あなたのクエストは何ですか

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こんにちはCTI JAPAN®ファカルティの がく こと後藤岳です。

クエストとは冒険や探究を意味する言葉で、私たちCo-Active®を学んだ仲間のなかでは「自分の使命や人生の目的を表現していくための活動」のことを言います。

私はCTI JAPANでの活動の一つとして受講生との協働を行なっていて、受講生であるコーチさんが自分のクエストを見出し行動に起こすことを聴く機会があります。

最近では小学生や中学生に向けてCTIで学ばれたコーチさんが関わる活動がありました。コーチとして参加した理由は「子供にコーチングを届けたい」「教育業界にCo-Activeの関わりを知ってもらいたい」「学んだ仲間と一緒にCo-Activeを届けたい」という想いで参加を決めた方が多かったと聞きます。

他にもシニア層がもっと元気になってほしいと公共施設とコラボしてコーチングを届けたり、自分が働く業界で働く人がもっと生き生きと働いてほしいという願いから仲間と一緒にワークショップを開催するなど。

個人個人が活動の意味や意義を見出せたときの行動力はとてつもないエネルギーで、これまでやったことがなくても、どうやったらいいかわかっていなくても、それでも前に進めるのは本当にかっこいいし、美しいなと感じます。

参加された子供や大人が「ちゃんと聴いてもらえるって嬉しい」「自分の強みがわかった」「やってみたいことがわかった」などのコメントとともに元気になる、生き生きとする、笑顔になる、そんなことが起きていると嬉しそうに話してくれました。


そのような話をしていると人はその時のことをリアルに思い出してきて、生き生きとして、私たちの言葉で言うまさに「響いている」状態で、聴いている側は引き込まれます。

Co-Activeコーチングを学ぶことは相手への関わりを学ぶことですが、誰に使いたいかを自分に問い、自分の願いを知り、自分のクエストを見出し、そして一歩を踏み出していくことが起こります。

このような動きがさらに広がったら、より面白い豊かさを感じられる社会になります。世の中にかっこよく、美しい人がもっと増えるでしょう。

クエストは誰の中にもあります。もしまだ見出していない場合には、日常の中で「これを話していると自然と熱くなってくる」「やり方もわからないけどなぜかうずく」と身体が教えてくれるものを探してください。理屈を超えて教えてくれるものがあれば、それはきっとクエストです。