ウエイクアップの物語

株式会社ウエイクアップ
代表取締役社長 島村剛41

「人間誰しも、自分がしたいことに取り組んでいるときが最も幸せで、生産性が高い」

2008年早春、CTIジャパンが出版した「コーチング・バイブル第2版」によせた巻頭文の言葉です。
今もその想いに変わりはありません。
私たちにとっての仕事とは、自分を殺すことではなく、その本来の姿を存分に活かすことだ、という想いを、社会人としての30年余の経験を経て、今も自らのビジネスの現場で育み続けています。

株式会社ウエイクアップの前身、株式会社シーティーアイ・ジャパン(CTIジャパン)に私が参画した2004年4月から現在まで、この組織の代表取締役社長の役割を担ってきました。
正直に告白しますと、所謂、社長という役割に相応しい性格的適性を、私は持ち合わせていません(笑)。
そんな私がこの大役を永きにわたって務めている理由を私自身の内面に求めるとすれば、2000年の創業以来、CTIジャパンが提唱し続けている「コーアクティブ・コーチング(*)」(=人が本来持っている可能性に焦点を当てたコミュニケーションで本領発揮を促すアプローチ)が大好き、という想いです。
もちろん、2008年に事業展開を開始したCRRジャパンのシステム・コーチング(*)(=意図的で意識的な関係性の構築によってチームや組織をエンパワーする生命論的な組織開発)や、2010年に立ち上げたTLCジャパンによる、クリエイティブなリーダーシップを発揮する(=無自覚な思い込みに気づき、より大きな目的のために自分の価値観やリソースを存分に活用する)機会の提供についても、それぞれ大好きで、その可能性を信じてやまない私がいます。
皆様とウエイクアップのご縁は、この15年の間のどのタイミングだったのでしょうか。
その有難いご縁に心から感謝しています。

(* コーアクティブ・コーチング および システム・コーチングは登録商標です)

 

今日から始まった「ウエイクアップ・リーダーズ・マガジン」では、CTI、CRR、TLCという、3つの世界標準ブランドの智慧を、実践的な文脈、もしくは従来とは違った切り口で編集して皆様にお伝えし、ビジネスの現場でこれらの智慧を皆様に活用していただくことを目的としています。
そして、そのメールマガジンのラインナップの1つである、この「ウエイクアップの物語」では、株式会社としてのウエイクアップが、この15年の間、実際にビジネスの現場で日々取り組んでいることを、できるだけ率直に皆様にご紹介していきます。
予め申し上げておきたいことは、ウエイクアップの取組みは現在進行形であり、成功や失敗という結果の評価をできる段階では未だありません。
さらに踏み込んで正直に申し上げれば、どちらかというと、日々、舞台裏はたいへんです(笑)。
ただ、会社経営や組織運営といったビジネス現場の在り方や常識を、さらによりよいものに進化させていくことを志すビジネスリーダーの皆様にとって、3つのブランドの智慧の実践と体現を目指す私たちの取組みは、きっと参考にしていただけると考えています。
「ウエイクアップの物語」を、皆様のビジネス現場における組織開発やリーダーシップ開発に活用していただければ誠に幸いです。

3つのブランドは、それぞれのタイミングで株式会社を設立して事業展開して参りましたが、各事業のシナジーの発揮を意図し、昨年10月1日に各社を統合し、改めて、新生、株式会社ウエイクアップとして船出しています。
ですので、本日2015年10月1日は、統合1周年の記念日なのです。

 

統合後の株式会社ウエイクアップは、CTIジャパン、CRRジャパン、TLCジャパンという3つのブランドを、2つの文脈で事業展開しています。
1つは、これらのブランドの智慧の実践者を育成、輩出するラーニング事業、もう1つは、その実践者達との協働によるウエイクアップらしいリーダーシップ開発や組織開発の機会をB2Bでお届けするコラボレーション事業です。
いずれも「意識の進化を呼び覚まし、人やシステムが本来持っている可能性が拓かれた幸せな未来を創る」というウエイクアップのミッションのもとで事業展開しています。

ウエイクアップが元気に生き生きと活動できていることの原動力は、自分達が伝えている智慧が大好きで、その可能性を信じる想いや志、そしてその実践と体現が響き合うことで育まれ続けている‘熱’です。
これからお伝えしていく「ウエイクアップの物語」は、私たちがどのように、その‘熱’を育み続けているのか、の物語です。
次号以降も、ぜひ、気軽にお楽しみください。

今日からスタートした「ウエイクアップ・リーダーズ・マガジン」は、今回楽しんでいただいた「ウエイクアップの物語」に加え、以下のラインナップを準備中です。

「ビジネスコーアクティブ会話術」
「歴史に学ぶ日本的なシステムとリーダーシップ」
「生きている会議の創り方、進め方」

皆様のご感想などございましたら、お気軽に以下のアドレスにお寄せください。
magazine@wakeup-group.com

返信はむつかしいかもしれませんが、必ず拝読させていただきます。
次号以降も楽しみにしていただければ幸いです。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。

株式会社ウエイクアップ
代表取締役社長 島村剛

 

 

 

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