カオスに向き合うということは

こんにちは。
ウエイクアップの五十嵐順一(いがぴー)です。
法人営業およびマーケティングを
担当しています。

「パーフェクトだ!
1か月前、3か月前はこんな言い争いは
絶対に起きなかった。
今はお互いを高め合うために、
このチームを強くするために、
君たち同士が要求し合っている。
だからパーフェクトだ。」

これは「All or Nothing」という
サッカーのドキュメンタリー番組で、
モウリーニョ監督
(当時トッテナム・ホットスパーズ)が
試合のハーフタイムにロッカールームで
選手たちにかけた言葉です。

この直前には実は、
チームのキャプテン(ウーゴ・ロリス)が
守備を怠ったソン・フンミンに対して
今にも取っ組み合いが始まりそうな勢いで
叱責し、ソンも激しく言い返すという
バチバチのケンカが起きていたのです。

チームの雰囲気は良いとは言えないものでした。
プレーにも覇気がなく、闘争心がない。
もちろん結果も伴っていないけれど、
選手たちが危機感を高く持っているわけでもない。
チームに必要な何かがあるはずなのに、
それを避けているような空気…

これは実際にイングランド・
プレミアリーグの強豪クラブで、
世界的なスターが揃ったチームで
起きていた実話ですが、

「あのときのうちの部署はそうだったなぁ…」
「今の経営チーム、外から見ていると
そんな空気がある気が…」

そう感じた方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか。

そんなとき、
この言葉を思い出してみてください。

「カオスを超えて、本質へ」

これは私たちウエイクアップのパーパスですが、
これまでウエイクアップが歩んできた
物語でもあり、人と組織が
変容していくまでの物語でもあります。

「カオス」の本来の意味は、「混沌」。
辞書には「混沌」について
以下のような説明がされています。

「物事の区別がはっきりしないこと。
また、そのさま。もやもやしている状態。」
(出典:精選版 日本国語大辞典)

個人レベルでも組織レベルでも必ず、
内側にある「もやもやとした何か」は存在します。

たとえば先に触れたような雰囲気もそうですし、
文化、歴史、価値観、感情など。
それらは数値化もできないし、
言語化するのも難しい。
たとえ言語化しても、人によって
使う言葉は違うでしょう。

でも大丈夫。急ぐ必要はありません。
まずはその「もやもやした何か」を
観察してみることから
始めてみてはいかがでしょうか。

そしてできれば自分なりに言語等を用いて
表現してみる。
周りの人と話し合ってみる。

「カオスを超えて、本質へ」向かうにあたって
一番の壁は「無関心」です。
「誰かがやってくれるだろう」
「自分の仕事ではないし」
という言葉で目を背けることは簡単です。

組織は勝手に変わってくれません。
一人ひとりが何かを変えなければ、
組織は変わりません。

冒頭のお話の続きですが、
後半選手たちは見違えるような
闘争心溢れる激しいプレーで
見事に勝利を掴みました。

私たちウエイクアップは
「カオスを超えて、本質へ」の実践者であり、
スペシャリストであり、
日々その挑戦に果敢にも向き合っている
個人・組織の皆様の一番の応援者です。

一歩ずつ、前に進んでいきましょう。

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