Co-Activeオタクのつぶやき

ウエイクアップの中島尚毅です。
CTIの上級コースで
個人スーパービジョンやグループ
スーパービジョンを担当しています。

グループスーパービジョン(以下GSV)では、
3人1組のグループになって、それぞれが
コーチ・クライアント・オブザーバーの
役割を担当しながら、スーパーバイザーと
共にコーアクティブ・コーチングを
学んでいきます。

特に初回は、
メンバー同士がまだ打ち解けて
いなかったり、スーパーバイザーから
初めてフィードバックを受ける機会でも
あったりするため、スタート時点では
緊張感が漂っていることが多いです。

そんな雰囲気の中スタートするGSV
ですが、初回が終了してみると、全員の
緊張が見事にほどけ、メンバー同士が
かなり仲良くなり、始まる前よりむしろ
エネルギーに溢れている状態になっています。

この原稿を書いている今週も、
新たなGSVがスタートしました。

平日夜19時30分からのスタートであり、
開始時点ではグループ全体に若干の
疲労感と緊張感が漂っていましたが、
21時の終了時点では、
みなさん始まる前よりも、むしろ
活き活きと元気になられていて、
「全員でとても良い時間を創れた」
ことへの充実感が溢れていました。

こうした時間を創り出すことができた
背景には、Co-Activeモデルの
「4つの礎」と「意図的な協働関係」の
恩恵が大きいと感じています。

私は、Co-Activeに関してオタク気質な
ところがあり、モデルを語り始めると
止まらなくなる傾向があるため、
ここでの詳しい解説は控えますが、
この知恵のパワフルさには、毎回
感動を味わっています。

やはり我慢できなくなってきたので、
「意図的な協働関係」についてのみ、
少しだけ触れてみたいと思います。

GSVを通して、たくさんの学びを
創り出すためには、スーパーバイザー
1人の力によるのではなく、コーチ役・
クライアント役・オブザーバー役の
メンバーそれぞれが、お互いに協力し、
積極的に関わりながら、最適な関係を
築いていくことが必要になります。

この「共通の目的のために、協働関係を
築き上げることに、全員が責任を持つ」
というアイディアが合意されたからこそ、
グループの関係性はとても力強いものに
なったのだと感じています。

そしてこのアイディアは、
コーチングだけでなく、
人生の多くの場面で応用可能であり、
世の中にもっと広がっていくことで、
たくさんの良きことが起こるに
違いありません。

実際、上級コースの最後にあたる
CPCC口頭試験では、
チェックアウトの際に、
「Co-Activeを学んだことで、家族との
対話や職場でのコミュニケーションなど、
周囲の人との関係が大きく変わった」
とのお話を多く伺います。

そうしたお話を伺う度に、みなさまの
勇気溢れるチャレンジに心からの敬意を
感じると共に、私自身も
大いに勇気づけられ、Co-Actieモデルを
人生の中で実践して行こうと
決意を新たにしています。

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