ウエイクアップの平田淳二です
「デモから学ぶ1on1」が12月13日に開催されます。
お申し込みはこちらから
https://semican.net/event/SC190305/nujoha.html
このウェビナーに関係しますが、
1on1のウェビナーでよく聞かれるのは、
コーチングと1on1の違いです。
コーチングと1on1は、企業が1on1をどのように
捉えているかによって違いがありますが、
ある会社では、1on1は上司部下で行うが、
業務のことはテーマにしない。
部下のプライベートや、やりたいことを
コーチングのような時間として扱う
といった方針で行っています。
1on1=コーチング に限りなく近い関り方です。
私は企業で新しく1on1を導入するときに、
このようなほぼコーチングで上司が部下に
関わるというのはおススメしません。
なぜなら、難易度がかなり高いからです。
上司が皆コーチングのトレーニングを
定期的に受けていて、なおかつ自分の立場や
役割を脇において関わる必要があるからです。
また、部下にとっても、査定担当者の上司に本音で
自分のプライベートを正直に話せるかというと、
人によっては難易度が高いと思われます。
もし、1on1=コーチングとするのならば、
上司部下の関係ではない関係で行うといい
のではないかと思います。
例
・人事部がコーチの役割
・1on1を業務の関りがない人が行う
それでは、上司部下の関係での1on1のおススメは何かというと、
プライベートも業務もキャリアも
さまざまなことを取り扱い、上司の役割は部下の
思いや希望を後押しするという役割を主にする、
という関わりです。
一言でいうと
「1on1は上司が部下を後押しする場」
として捉えるということです。
後押しをする場と単純に捉えることが、実用的であり、
なおかつ本質にもつながっていくのではないかと思います。
1on1で難しい点は、1on1のスキルではなく、
1on1に対するスタンスであります。
上司の1on1に対するスタンスは研修で学ぶことが
できますが、実際に1on1を機能させるには、
上司だけではなく、部下も1on1のスタンスに対して
上司と共通の認識を持っている必要があります。
しかし、多くの企業の社員が1on1を
どのように捉えているかというと、
業務打ち合わせの延長と捉えています。
そこを変える必要があるのです。
そのため、1on1の場の意図を明確にすることが必要になります。
今回のウェビナーでは、このスタンスについても
取り扱っていきたいと思いますので、皆様の
ご参加お待ちしております。