
「カオスを超えて、本質へ」をパーパスに掲げるウエイクアップの平田淳二です。
最近の国際ニュースを見ていると、不安に感じることがたくさんあります。株式市場が大きく上下したり、 インフレへの心配があったり、トランプ大統領の発言によって経済の先行きが見えなくなったりしています。
こんなとき、私たちはつい、どうにかしようと反応してしまいます。「株価はどこまで下がるのだろう?」「今が買い時なのか、それとも売るべきか?」そんな不安から、SNSやニュースで情報を集めて、どうにか未来を予測しよう、コントロールしようとします。
でも、実際には株価や大統領の発言など、自分ではどうにもできないことばかりです。それは市場だけでなく、私たちの身の回りの環境要因にも同じことが言えます。
Co-Activeコーチングの大切な考え方に、「今この瞬間から創る」というものがあります。
私たちは、株価を上げ下げすることも、トランプ氏の発言を止めることも、完璧に未来を予測することもできません。でも、その状況をどう受け止め、どんな意味を与え、どう生きていくか、そしてどう選択するかは自分で決めることができます。
Co-Activeコーチングは、ただ不安や出来事に反応するのではなく、自分で「意図的に選ぶ」力を育ててくれます。
たとえば、
- 株価が下がったとき、慌てて動くのではなく、「私は何に不安を感じているのだろう?」と問いかけてみる。
- ニュースに心がざわついたとき、「今、本当に大切にしたい価値観は何か?」と自分に聴いてみる。
この”問い”を自分に持てる力が、私たちに自由を与えてくれるのです。なぜなら、ただ状況に流されるのではなく、自分の心の中で「本当に大切にしたいことは何だろう」「今できることは何か」と問いかけることで、自分自身の行動を自分で決めることができるからです。
不安なニュースが流れたときも、「どうしよう」と慌てる代わりに、「私は何を大切にしたいのか?」と自分に問い直すことで、本当に自分が望む答えを見つけることができるのです。
あなたが今、コントロールしようとしていることは、本当に「自分にコントロールできること」ですか? もしそれができないとしたら、「今、私にできること」は何ですか?
変化の激しい時代には、バランスをとるために自ら動いていくことも必要になります。嵐の中でじっと耐えるばかりだと、いずれ歪みが生まれてしまいますし、右往左往して反応的に動いたとしても、バランスはとれませんし、安心も安定も生まれません。バランスを保つためには、「何が起きたとしても自分の軸につながり、今この瞬間から創る」というあり方が必要です。これを育てるのがCo-Activeコーチングなのです。
コントロールできることに集中し、環境にただ反応するのではなく、自分で応答していく。その積み重ねが、どんな環境でもぶれない自分をつくっていくのです。
Co-Activeコーチングを学びたい方はこちらからどうぞ