リーダーズマガジン

Vacation for Vacant

ウエイクアップの斎藤豊です。

昔、あるメルマガで「vacationとは自分の中にvacantを作るための時間だ」という一文を目にしました。

僕自身これまで多くの旅をしてきました。国内も海外も、海の中からエベレストまで行きました。

そんな僕ですが「あぁこれがvacationか」と思う体験が最近ありました。

それは夏休みのことです。今年はアメリカのカリフォルニア州にあるヨセミテ国立公園で過ごすことにしました。旅の目的は、ただただリフレッシュです。

ヨセミテには去年も来たので多少土地勘もあり、のんびり過ごすには良い場所です。

成田からサンフランシスコに飛び、レンタカーに乗り換えて運転すること約5時間。途中、最近Amazonに買収された大手オーガニックスーパーのWholefoodsで食料を買い込み、着く頃にはちょうど夕方。

時差ボケと運転疲れにビールを流し込んだら、バタンキュー(古い^^;)。

滞在は半キャンプスタイル(常設テントのような感じ)。

遮音性も低いので、朝はたいてい周囲の声や物音で目が覚めます。

ヨセミテの朝。僕の定番は、目覚ましをかけずに目が覚めるまで寝て、起きたらお湯を沸かしてコーヒーを淹れ、川辺にイスを持って行って、雄大な景色を眺めながらそれを飲むことです。

「ふぅ。。。」

分刻みとは言わないまでも、それなりに多忙な日々から突然大自然に身を投じると、こんな時「さて、次は何をしようか?」が頭に浮かびます。

そうなんです。無意識に私たちは「次は?」を考えてしまうことにここで気がつきます。

さらには
「あのメール返信してなかったな」
「通販であれ買わなきゃ」
「宅急便の受け取り日時変えたっけかな」と、
雑念が次々に出てきます。僕の場合、2-3日は出まくります。

ここまででお分かりのように、日常の脳はvacant(空)を作るどころか、いかにparticle(物事)で埋めようと働きます。

しかし自然の力を借りると、徐々にスペースを取り戻す力が宿ってくるようです。

「はぁ~、本当に素晴らしい景色だな。。。」

と思っているだけで3時間があっという間に過ぎ、「あ、もう昼だ。いいや、ビール飲んじゃお」に移行します(個人の趣味です、はい)。

そんなこんなで過ごしていると夕方になっています。

河原から薪を拾ってきて焚き火の用意をしつつ、カリフォルニアワインに突入。

気づくと居眠り。

隣で同じようにキャンプをしている家族はカードゲームをしているようです。なんとものどかな夜。最高です。

これが僕にとってのvacantです。

vacantを作ると、旅の前半で事柄が次々浮かぶ替わりに、次々と新しいアイデア・発想が生まれてきます。

しかしここで大事なのは、敢えて整理しようとせず、流れに身を委ねることです。

結果、心身共にリフレッシュし、優先順位も整理され、新しいアイデアも浮かぶという、理想的なvacationを過ごすことができました。

みなさんは、何の予定も、何もする必要のない時間を、最近どれくらい持ったでしょうか?

家の中に物がついつい増えるように自分の中も一杯になっているとしたら、たまにはvacantを作ってあげましょう。

そこには何か新しいもの、大切なものが入ってきてくれるに違いありません。

何も1週間山にこもる必要はありません。

まずは3時間だけ、スマホもパソコンも手帳もノートも手放して、カフェで過ごすことから始めてみませんか?

おまけ1
ヨセミテ国立公園名物のハーフドームは入山規制中。抽選に申し込むにはネット環境が必要で、結局国際ローミング接続してアクセス。今やアウトドアにもネットが不可欠でした。しかも滞在中全部外れて登れずじまいでした(涙)

おまけ2
いつものように川辺でコーヒーを飲んでいた朝のこと。対岸にいたカップルが服を脱いで川にダイブ。「さすがアメリカだなぁ」と思って再度見ると、水着を着用しています。何かを脱ぎ捨てたいという僕の妄想だったのでしょうか。。。

急にパソコンの調子が悪くなって。。。

こんにちは。ウエイクアップのエグゼクティブコーチ兼企業担当責任者の斎藤豊です。

「急にパソコンの調子が悪くなって。。。」

同僚Mの言葉ですが、思い当たる方も多いのではないでしょうか?

現代のビジネスパーソンにとってITスキルは欠かせません。
と言うこと自体古いのですが、まだまだ”ITに使われている”人も多いのも事実。

実はワタクシ、以前は人工衛星開発も手がけるなど、元バリバリのエンジニア。

生産性や効率を考えたとき、ITとはお友達になっている必要がありますので、今回は”超”私見でIT達人へのヒントをお伝えします。

1.パソコンは常にキレイに
2.スマホ以外はあり得ない
3.紙さま、さようなら

1.パソコンは常にキレイに
「え?」と思われた方も多いかもしれません。しかしこれまで多くのIT相談に乗ってきた経験では、トラブルが起きる人ほどパソコンが汚い。

キーボードは手垢とホコリだらけ。外面は指紋だらけで、筐体には傷。さらにデスクトップにはファイルがいっぱい。

「神さまが入っている玄関はキレイに」と昔教わりましたよね。今やパソコンはコミュニケーションの玄関です。

思い当たる方は今すぐウエットティッシュでパソコンを拭き清め、デスクトップは「空に(何も無い状態)」にしましょう。日々目にするデスクトップ。デスクトップの乱れは心の乱れです。

2.スマホ以外はあり得ない
敢えて言い切ります。ビジネスを考えるならスマホしかあり得ません(今のところ)。

それでも「いや、自分はいいんだよ」というあなた。

あなたは良いかもしれませんが、周りの人たちはそうは言っていないかもしれません。

一駅電車に乗れば返せるメールは数通=その数だけ助かる人が数人います。

残念ながら年齢を重ねると共にボトルネックになりがちです(笑)。

スマホ達人になりましょう。スマホを持つは自分のためならず。

3.紙さま、さようなら
打合せや待ち合わせに紙を持って行っているあなた。気持ちは分かります。

でもその紙、役に立つ時間はわずかな時間で、あとはゴミ。せいぜい裏紙ですよね。

「紙にしないと不安で」という声もありますが、それは慣れ親しんだ世界に居続けようとする声です。

まずは手元にある資料を「全て」電子化しましょう。高性能なスキャナも今時数万円で買えます。OCR機能で検索できるようにしておけば、光速に近い早さで検索してくれます。

「いつか見るかもしれない」と言って何年も持っている資料も、捨てるに捨てられない年賀状も、スキャンして「紙さま、ありがとう」と感謝してキレイさっぱり捨てましょう。

スケジュール管理も、紙の手帳とはさよならしましょう。ビジネスを考えるとオンラインしかあり得ません。

いかがでしたか? 僕自身は日々IT環境を進化させ、例え今日Macが故障したとしても、すぐに同じ環境が再現できる環境を構築しています。

決して難しいことではないので、機会があればまたメルマガで書いてみたいと思います。

おまけ1ーSkypeをする時に、毎回インストールから始めている同僚H。不憫に思えて仕方ありませんでした。

おまけ2ーExcelに数字を入れて、その脇で電卓で計算して結果を入力している友人A。かける言葉が見つかりませんでした。

おまけ3ー「iPhoneが遅い」と言う同僚Y。通信設定を見てみたらLTEがOFFで3G通信
してました。「なんでこうしてるの?」と聞くと「え?何のこと?」という返事。

このおまけ3を読んで「え?何のこと?」と思ったあなたも予備軍かも(^^;

コーチングでパワハラは矯正できますか?

ウエイクアップの斎藤豊です。

「コーチングでパワハラは矯正できますか?」
という相談は以前からありましたが、このところ増えていることを実感しています。

このようなお問い合わせに対する第一のお答えは「本人の意思によります」。

なぜなら、無意識にパワハラ的コミュニケーションを取っている場合もあれば、意識的に行っている場合もあり、それをどう自覚しているかが最も重要だからです。

つまり大事なのは「今の状態を善しとせず、変えていきたいという気持ちがあるかどうか」です。

宮崎に住むプロコーチ、Mちゃんの言葉を借りれば「湿った木には火は点かん」です。

さて、なぜパワハラ的なコミュニケーションになってしまうのでしょうか?

私見ですが、一つの仮説は「優しさと責任感の強さ」なのではないかと思います。
会社から(上司から)期待をされている。その期待には応えたい。
かと言って自分一人でできる仕事では無い。
かつ、期限も限られている。納期は常に厳しい。
睡眠時間はどんどん削られていく。
キツイ、帰れない、気が休まらない。
想定していない問題も起きる。
体調を崩して戦線離脱していく部下も出てくる(「いいよな、あいつらは逃れられて」)。
さらに時間がなくなる。
追い込まれる。
・・・
「なんで出来ないんだ!」
「お前ら死ぬ気でがんばれ!」
「この能無し!!」

最後の三行だけを見ると、いたたまれない気持ちになりますし、職場で決して出てはならない言葉に違いありません。

それでも、言う側にはその言葉を発するまでのプロセスがあるのではないかと思います。

これが顕著に起きるのは大企業。まず、はじめに組合員を部下に持つファーストラインの管理職です。

そこから上は会社からの期待も大きい分、パワハラのインパクトも大きくなる一方です。

そんな方々には元々「会社の成長に貢献したい」という思いがあったのではないでしょうか。

ただし、もしかすると
「出来ないヤツと思われたらおしまいだ」
「出世するためには成果を出し続けなければいけない」
「周囲の奴らはみんなバカだ。俺が言わないと何もできない」
という見方になってしまっている可能性もあります。

コーチングでパワハラを”矯正”することはできません。
しかしこれまでいくつものご相談に応じてきて、ある程度型が見えつつあります。

関心のある方はご相談ください。

おまけ1:福島県天栄村での無農薬米作りをさせて頂いて3年目になります。先日稲刈りに行ってきました。自分たちがやっているのは年間数日とは言え、新米を食べる喜びはたまりません。
農家の方々と触れ合っていて学ぶのは、謙虚さと変化を受け入れる姿勢。聞くと「お天道様には敵わないからね」と一言。学ぶこと多し。パワハラ矯正にもいいかも!?

おまけ2:さらに、9月から神奈川県葉山にある「森と畑の学校」に通い始めました。1年間畑を学ぶのですが初回は畑作りから。何を植えたいかは参加者の自由と聞いて、僕が植えたのは、タイ料理に使える野菜ばかり。自分で作った無農薬野菜でタイ料理。妄想が止まりません。

人生に必要なことはバイトから学んだ

ウエイクアップで法人部門責任者兼エグゼクティブコーチの斎藤豊です。

暑かったような涼しかったような夏が終わろうとしていますが、特にサービス業において気持ちの良いサービスを受けると嬉しく、そうでないサービスを受けると残念もしくは怒りの気持ちが湧きますよね。

今年のある夏の日のことです。

つい最近始めたゴルフの練習の帰りに、朝食を食べにあるリゾート地のデニーズに行きました。

「いらっしゃいませ、デニーズへようこそ!」

実は私、学生時代ずっとデニースでバイトをしていました。

それだけに懐かしい一声で、男性店員が迎えてくれます。それも素晴らしい笑顔で。

席まで案内してくれて、注文もスムーズなことに加えて、常に笑顔。

さらに言葉の一つひとつに心がこもっています。

料理を運んで来るときも
「ベーコンにはお醤油でしょうか。こちらに置きますね」
とさりげない一言。

会計時も
「お味はいかがでしたでしょうか?」
「良い一日をお過ごしください」
と、まさに完璧。非常に気持ち良いサービスでした。

振り返って「自分は普段お目にかかる方々に心から接しているだろうか?」と思い返しました。。。

答えは、、、出来ているとは言い難い、です。

身近な人にこそぶっきらぼうなコミュニケーションをすることがありますし、お客さまにも礼を欠いているのでは、とあれこれ思いつきます。

ただ、、、悪気は無いのです。

全くもって悪気は無いのですが、意図しない言動を無意識のうちに行ってしまい、振り返ってみると、反省することが思い当たる。。。

これ、無意識の反応・行動であるがゆえに難しいんですよね。。。

ウエイクアップで伝えているTLC(The Leadership Circle)で言うところの「リアクティブ」な行動パターンです。

さて、どうすればクリエイティブなリーダーシップの発揮につながるか。

デニーズ時代の学びを活かすとすると、
”You are on stage”
(不思議なことに、バイト研修ビデオの一言が今でも頭に残っています)。

「制服に着替えたら、ステージ上にいると思いなさい。みんながあなたを見ています」
ということでしょうか。

「どんな意図を持ってそこに立つか」
「相手にどんな印象(インパクト)を持って欲しいか」

さぁみなさん。自分がステージにいるとしたら、今日接する相手にどんな気持ちになって欲しいですか?

おまけ1:デニーズでは一貫してキッチン担当でした。間違いなく今の自分を形成した経験でした。小さな名誉ですが、当時エリア内キッチンコンテスト2位。1位の人は全国1位になったので、自称全国2位です(笑)。

おまけ2:最近、デニーズにドリンクはドリンクバーになったようですね。「コーヒーカップの底を見せないサービス(お代わりいかがですか?)」世代には、なんとも寂しい時の流れです。

2016-2017ウエイクアップ・アワード受賞者の皆様

2月22日に開催される2016-17 ウエイクアップ・アワードの受賞者が決定しましたので、速報として喜びと共にお知らせ致します。

ご応募並びに推薦をしてくださった皆様、本当にありがとうございました。そして受賞の皆様、誠におめでとうございます。

黒田 俊介様  三橋 新様

カマコン様(鎌倉からはじまった街の活性化を支援する活動)

土佐ガス株式会社様

江崎グリコ株式会社様

宮崎てげてげ通信様

「海外ビジネス武者修行プログラム」 株式会社旅武者 山口和也様及びチームビルディングファシリテーター 一同(代表 村上卓)様

(株)JALサンライト企業理念プロジェクトチームメンバー様

和田佐智子様

鳥谷部大樹様 鳥谷部愛様

大賞者のプレゼンテーション及び受賞者の皆様のご活動につきましては、2月22日のウエイクアップ・アワード開催後にHP及びメルマガ等でご紹介させていただきます。

 

 

株式会社ウエイクアップ
ウエイクアップ・リーダーズ・マガジン編集部
編集長 平田 淳二

ウエイクアップからの新年ご挨拶

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

ウエイクアップ代表 島村 剛から、新年とり年のご挨拶を申し上げます。

今年は「とり年」。あなたはこの1年を、どんな年にしたいですか?

私は、さとりの境地にはほど遠くとも、心のゆとりは大切に、自分にとって大切な場所をもう一度訪れる年にしようと、ひとり密かに考えています。

そこは、春から夏の間だけ現われる、とても綺麗な湖です。

その湖のほとりの、静かな、そして色とりどりの自然の中で、しっとりと穏やかな気持ちをとり戻す。

それはまさに、私にとっての「ひとり・リトリート」です。

もちろん仕事は丁寧に、とーり一遍では済ませません。

時代を読みとり、変化を先どりしていくことに憧れつつも、まずは、心に定めた意図どーり、足どり確かに一歩ずつ、仲間たちと共に、人やシステムが本来持っている可能性が拓かれた、幸せな今と未来を創り続けていく所存です。
特に、このウエイクアップ・リーダーズ・マガジンでは、手とり足とりとまではいきませんが、あなたの課題解決のヒントをとりまとめてお届けしていきます。

ぜひご期待くださいね。

あなたと私をとり持つありがたいご縁に心から感謝しつつ、この「とり年」がとても幸せな1年になることを祈念して、‘とり沢山’の年頭のご挨拶とさせていただきます。

ありがとうございました。

 

 

島村剛

第1回ウエイクアップ・アワード受賞者ご紹介(川添 香さん)

こんにちは。ウエイクアップ・リーダーズマガジン編集長の平田淳二です。
ウエイクアップ・リーダーズマガジン2016年も最終号になりました。

11月以降は、リーダーシップ、コーチングを活用しておられる皆さんを賞するウエイクアップ・アワードと、その実践者の方々のご紹介をしてまいりました。
そして、今年最後の、第1回ウエイクアップ・アワードの受賞者のご紹介は、川添 香さんの活動、「保育園の笑顔」です。

「私たちが心から笑顔にならなければ子どもたちを笑顔にすることはできないと思っています。でも、なれないんです・・・。」

この保母さんの言葉から、「保育園の笑顔」の活動がスタートしました。
http://my66p.com/l/m/RdcrNe0oDUnxZE
実行委員長 島村剛より

教育の現場、特に乳幼児保育の環境をよりよくしていくことは、直接的にその恩恵を受ける子供達だけでなく、より安心して若い世代が社会的な活躍の幅を広げるために必要な大切なテーマです。

川添さんは、システム・コーチングを活用して、保育園の現場が本来持っている可能性を拓くための地道な活動に取り組んでこられました。
保育園の先生方の関係性を整えることで、子供たちへの保育の質が高まっていくことは容易に想像できます。
純粋な子供達相手ゆえのチャレンジを伴うお仕事に従事される保育園の先生方に対しての心あるサポートを通じて川添さんが幸せな今と未来を創ってこられたことに対して、表彰式に集まった皆さんからも大きな認知が寄せられました。

 

ベーリンガーインゲルハイム ジャパン株式会社様 第1回アワード受賞者紹介(4)

ウエイクアップ・リーダーズマガジン編集長の平田淳二です。

今回の第1回ウエイクアップ・アワード受賞者のご紹介は、ベーリンガーインゲルハイム ジャパン株式会社様です。
各社がグローバルにしのぎを削る製薬業界の中で、ベーリンガーインゲルハイム ジャパン社は「人財教育の重視」を経営哲学とし、目に見える成果だけでなく、目に見えない文化作りにもエネルギーを注ぐことで、企業成長を成し遂げてこられました。
特に人事本部タレントマネジメント部の「オーガニック・イノベーションチーム」は、その実践部隊として、人事としてのイノベーションとは何かを議論し、先端の手法を現場に導入しておられます。
コーチングを社内文化とするだけでなく、システム・コーチング(チームに対するコーチング)の意義に早くから気づき、要となるセクションに対して、力強いワンチーム作りを実行されてきました。
社内リーダーの意識を、個人だけでなくシステム全体にまで広げることで、関係性を大切にするコーポレートカルチャーを醸成する、新しい取組みに、会場内から大きな拍手が沸きました。
実行委員長 島村剛より

異なる企業文化の融合の為にシステム・コーチングを活用されるなど、組織を‘生きもの’として大切に育み、その‘生きもの’が本来持っている可能性を拓く活動を地に足をつけてしっかりと継続してこられました。

人や組織を大切に育むことがイノベーションに繋がり、それがビジネス上の競争優位をもたらすという実践事例を積み重ねられています。

そして、その先見性と継続する力の結実により、幸せな今と未来を職場に出現させてこられました。

表彰式では、オーガニック・イノベーションチームの名のとおり、まるで即興のような軽妙さで、まさに幸せな今と未来をその場から創り、大いに会場を盛り上げてくださいました。

「北風」でも「太陽」でもない能力開発

こんにちはウエイクアップ・リーダーズマガジン編集長の平田淳二です。

本日は企業で使えるコーチングのご案内です。

・自分でやった方が早いからと部下の仕事を取り上げてしまうマネージャー

・「普通に考えたらこうでしょ」と知性で圧倒して部下をおびえさせてしまうマネージャー

・「チームワークの良いチーム」という名の「ぬるま湯」を作ってしまうマネージャー

経営者や上級管理職の皆さんの中には、「あの人」が変わってくれたらもっと業績が上がるのになぁというお悩みをお持ちの方も多いと思います。

一方でイソップ寓話にある「太陽と北風」の例にもあるとおり、こういう場面で「変われ!」とビュンビュン北風を吹かせてもなかなかすぐに行動が改善するものでもないのではないでしょうか。

なぜならば、そのような行動は、本人も悪意があってやっているのではなく、そもそもは「現状をなんとかしたい」

という思いでとった行動が不器用に出てしまっている場合も多いからです。

この点、人間は複雑系であり、上で挙げたようなマネージャー達にも、そういう行動を起こすに至った理由があり、背景があります。
そして、その奥には「こうなってほしい」という大きな想いや願いもあります。

人や組織の力を遺憾なく発揮するためにはそういうところを一つ一つ大事にしながら

まずはその人の持つ本来の力がしっかりと発揮されることが大事ではないかと私たちは考えています。

このあたりの複雑な反応を一つ一つ読み解いていくために、TLCでは、360°フィードバックを用いてその人の中で起こっている反応を「見える化」し、自分自身と自らの組織や社会にとって
本当に必要なものを「創造」するためのあり方と行動を対話の中から作り出していきます。
最終的には「太陽」でも「北風」でもなく、自分の中の「問題意識」や「願い」から発電して、内側の熱からポカポカとあったまって自分からコートを脱いでいくイメージ。
リアルな現場のふるまいに変換すると、自分から殻を破り、目的の達成に向けたチャレンジングな行動を自らに課していく思考と行動の変化。

TLCでは、単なる行動変化ではなく、そのような形での変容(Transformation)を支援しています。

TLC資格認定コースでは、こうした「変容」のメカニズムを学び、TLCを実際にご提供いただけるようになるまでのトレーニングを行なっていきます。

経営者や組織の人材開発担当者におかれましては企業内の人材育成のコンセプト&ツールとして、コンサルタントやコーチの皆様におかれましてはお客様にご提供するサービスラインナップに、

是非、TLCのコンセプトと変容のメカニズムの導入をご検討いただければと思います。

アワード第1回の受賞者ご紹介(三菱鉛筆東京販売様)

こんにちは。ウエイクアップ・リーダーズマガジン編集長の平田淳二です。

昨年のウエイクアップ・アワード受賞者のご紹介も3回目になります。

今週は三菱鉛筆東京販売株式会社 代表取締役社長 大橋 謙二 様です。

三菱鉛筆東京販売株式会社様は、「みんなで幸せでい続ける」という経営理念を掲げられています。

そしてその理念どおり、経営の目的はみんなで幸せでい続けることにある、ということを強く意図したさまざまな施策の導入により会社全体をエンパワーし、その結果として、複数年度にわたる継続的な業容の拡大を見事に達成しておられます。

こうした個人の幸せと会社の業績が両立する経営の愚直な実践が、ウエイクアップ・アワードとして表彰されました。
【ウエイクアップ・アワード実行委員長の島村より】
みんなで幸せでい続ける。

経営理念であるこの言葉を日々の経営の中で愚直に、そして誠実に探究されている姿に、表彰式に出席した私たちの誰もが心を打たれました。

事業を推進する、会社を経営するという現実の中で、まさに関係者一同の意識の進化を呼び覚まし、みんなで幸せにい続けることに会社全体の目標として本気で取り組んでこられました。

その結果、自分達が本来持っている可能性が拓かれ、複数年度にわたる継続的な業容の拡大と経営品質の向上という、ビジネス上の結果を出し続けておられます。

そして何より、「僕たちは幸せです」と満面の笑みで発言される大橋さんや清水さんの幸せオーラによって、表彰式の会場全体が幸せなエネルギーに満たされました。

昨年の様子は動画になっていますので、こちらからご覧ください。
http://my66p.com/l/m/KWcYi48Odl2qsM