Co-Active経営

清澄庭園涼亭脇からの景色

「カオスを超えて、本質へ」をパーパスに掲げるウエイクアップの平田淳二です。

先日、私たちはオフサイトでのミーティングを、東京都心・清澄庭園の静かな涼亭を貸し切って行いました。窓の向こうには水面がきらめき、都心とは思えない静けさの中で、半日じっくり「対話」と「ただそこにいる」という時間を体験しました。

ウエイクアップでは、日々の事業運営をCo-ActiveコーチングやCo-Activeリーダーシップの要素を取り入れたCo-Active経営を導入していますというか、探求しています。多くの企業がそうであるように、事業自体は、前に進める(Active)会議や「目標達成」「問題解決」がどうしても中心になりがちです。

私たちも、もちろんActiveはとても大切にしています。しかし、同じくらい Co = つながり、価値観、存在意義も意識的に大切にしたいと考えています。

たとえば、全体ミーティングや通常の会議の冒頭で「チェックイン」を導入し、今どんな状態か、最近の出来事や気持ちを互いに語り合い、その「ただの対話」から小さな気づきや相互理解が生まれてきています。

Coの時間は“組織の推進力”のためだけにあるわけではないのかもしれません。むしろ、この「つながり」の体験こそが、Activeな日々に「意味」や「エネルギー」を与えてくれる。もしかしたら、Activeな日々はCoのためにある。そんな感覚を、外に広がる池や亀やアメンボを眺めながら感じていました。

「何かを学べるとしたら?」「これをどう事業に活かせるか?」と、つい問いを立てたくなるものですが、今回は「答え」を探さない時間。仲間とともに、自然とともに、ただ「ここにいる」「対話がある」それ自体が実は大きな価値なのではないかと思い、その時間を過ごしていました。

Activeだけだと走り続けて疲弊してしまう。Coだけだと前に進まない。ちょうど良い塩梅は組織によってさまざまです。私たちウエイクアップでも、日々、試行錯誤を続けながら「Co-Active経営」を育んでいます。

このオフサイトは、何かを決める場ではなく「ウエイクアップらしさ」を感じる体験そのものでした。

もし、みなさんの職場でも「Co-Active」を日常の中に根づかせていく工夫や、例えば“ただ存在する”時間をチームで持つことに興味が湧いたら、どうぞお気軽にご相談ください。
ウエイクアップには、体験から得た知見と、皆さんの歩みに伴走する仲間がいます。