こんにちは。
ウエイクアップでエグゼクティブ・コーチや
リーダーシップ・プログラムを担当している
山田博です。

一説によれば、人間は他の生物に比べて
弱かったから木から降りて歩くことを
選ばざるをえなかったといわれている。
そして歩いたから脳が発達し、
道具を作り、抽象的な概念を生み出し、
協力することを覚え、生き延びてきた
ともいわれる。

『1万年の旅路
(原題/「The Walking people」)』
という私の大好きな本がある。
これはネイティブ・アメリカンの部族に
口承で伝わる部族の歴史を
初めて文字にしたもので、
なんとアフリカを出てからひたすら歩いて
北へ南へ東へと移動し、
気の遠くなるような時間を経て
北アメリカ大陸の五大湖のあたりまでたどり着く。
その間に起きた出来事を
物語として記録したものである。

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