つまらないコーチング

ウエイクアップの平田淳二です

上級コースのあるチームが終盤を迎えました。
そこで、上級コースリーダー(私です)が、
チームで盛り上がっている「つまらないコーチング」
というテーマに対してどのような
コメントをしたかを紹介します。
(ホームワークに対するコメントです)

このコメントを紹介する理由は、多くの方のコーチングに対して、
なんらか役に立つのではないかと思ったからであります。

~~以下 ホームワークへの上級コースリーダーのコメント~~

上級コースの終盤はまさに、コーアクティブ・コーチングの
学びの本当に最後になります。

もう、そろそろコメントすることがなくなりました(笑)
みなさんのホームワークが面白くてじっくり読んでいましたが、
予定調和じゃないところに、コーアクティブ・コーチングの面白さや
人生の面白さがあります。

本質的な変化はまさに、予定とは違う何かを生み出します。
私がよく話す「つまらないコーチング」とは何かと考えた場合、 
それは予定調和的なコーチングかもしれません。

・クライアントがもともとこうなるだろうと思っていた
結論通りに進むコーチング

・テーマを聞いた時にたぶんこうなるだろうと
コーチが思っていて、そこに向かっていくコーチング。

など、つまらないコーチングとは、
予定調和的なコーチングではないかと思います。
では、そこまでして、コーチングを面白くする必要があるか
と考えた時に、私はあえてそうです。と答えてみたくなります。

コーチングを受けるという行為は、コーチングを受けなかったら起きないような、
人生に変化をもたらすという意味が強くあるのではないかと思います。

それは、世界を飛び回るような変化もあるし、
平穏に包まれて生活するような変化もあります。

今のままでいいのなら、何の変化も起こしたくないなら、
あえてコーチングを受ける必要はあるのでしょうか。
反論を考えようと思えば、いろいろでてきそうですが、
そんなには間違っていないと思います。

要するにつまらないコーチングとは、何の変化も起きない
予定調和なコーチングと言えるのではないでしょうか。

それをコーチング用語で言うと、
サボタージュだらけのコーチングと言います。

コーチとクライアント両方がサボタージュにまみれているコーチングです。

クライアントのサボタージュは、言うまでもなく、
変化したくない理由、言い訳などを言っている状態

コーチのサボタージュは、クライアントに嫌われなくない、
こんなこと言ったらコーチングの契約が切られるかも、
このクライアントにはまだ早い、目に見える結果を残さなければ…
などでしょう。

一旦、そんな考えは脇において、
クライアントの大きな主題だけに意識を向けて、
今まで学んできたコーアクティブ・コーチングのスキルやスタンス
すべてを使って、今日私にコーチングしてください。

みなさんがどれだけ努力してきたかを、私は知っています。
そして、一人ひとりのあなたにしかできないコーチングが
できることも知っています。

今日のコーチングを100%期待しています。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

CAPTCHA