こんにちは。
ウエイクアップの島村仗志です。
すっかり春、というよりは、季節外れの20℃超えの日々、
いかがお過ごしでしょうか。
今回もいつもどおり、気軽にお付き合いください。
前回のメルマガは「マズローをひっくり返す」
と題して、お届けしました。
https://wakeup-group.com/buzz/210317-2
その後、大きな反響は、特にありませんw
ですが、目には観えない何かが、シンクロしたようです。
あるきっかけで、たまたま入手した山口周さんの著書、
『武器になる哲学』(KADOKAWA)に、
マズローのことが取り上げられていました。
それによると、マズローは、欲求5段階説の発表の後、
自己実現を成し遂げた人に共通する15の特徴を、
自らの研究成果として発表しているそうです。
本来は該当部分の全文を転載したいのですが、
長くなってしまうので、私による勝手な要約をお許しいただき、
以下、ご紹介します。
- ありのままの現実と快適な関係を保つ。未知なものや曖昧なものを、むしろ好む。
- 自己や他者の罪深さや弱さを、自然を自然のままに受け入れるのと同様に、受容する。
- 行動や思想において自発的である。行動の特徴は単純かつ自然で、緊張がない。
- 広く、普遍的で、世紀単位の価値の枠組みをもって、仕事をする。
- 独りでも不安にならず、むしろ孤独やプライバシーを好む。愛情や友情がない印象も。
- 自律的で、社会や他者から得られる安全より、自分自身の可能性を頼みとしている。
- 人生の出来事を、何度も新鮮に、畏敬や喜び、驚きと共に認識し、味わうことができる。
- 神秘的な体験を持っている。とても重要で価値のある何かが起こった確信がある。
- 人類一般に対して、ときに嫌気がさしても、同情や愛情を持ち、貢献しようとしている。
- 心が広く深い対人関係や、少数の人たちとの特別に深い結びつきを、持っている。
- 政治的信念や人種に関係なく誰とでも親しくできる。もっとも深遠な意味で民主的。
- 手段と目的を明確に区別でき、手段よりも目的にひきつけられる。
- 悪意のあるユーモア、権威に対抗するユーモアでは笑わない。ユーモアは哲学的である。
- 子供のように天真爛漫で普遍的な、創造性、独創性、発明の才を持っている。
- 文化にうまく適応しつつも、それに組み込まれることをよしとせず、自らの規制に従う。
以上、マズローによる、自己実現を成し遂げた人に共通する
15の特徴、でした。
前回のメルマガと同様、こうして生きているだけで、
それは見事な自己実現、という視点を選択するならば、
私たちはこうした特徴を、たとえそれが無自覚であっても、
既に体現しているはずなのですが、いかがでしょうか。
私の場合、我ながら友だち少ないな~、と感じることも
あるのですが、それも自己実現している人に共通の特徴
ということで、ちょっと安心したりしています。(知らんけどw)
今回のメルマガが、既に自己実現しているあなた自身の
在り方や行動を少しだけ振り返る、そのきっかけになれば、
とても幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。