こんにちは。ウエイクアップの
組織変容コーチの中村菜津子です。
本日は先月長女が出産し、初孫が生まれた
というプライベートなお話です。
家族組織の構成メンバーが増える
という出来事は組織変容コーチとしては
とても興味深い瞬間なわけですが、
初孫から再認識したお話を
二つご紹介します。
まずは「役割が変わると人は変わる」
ということ。
お父さんお母さんになった長女夫婦。
「こうやって私たちも寝かされていたんだね」
「昔は布おむつでもっと大変だったのだろうなあ」
「育児しながらご飯の用意が
こんなに大変だなんて思わなかった」と
毎日新しいことに挑戦しながら感じる
ことを伝えてくれます。
子どもという立場から親という立場に
変わることでわかってくることが
たくさんあるようです。
待ったなしの育児でまだひと月ながら
二人の顔つきや行動、言動も
だんだんと親らしくなってきました。
コーチングの中でも、
相手の役割を体感してもらうワークを
取り入れることがあります。
自分の役割から見える世界だけでなく
相手の役割を体感することで
意識に変化が起こります。
その変化を共有することから
今組織に必要な変容を
皆さんで探していただきます。
二つ目は「人は誰でもそこにいるだけで
組織に何らかの影響を与えている」
ということ。
意外だったのが
叔母になった次女の反応でした。
同じ沿線に住みながら、
衣替え程度にしか帰ってこない彼女が
かわいい甥っ子に会いに
頻繁に帰ってくるようになったのです。
そのことで家族と近況を話す機会も
グッと増え、少し遠くなっていた
関係性が縮まりました。
生まれてひと月目の赤ちゃんは
まだ笑わないし、お腹が空いたと泣き、
満足したら寝る、の繰り返しです。
可愛がってもらおうとか、困らせよう
といった意図は何もなく純真無垢に
ただそこにいるだけなのですが。
皆さんの組織も
新入社員や転職者、定期異動など
人の動きがあるかと思いますが、
人が増えても、去っても、組織の雰囲気は
変わるのではないかと思います。
「いつもエネルギッシュな
〇〇さんが異動してきて
組織の雰囲気も明るくなった」とか
「あの厳しい〇〇さんが上長になった。
目をつけられないように
大人しくしていよう」など
構成員が変わるとメンバーの行動にも
変化が起こります。
意見を言わないから組織に影響がない
わけではなく、意見を言わないという
影響を与えているわけです。
どういう存在でありたいと
思う、思わないにかかわらず、
人はそこに存在するだけで
何らかの影響を与えます。
皆さんはご自身の組織にどのような
影響を与えていると思いますか。
そして皆さんの組織はどんな影響を
与え合う人たちの集まりなのでしょうか。
中村家の組織が今後
どう変容していくのか楽しみです。
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