
「カオスを超えて、本質へ」をパーパスに掲げるウエイクアップの平田淳二です。
今年も12月から新しいCo-Activeリーダーシップ・プログラムが始まります。
毎年、多くの方から「リーダーシップで何を得られるのか?」とよく質問されるので、今回はその点について書いてみたいと思います。
まず、「リーダーシップ」という言葉について。
Leadershipの「ship」には「状態」「性質」「地位」「能力」といった意味があります。そのため、一般的にリーダーシップというと、Leader(率いる人)としてのBeing(あり方)にフォーカスがあたることが多いです。
そのため、リーダーシップの卒業生に「リーダーシップで何を得られたか?」と聞くと、多くの場合、Beingに関する答えが返ってくると思います。しかし、Co-ActiveではBeing(あり方)だけでなく、Doing(行動)もすごく重要です。なので、今回はCo-ActiveリーダーシップでのDoing(行動)に焦点を当てて少し紹介します。
もちろん、Co-Activeリーダーシップ・プログラムは、参加者一人ひとりが自分自身の体験から「自分のリーダーシップ」を学ぶ場です。Doingについても、得られるものは本当にさまざまです。その点はあらかじめご承知おきください。
私自身、Doingの面で特に大きく得られたと感じているのが「学びを創る力」です。
たとえば、CTIのコーチ・トレーニング・プログラムのコースに参加したことがある方ならピンとくるかもしれませんが、CTIのコースは単にコーチングの手法を学ぶ場ではありません。自分自身や他者の体験を通してコーチングを深めていく場です。
だからこそ、コースリードの時に意識しているのは「学びを創ること」になります。
「学びを創る」というのは、ただ一方的に情報を渡すのではなく、伝える知識、その人自身の経験、他者の経験、そして場のニーズ、そういったものを交差させて新しい学びを生み出す、ということです。
文章にすると簡単に思えるかもしれませんが、コーチングコースでは、人の気持ちや考えを体験を通じて扱うため、自分自身も他の参加者も、その時の状態や気分、コーチング相手や環境、状況によって受け取るものが大きく変わります。
コーチング自体も、単にスキルを習得すればいいという話ではありません。
人間は複雑なので、コーチングに「こうすれば必ず成功する」というパターンは存在しません。更に言うと、「何のためにコーチングをするのか」といった本質的なテーマも取り扱っていきます。
相手や状況によって対応を変えていく必要があり、コースリーダーは、どんな状況においても、その場から学びを創ることが必要になっていきます。
私はこの「学びを創る力」を、4回のリトリートを通じて体得していきました。
リトリート1:自分から創る
リトリート2:相手から創る
リトリート3:無から創る
リトリート4:すべてから創る
今回は、この「学びを創る力」についてだけ書きましたが、Co-Activeリーダーシップで得られるDoingはこれだけにとどまりません。プログラム自体が、参加者それぞれが自分に必要なものを得られるようデザインされています。
Co-Activeリーダーシップ・プログラムは、Being(あり方)の変化がとても大きいので、そちらに目が行きがちですが、私にとってはDoing(行動)の学びもとても価値がありました。毎回Doingをしっかり振り返ることで、その経験がコーチングのコースリードだけでなく、経営の現場にも大いに生かされています。
リーダーシップ・プログラムは日程や参加費の面でハードルがあると感じる方もいるかもしれませんが、「一生使える学び」が詰まった、本当に価値のあるプログラムだと自信を持っておすすめできます。
説明会の日程は下記に掲載します。興味がある方は、ぜひ気軽に参加してください。
●プログラム日程:
◇オリエンテーションコール(オンライン):
2025年11月19日(水)19:00~21:00
◇合宿(リトリート)日程:
1回目:2025年12月2日(火)-7日(日)
2回目:2026年3月10日(火)-15日(日)
3回目:2026年6月10日(水)-14日(日)
4回目:2026年9月9日(水)-13日(日)
●合宿会場:静岡県御殿場市の施設
●参加費用予定額:参加費・実費合わせた総額2,028,400円(税込)
●お申込み方法:
CTI JAPANの受講生用マイページよりお申込みください。