メールの多さに悩まされる

ウエイクアップ・リーダーズ・マガジン、
毎週木曜担当の斎藤豊です。

研修終了が近づいてくると、
「あぁ、何通も届いているに違いないメールを開くのが怖い」
という方がいます。

みなさんも有給休暇明けや、まとまった時間
オフラインになっていたりすると
似たようなことを感じるでしょうか。

今回はなぜメールが多いのかについて
触れてみたいと思います。

僕が弊社で担っている役割の一つに
「法人コンサルタント」があります。

これは日々様々な企業や組織から、
人と組織に関することについて相談を受け、
ウエイクアップとしてお役に立てる
ことを提案し、実践支援するものです。

もちろんチームでの仕事になりますし、
担当する顧客も合わせるとかなり多くの人と
やり取りをしています。
しかし、あまりメールに忙殺されたことがありません。

個人的な主観ですが、もし参考になれば
という思いで三点書いてみます。

1.何度も行き来するようなことは書かない

あることを書いたら、
「これについてはどうですか?」
「こうこうこうです」
「だとすると、これはどうですか?」
「こうこうこうです」
「ところでこれは?」
「こうこうこうです」
などと連鎖的にやり取りが続くメールを
経験したことはないでしょうか?

文をしたためる際は、想像力を活かして、
持たれるであろう疑問や質問も想定し、
核心のスキルで端的に伝える。

2.長い文章を書かない

こちらの意図が正しく相手に伝わることが大事です。
長い文章は、書き手の意図が読み手に
正しく伝わらない可能性が高いです。
僕自身はメールを書いた後、一文字でも減らして
送ることができないか見直すことがよくあります。

3.返信不要、と伝える

「ありがとうございました」
という一文だけのメールを送るのはやめましょう。
ただし、状況に応じて「了解しました」
と伝えることは重要です。

書き手側から「特になければ返信不要です」
と伝えるのもいいでしょう。
僕はよくやります。

——

以上、自分がいつもできているかどうかを
脇に置いて書いてみましたが、
何か参考になったでしょうか?

実はこのようなコミュニケーションは、
コーチングの学びを通して身についた自覚があります。

コーチングを学ぶと、発する言葉の幅
(表現力)が広がり、
短い言葉で質問できるようになります。

仲間との協働なくして仕事が成り立たない今、
そしてテレワークも増えて顔が見えない関係性で
仕事を進めていくためにもコーチングは有用です。

メールでの意思伝達と、Face to faceでの関係性づくり、
どちらも大事にしたいですね。

おまけ
先週のメルマガ、「社長交代」は多くの反応を頂きました。
たけしさんからは「ちょっと個人情報じゃないのか(笑)」
との反論も受けましたが、まだまだネタはあるのでどこかで出そうと思います。

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