組織変容

緊張の中でも、対話をあきらめない

チームで対話するイメージ

こんにちは。組織変容コーチの川添香です。

今回は私のリアルな体験をもとに書いてみたいと思います。
私は、ウエイクアップ内では、いくつかの他のチームにも所属しています。
これはあるチームでの出来事ですが、緊張を伴いながらもメンバーとの豊かな対話が体験できた事例です。

そのチームで議題に上がったのは、半年以上前から何度も顔を出しては、なかなか扱われずにきた、ある重要なテーマでした。
メンバー全員がそのテーマの必要性はわかっている。けれど、それ以上に言いづらさがあるテーマです。

意見がぶつかりそうな雰囲気もあり、うっかりすると関係性にひびが入りかねない―そんな緊張感が、空気の中に静かに横たわっていました。

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「組織変容®ダイアログ」で、組織の未来を共創しませんか?

カオスを超え、本質へ誘うダイアログ(全4回シリーズ)バナー

ウエイクアップの長沢(ted)です。
主に法人事業全般を担当しています。

常日頃、多くの法人企業様と「人と組織に焦点」を当てた対話を重ねさせていただく中で、今後の施策注力テーマの一つに「組織・チームの更なる変容(進化、変化含)」を挙げられることが増えています。

私たちウエイクアップでは、こうした「現場で起きている生の声」を更に集約~分析しながら、「法人組織が抱える10のカオス(混沌)」として提唱し、ご紹介を進めておりますが、多くの法人企業様から共感と納得の声をいただいています。

法人組織での現実(あるある感)は、「『やらされ感』『言ったもん負け』の壁に阻まれ、思うように進まない」「施策は結局イベントで終わってしまい、根本的な変化につながらない……」そんなジレンマを抱えている事実が多いようです。

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「静かな亀裂」を乗り越える

背中合わせのビジネスパーソン(対立のイメージ)

こんにちは。組織変容コーチの川添香です。

私たち組織変容コーチはチームの関係性を扱いますが、その知恵がパーソナルコーチングでも生きた事例をお話しします。事例はクライアントから承諾をいただいて公開しています。

Aさんは、新しく任されたチームのマネジメントで困っていました。
というのも、チームのベテランのTさんと中途入社のYさんの関係性がどうもよくないのです。「どうも」というのは、表立った衝突や対立は見られないものの、明らかな冷たい空気が二人の間にあり、ミーティングではそっぽを向き、業務連携も最低限なのです。1on1で個別に話を聴いてもどちらも「問題ありません」と言うばかり。

Aさんの心配は二人のギクシャクした関係がチーム全体に影響を及ぼし始めていることです。チームにも二人を気にする空気が生まれ、コミュニケーションの活気が失われているとのこと。毎回ミーティングが重いんですよ……と、途方に暮れている様子でした。

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【全貌公開】カオス(混沌)を越え、本質へ誘うダイアログ

ウェビナー「カオス(混沌)✕組織変容」バナー

ウエイクアップ組織変容®コーチの木村 史子です。

ウエイクアップが「組織開発」ではなく「組織変容®」と謳うのには理由があります。
組織は誰かが外側から「開発」していくのではなく、内側から自らの力で「変容」していくことが大切だと思っているからです。
ウエイクアップでは、組織変容の源となる方のために、
【あなたと組織の未来が変わる 共創ダイアログシリーズ】を
五反田オフィスにて対面形式にて開催します。
それに先だちまして、本シリーズの全貌を公開する無料ウェビナーを開催します。

【ウェビナー概要】

  • タイトル: カオス(混沌) × 組織変容®
    経営層・人事責任者のための「カオスを越え、本質へ誘うダイアログ」全貌公開
  • 開催日時: 2025年6月27日(金)11:45〜12:15
  • 形式: オンライン(Zoom)
  • 参加費: 無料
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まずは伝えてみる

こんにちは。ウエイクアップ組織変容®コーチの中村菜津子です。

前回(5月16日配信)に続き、本日も4月22日のお昼にお送りしましたウェビナー「アサーション×組織変容®」の際にお寄せいただいた質問にもお答えしながらお届けしようと思います。

アサーションとは、相手の気持ちも大切にしながら自分の思いや気持ちを率直に伝える話し方の考え方と手法です。最近では、学校の授業で学んだという声を聞くことが増えているので、知っている方も多いかもしれません。

アサーションでは「人権」を大切に考えています。私は専門家ではないので難しいことは語れませんが、一言で言うと「人はだれでもその感情、思い、考え方をもってそこにいてよい」ということでしょうか。

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違いはチャンス

こんにちは。ウエイクアップ組織変容®コーチの中村菜津子です。

今月2回分のメルマガを担当いたしますが、どちらも4月22日のお昼にお送りしましたウェビナー「アサーション×組織変容®」の際にお寄せいただいた質問にもお答えしながらお届けしようと思います。

アサーションとは、自分と相手を尊重するコミュニケーションです。自分の思いや気持ちを率直に伝えつつ、相手の気持ちも同様に尊重します。どちらも大切にした話し方の考え方と手法です。
最近では、学校の授業で学んだという声を聞くことが増えているので、ご存知の方も多いかもしれません。

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組織の「軸」、言語化できていますか? ─ ウエイクアップのパーパス策定実践知を無料公開

お役立ち資料「組織を一歩前進させるパーパスのつくり方」サムネイル画像

こんにちは。
ウエイクアップの五十嵐順一(いがぴー)です。
法人営業及びマーケティングを担当し、法人企業様の伴走をしています。

日ごろさまざまな企業様とお話しをさせていただく中で、この変化と不確実性が高まっている時代に「この組織はどこへ向かおうとしているのか?」という問いに向き合われている方が増えていることを実感しています。

それは絶対的な解のない問いでもあり、その問いに対して経営層から現場までが同じ方向を向き納得感を持って意思決定を進めていくには、組織としての「軸」が必要です。

その軸として、いま改めて注目されているのが パーパス(存在意義)です。

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あなたの組織に「眠っている犬」はいますか?

眠っている犬

組織変容®コーチの木村史子です。

組織の中には、3匹の犬が存在します。
まず、重要で緊急度の高い「吠える犬」。次に、戦略的に重要ではあるが、緊急度は高くない「吠えない犬」。最後に、誰も進んで話そうとはしないけれど、話し合われない限り先に進むことが難しい、話すことのできない問題、それが「眠っている犬」です。
(出典:「フィールドブック学習する組織『10の変革課題』なぜ全社改革は失敗するのか?」ピーター・センゲ他著の書籍)

私たち組織変容コーチは、各企業に赴いて、その組織について、何人かの個人へのインタビューを通じて理解を深め、組織変容のステップを見立てていきます。
その際、組織にいる「吠える犬」と「吠えない犬」、そして「眠っている犬」が明らかになることがあります。

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アサーティブコミュニケーションで組織が変わる

ウェビナー「アサーション✕組織変容」バナー

こんにちは。組織変容®コーチの木村史子です。

ランチタイムに画面の前にいてもいなくても、ラジオのように気軽に視聴できると好評をいただいている弊社ウエイクアップのウェビナー「○○×組織変容®」シリーズ第3弾。今回は、組織変容コーチの中村菜津子さんを迎え、「アサーション✕組織変容」というテーマでお届けします。

中村さんのこと、親しみを込めてなっちゃんと呼ばせてもらっています。
奥ゆかしくしなやかな在り方を体現しているなっちゃんは、時に「言いたいことは言うよ」という力強い存在感を放つコーチです。
そんな彼女の秘密はどうやらアサーションにあるようです。
彼女ならではの「アサーション×組織変容」への思いを聴かせてもらいます。

このような方はぜひご参加ください

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なぜ外部の視点が「組織の姿」を照らし出すのか

インタビューのイメージ

こんにちは、ウエイクアップ組織変容コーチの山川広美です。

時々「組織変容コーチ」の組織へのアプローチ方法について聞かれることがあります。
様々なアプローチがあるのですが、そのひとつがインタビューです。

このインタビューでは初対面の短い時間の中で、組織のリーダーは気づいていなかった
組織の真実が浮かび上がることがあります。

メンバーが語るのは課題だけでなく「こういう風に働きたい」という願いや、
それが叶わないジレンマといった本音を語ってくださいます。

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