こんにちは
ウエイクアップ組織変容コーチの山川広美です。
ここ数日すっかり秋の気配ですね。
季節の移り変わりを感じる時に「去年の今頃は…」と思いを馳せます。
1年前は既にテレワークが定着し
「お客様へのプログラム実施もすっかりオンラインだったな～」
と思い返していました。
昨年よりウエイクアップで提供するプログラムの
ほとんどがオンランでの実施になりました。
ちょうど1年前は私も組織変容のプログラムの
オンライン開催に向けて、様々な事を調べたり
試したりする毎日を送っていました。
アプリケーションによってブレイクアウトの方法や
チャットの方法が違うので本当に思考錯誤の毎回でした。
どちらの企業も同様だったかもしれませんが、
テレワークの導入初期はオンラインツールの使い方に
意識が向きがちでしたね。
ウエイクアップが提供する企業向けのオンラインプログラムに
会議が創発の場になることを目的とした
「進化するオンライン会議」があります。
これまで何度か担当させていただきましたが、
昨年は参加されるお客様もまだまだ
オンラインツールに慣れていない点も多く
「ブレイクアウトで話すっていいですねー」や
「背景を変える方法があるんですねー」の
ツールについての感想も多く耳にしたものです。
実はこのプログラム、会議のファシリテーションの方法というよりも
「会議に臨む心のあり様」をお伝えする内容で、
オンラインツールの説明は参加するための最低限だったのですが、
そこに意識が向く方も多くいらっしゃたのです。
そこから1年がたち、先日同じ企業のお客様にこの
「進化するオンライン会議」を実施したのですが、
参加者のみなさんの意識がオンラインツールの機能から
参加メンバー同士で作り出している場の雰囲気や
意識に向けられるように変化していたのです。
「心のあり様」をお伝えしているこちら側としては、
大変嬉しい反応でした。
そして、ふと気が付いたのです。
私たち組織変容コーチは事柄よりもその場の
関係性や雰囲気といった言葉に表しづらいところに
意識を向けるように促しますが、
まずは物理的な環境が整わないと
人の意識はそこに向かないものです。
物理的な場が整うまで待つ必要があるのです。
この1年程のテレワークの定着でまさに
「オンランの場が整った」のですね。
このメルマガをお読みのみなさんは
オンラインのミーティングをする方も多いと思いますが、
ご自分やお相手の物理的な環境が整うのを
待つことを意識するとその後のミーティングでの話も
深まりやすくなると思います。
※おまけ
物理的環境を整えるために、仕事部屋のPCの場所を
そろそろ仮置き状態から変えなくては…と気づきました。
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