ウエイクアップの島村仗志です。
視聴回数が伸びなくても、今日も元気に
笑ってお届けしているGeorge’s Approach。
いよいよ今回から新シリーズ
「パワハラしない! させない! そもそも起きない!」
がスタートします。
https://youtu.be/PdDKLbnWlL8
もう30年も前の話です。
1988年~1990年、私は、本当に出来の悪い営業パーソンでした。
これは謙遜などではありません。
営業成績が伸びないばかりか、必要最低限のことを上司に報告することすらできず、
不手際やトラブルの連続で会社だけでなく、お客様にもご迷惑をかけてしまう、
典型的なダメダメ社員でした。
一方で、当時の状況を今流行りの「総合的・俯瞰的」に思い返してみると、
今で言う、パワハラ環境の真っただ中に放り込まれていたようです。
そのときはそれが日常でしたし、その当時、パワハラという
言葉もなかったように思います。
でも「個人的」には、とても辛い体験でした。
ところが面白いことに、今ではそのパワハラを受ける体験ができたことに感謝しています。
これをケガの功名とでもいうのでしょうか、この壮絶な体験を経て、我ながら、
精神的にとても逞しくなりました。
そして何より、
「恐怖によるマネジメントに未来はない。」
「人間誰しも、自分がしたいことに取り組んでいるときが最も幸せで、生産性が高い。」
という自らの確信を深めていく、その強烈なきっかけをいただきました。
そして、この確信が、その後、
組織を、機械ではなく生命とみなす「生命論パラダイム/複雑系の経営」や、
人が本来持っている可能性を拓き、よりよく生きていくためのアプローチである
「コーアクティブ・コーチング」との出会いに、私を導いていくことになります。
その意味では、本当に、この身に起こることにはすべて意味があるのかもしれませんね。
ただ、だからと言ってパワハラを肯定するつもりもないですし、あんな体験を、
これからの世代、私の大切な子供や孫たちに体験させたいとは決して思いません。
なぜパワハラが起きるのか、
その原因を科学的に究明していくことは私の役割ではありません。
ただ、この30年間、1人のビジネスパーソンとして、さまざまな形でパワハラに向き合ってきました。
そのプロセスの中で私が体験し学習してきたことを、こうして共有させていただくことで、
上司であるあなたには、
大切な部下に対する自らのアプローチを振り返る機会として、
部下であるあなたには、
今、体験していることを違う視点で観る、そのチャンスとして、
経営者であるあなたには、
そもそもパワハラなんて起きない、その経営を実践するためのヒントとして、
そして何より、あなたが1人のビジネスパーソンとしてパワハラにどう向き合うのか、
あなたならではのアプローチを確認する、そのきっかけとしてGeorge’s Approachを
活用いただければ、とても嬉しいです。
George’s Approach
「パワハラしない! させない! そもそも起きない!」シリーズがスタートします。
今から30年後、パワハラがもう死語になっている、そんなことを願っています。