パーパス

「カオスを超えて、本質へ」〜パーパスと私〜 Vol.12

ウエイクアップの橋本博季(はっしー)です。

ネガティブ・ケイパビリティ
―答えの出ない事態に耐える力―

この数年で強く印象に残った本の一つです。

ネガティブ・ケイパビリティは詩人ジョン・キーツが19世紀に発見した概念で、簡単に言うと「すぐに答えを出そうとしない態度」と言えます。

即時の解決が不可能な、例えば地球温暖化のような複雑で長期的に取り組む必要がある問題が増える中、すぐに答えを出そうとしない態度の重要性が説かれています。これは一つの例ですが、身近な組織でもすぐに解決が難しい事象は増えているのではないでしょうか。

この本の中で「すぐに答えを出そうとしない態度」は人間の本能に反するものだとも述べられています。
脳は答えを出したがるため、宙ぶらりんな状況を得意としない特性があるのです。「要はこれ」と言いたくなる症候群。

続きを読む

個人のビジョンと組織のビジョンは重なるのか?

ウェビナー「個人のビジョン✕組織委変容」バナー

こんにちは。組織変容®コーチの木村史子です。

弊社ウエイクアップの新しいウェビナー企画、「○○×組織変容®」シリーズ第2弾。
テーマは「個人のビジョン×組織変容®」ゲストは組織変容コーチの山川広美です。

広美さんとは、2019年、弊社に組織変容®コーチが集った時からのご縁で、たくさんのクライアントにCo-Coachとして携わっています。
私から見た、彼女のコーチとしての強みは、大胆さと繊細さを併せ持つチームや人への関わりです。その背景についてもお話しいただこうと思っています。

さて、今回のテーマ、個人のビジョンと組織変容にはどのような関わりがあるのでしょうか。

続きを読む

「カオスを超えて、本質へ」〜パーパスと私〜 Vol.11

こんにちは。
WAKE UPの安木千夏です。
普段はCTI JAPANの基礎・応用コースのリードを担当しています。

WAKE UPのパーパスを見直す時期ではないか? と話が持ち上がった時、私はまだWAKE UPにジョインしたばかり。
当時からWAKE UPにはミッションがすでにありましたが、正直なところ、ミッションについてはなんとなく知っている、そんな状態でした。またコロナ期だったこともあり、どんな人たちがWAKE UPに集まっているのかもよく分かっていませんでした。

そんな中、パーパスが新しくなる過程での数々の対話は私にとって、自分自身もWAKE UPの一員なのだと実感するために必要なプロセスだったと感じています。

続きを読む

Co-Activeコーチングを言語化する

言語化のイメージ(ノートと鉛筆)

「カオスを超えて、本質へ」を掲げるウエイクアップの代表の平田淳二です。

1月22日12時から13時まで「パーパスとコーチング」というタイトルで、ウェビナーを開催します。誰でも参加できるのでぜひご参加お待ちしています。
https://semican.net/event/SC190305/oiqqjv.html
※お申込み受付は本日(1月20日)まで

隔週でリードをしている上級コースも、いよいよ「フルフィルメント」の回を迎えました。このテーマは、わかりやすく感じられる一方で、とても奥が深いものです。私自身のコーチングのほとんどはフルフィルメントコーチングなので、特に親しみを感じる指針ではあります。きっと、多くのコーチにとっても馴染みがあるのではないでしょうか。

とはいえ、Co-Activeコーチング全般に共通することですが、その奥深さゆえに言語化が難しく、人に説明するのが簡単ではありません。今回は2025年の自分への挑戦として、自分のコーチング体験をもとにフルフィルメントコーチングを言語化してみようと思います。(まだまだ不完全だと思いますが、少しでも参考になれば幸いです)

続きを読む

パーパス経営を本物にするコーチングの力

こんにちは!
ウエイクアップの三升谷真秀(えま)です。

昨年12月13日、無料ウェビナー「パーパス経営を本物にするコーチングの力」
を開催しました。
おかげさまで満席となり、多くの方にご参加いただきました。
この場を借りて、心から感謝申し上げます。

このウェビナーシリーズでは、
「個人のパーパスと組織のパーパスをいかに結びつけ、共に成長し、
より良い社会の実現につなげるか」というテーマを深く探求しています。
シリーズ第1回目では、「個人と組織、そして社会の本質的変化を生み出す
コーチングの可能性」をテーマに、ウエイクアップのメンバー3名が
それぞれのストーリーと実践例を交えながらお話ししました。

登壇者は、小西勝巳(かつみ)、番野智行(ばんばん)、そして三升谷真秀(えま)。
それぞれがプロのコーチとして培ってきた経験を基に、コーチングの力が
いかに個人と組織の変革を後押しするかについて語りました。
当日の詳細な内容は、以下の記事でご覧いただけます。

続きを読む

パーパスとコーチング
~ワタシがタイセツにしていること~

無料ウェビナー「パーパスとコーチング」バナー

ウエイクアップの長沢修(ted)です。
主に法人事業全般およびマーケティングを担当しています。

ウエイクアップで常日頃より多方面に活躍するプロコーチ陣から
毎回ゲストとして1人ずつ招き、
「『〇〇とコーチング』~ワタシがタイセツにしていること~」
と題して提供するウェビナーに、毎回多くの視聴者を
お迎えできることをとても嬉しく思っています。

これからも、皆さんの興味関心のありそうなテーマに
フォーカスしてきたいと考えておりますので、
どしどしリクエストをお寄せください!

さて、16回目の25年新春特別版の今回は、
1月22日(木)12:00~13:00間の1h版として
(株)ウエイクアップ CEOの平田 淳二(Junji)を迎えます。

続きを読む

「本当の自分」に繋がる

パーパス経営を本物にするコーチングの力②バナー

こんにちは。ウエイクアップの三升谷真秀です。

先日コーチングをしている中で、とある組織の代表の方が
こんなことを言われました。

「本当の自分」と離れたところで活動し、活躍していたけれど、
何かが違う。
それって何だろう?
とずっと思っていた…と。

期待に沿って自分で役割を演じ、
リーダーとして活動している自分に
何となく違和感を持ちながらやり続けてきた。

そしてそれを最初に始めたのは、
恐らく小学校に入って
周りに合わせたり、期待に応えたりしたところから
始まったのかもしれない、と。

続きを読む

「カオスを超えて、本質へ」〜パーパスと私〜 Vol.10

こんにちは、ウエイクアップの
山川広美です。
法人営業と組織変容コーチの役割を担っています。

「カオスを超えて、本質へ」私たちウエイクアップのパーパスは
今はとても気に入っていて、体の中にあると感じていますが、
実は出会った時はそうでもなかったのです。

パーパスを作るプロセスで何度かワークショップがあり
私も参加していました。
「カオス」というキーワードが出てきた時
正直に感じたことは「みんなこのキーワード好きだよねー」
ニュアンスとしては少し、批判的。

ウエイクアップのメンバーは忌憚のない意見やフィードバックを
正直にすることが多いので、さまざまな場面で「カオス」が起きます。
そのカオスに巻き込まれた立場としては混乱もあるし、悲しさや
怒りが出てくることもあります。
まさに「カオス」のキーワードを見て、私はカオスに陥っていました。

続きを読む

世界で15万人を超えました!

グローバルのイメージ

Co-Activeコーチングを学ぶ仲間が世界で15万人に!

「カオスを超えて、本質へ」をパーパスに掲げるウエイクアップの平田淳二です。

Co-Activeコーチングを学ぶ人が、ついに世界で15万人を超えました!
「基礎コースの“あのワーク”を、15万人もの人がやっているんだなあ」と考えると、日本でもすごいけれど、国によってはどんな反応が起きているのか、ふと気になってしまいます。

以前はCTIのコースは対面のみ、日本語と英語だけで行われていました。
しかし、今ではオンライン対応や多言語化が進み、どんな環境でもコースを受講できるようになりました。
そのため、「対面とオンライン、どちらがいいか」という相談を受けることも増えています。

正直なところ、私のおすすめは

続きを読む

「カオスを超えて、本質へ」〜パーパスと私〜 Vol.9

踏み出した右足

こんにちは、ウエイクアップの
ちから(井上ちから)です。
ウエイクアップで法人営業を担当しています。

ウエイクアップの「法人営業部門」は
CTIで学ばれている方にとってはあまりなじみが
ないかもしれないのですが、
受講生の方がCTIを学ばれた後に、
自社に導入したいというご要望が一定数あり、
そういった方のサポートをしています。
(Co-Activeは非常に言語化がしにくく
社内に話をするときに苦労しますが、
そういった方の伴走をしています)

さて、今回のテーマは「カオスを超えて、本質へ」。
ウエイクアップのパーパスであるこの言葉、
こちらのメルマガで何度か目にして
いただいているのではないかと思います。

私自身、このパーパスは非常に大好きなのですが、
同時に、「カオスとは何で、本質とは何か?」を
いまだに問いとして持ち続けている状態です。

続きを読む