ぶ機会を奪っていないだろうか?と自分に問うことが日々多くあります。

自分で決める。

日々のささやかなことから人生全体に影響する大きなことまで、その機会を積み重ねてゆくことが「自分は、誰でもない自分として生きている」実感を育み続けてゆく。そう信じて、自分の選択も、自分以外の大切な人たちの選択も、大事にしていたいと思います。

追伸:
2022年から月1回で執筆してきたメールマガジンの担当を、今回で完了します。継続的に担当することも、3年間続けてきたこのタイミングで完了することも、自分で決めて、メルマガ運営チームに快諾してもらいました。日常に起こることの中から、Co-Activeの本質をみなさんにシェアしたい。そんな思いで毎回執筆させてもらいました。みなさんがそれぞれの持ち場でCo-Activeを実践されることを、引き続き応援しています!

F1とコーチング

F1サーキット

「カオスを超えて、本質へ」をパーパスに掲げるウエイクアップの平田淳二です。

3月14日から2025年のF1が、オーストラリアからスタートします。
Netflixでも同じみのオーストラリアの人気ドライバーのリカルドが引退しましたが、同じオーストラリア人のジャックドゥーハンが新たにアルピーヌに加わったので、オーストラリアグランプリも盛り上がることでしょう。私は以前ジャックの父の2輪レーサーのミックドゥーハンのレースをよく見ていましたので、ジャックのF1デビュー(正式には昨年の最後のレース)には感慨深いものがあります。

F1の0.001秒を争う競技の裏側には、ドライバーだけでなく、何百人ものチームスタッフ、エンジニア、データアナリストが存在し、常に「勝利」を追求しています。
実は、このF1の戦略と、私たちが日常で向き合う「コーチング」の本質は驚くほど似ていると私は感じます。

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社会起業家支援とコーチング
~ワタシがタイセツにしていること~

ウェビナー「社会起業家支援とコーチング」バナー

ウエイクアップの長沢修(ted)です。
主に法人事業全般とマーケティングを担当しています。

ウエイクアップで常日頃より多方面に活躍するプロコーチ陣から毎回ゲストとして1人ずつ招き、
『〇〇と コーチング』~ワタシがタイセツにしていること~ 
と題して提供するウェビナーも、お陰さまにて多数のファンの方々が増えてまいりました。
皆さまの想いを有り難く、しっかりと受け取らせてもらっております。
いつもありがとうございます。

さて、次回17回目は、3月6日(木)12:15~12:45間にて
ウエイクアップ組織変容®コーチの番野智行さん(ばんばん)に2回目の登壇をいただきます!

今回のテーマは、「社会起業家支援とコーチング」です。

※ここでは「社会起業家」を以下のように解釈します。
社会的課題の解決を目的とし、そのための革新的なビジネスモデルを創造し実行する起業家さん。

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Co-Activeコーチングを言語化する

言語化のイメージ(ノートと鉛筆)

「カオスを超えて、本質へ」を掲げるウエイクアップの代表の平田淳二です。

1月22日12時から13時まで「パーパスとコーチング」というタイトルで、ウェビナーを開催します。誰でも参加できるのでぜひご参加お待ちしています。
https://semican.net/event/SC190305/oiqqjv.html
※お申込み受付は本日(1月20日)まで

隔週でリードをしている上級コースも、いよいよ「フルフィルメント」の回を迎えました。このテーマは、わかりやすく感じられる一方で、とても奥が深いものです。私自身のコーチングのほとんどはフルフィルメントコーチングなので、特に親しみを感じる指針ではあります。きっと、多くのコーチにとっても馴染みがあるのではないでしょうか。

とはいえ、Co-Activeコーチング全般に共通することですが、その奥深さゆえに言語化が難しく、人に説明するのが簡単ではありません。今回は2025年の自分への挑戦として、自分のコーチング体験をもとにフルフィルメントコーチングを言語化してみようと思います。(まだまだ不完全だと思いますが、少しでも参考になれば幸いです)

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人に焦点が難しい理由

「カオスを超えて、本質へ」を掲げるウエイクアップの平田淳二です。

昨日、Co−Activeコーチングの上級コースのグループコールの2回目が開催されました。
グループコールは2週間に1回のペースで半年間続いていきます。
今回のメルマガはそのペースに合わせて、上級コースのグループコールの
トピックについて書いてみたいと思います。

今週のトピックは「礎」です。

Co-Activeコーチングには以下の4つの礎があります。

・人は創造力と才知にあふれ、欠けるところのない存在である
・その人すべてに焦点を当てる
・今、この瞬間から創る
・本質的な変化を呼び起こす

上級コースをリードしてきた中で、多くの人が特に苦戦する礎が
「その人すべてに焦点を当てる」のような気がします。
基礎コースの初日から「人に焦点」を学んでいるはずなのに、
上級コースの最後まで苦労することが多い礎です。
多くのコーチが人に焦点をあてようと思っているにも関わらず、
問題解決をしてしまいます。

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世界で15万人を超えました!

グローバルのイメージ

Co-Activeコーチングを学ぶ仲間が世界で15万人に!

「カオスを超えて、本質へ」をパーパスに掲げるウエイクアップの平田淳二です。

Co-Activeコーチングを学ぶ人が、ついに世界で15万人を超えました!
「基礎コースの“あのワーク”を、15万人もの人がやっているんだなあ」と考えると、日本でもすごいけれど、国によってはどんな反応が起きているのか、ふと気になってしまいます。

以前はCTIのコースは対面のみ、日本語と英語だけで行われていました。
しかし、今ではオンライン対応や多言語化が進み、どんな環境でもコースを受講できるようになりました。
そのため、「対面とオンライン、どちらがいいか」という相談を受けることも増えています。

正直なところ、私のおすすめは

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オールドメディアとSNSとコーチング

スマホから様々な情報を得るイメージ

「カオスを超えて、本質へ」をパーパスに掲げるウエイクアップの平田淳二です。

兵庫県知事選挙をきっかけに、「オールドメディア対SNS」という言葉が話題になっています。これからの世の中では、「どの情報が正しいのかを自分で考え、選択する力」が求められる時代に入ったと感じます。

これまではテレビや新聞などの限られた情報源が中心でした。しかし今では、SNSを通じて多様な情報に触れられるようになり、それを自分で判断することがますます重要になっています。

これは、Co-Activeコーチングの「バランスコーチング」の考え方にも通じるものです。

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コーチングの常套句

人差し指を立てる女性(1ポイントアドバイス)

「カオスを超えて、本質へ」をパーパスに掲げる
ウエイクアップの平田淳二です。

11月24日(日)より、久しぶりに上級コースのリードを務めることになりました。チーム名は「夜空」です。もし、どこかで夜空チームに会う機会がありましたら、ぜひ温かく応援していただけると嬉しいです。

さて、今回の久しぶりのリードにあたり、私自身もCPLとしてコーチングをさらに深めていく必要性を感じています。そこで、最近、私が特に注目しているのは「コーチングにおける常套句」の存在です。

(本日の内容は、コーチングを本格的に学んでいる方や、プロコーチ向けの内容になっていることをご了承お願いします)

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選択の力とは

選択肢の前で考えている

ウエイクアップの上田晶子(あっちゃん)です。

Co-Activeコーチングの学びの機会は、
土台を学ぶ基礎コース、
さらに、明確な方向性を持った関わり方を学び、
統合してゆく応用コース、
さらにその先にプロフェッショナルなレベルまで
磨き体得する上級コース、
の3つのカリキュラムで構成されています。

先日、応用コースの2つ目の
バランス・コースのリードを担当しました。

それぞれのコースのリードを担当する時、
自分が受講生だった頃に、
コースの中で体験したことを思い出します。

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