一隅を照らす「第10回ウエイクアップ・アワード表彰式」が終わりました!

ウエイクアップ・アワード参加者集合写真

こんにちは!
ウエイクアップのたえこと、西井多栄子です。

3月3日月曜日に第10回ウエイクアップ・アワードの授賞式が開催されました。

記念すべき10回目の授賞式は、リアルでお集まりいただいての開催となりました。
今回受賞された6組の方々と、ウエイクアップのメンバーやCTIのファカルティ、過去に受賞された方など多様な方々にもご参加いただき、混ざり合い、お互いにエンパワーメントし合う時間を過ごしました。

このウエイクアップ・アワードですが、実は10年前に始まった時から、変わらず心に抱いている言葉があります。それは、

一隅を照らす、これすなわち国宝なり。

当時、株式会社ウエイクアップの代表取締役であった島村仗志が、このウエイクアップ・アワードをスタートさせる時に、礎として決めた言葉であり、これまでの10回のすべてのことは、この言葉から創られています。

この言葉はもともと、延暦寺を開かれた伝教大師最澄上人が、この世のすべての人々が安泰(平和)で幸せであるようにと祈り、示された教えです。
自分が世間の目立たない処にあっても、また自分の力が目立たない力でも真の心に努め、尽くすことの大切さを説いています。

私は、この言葉を心に携えると、「私自身、本当に自らの場所で、自らが光となり周りを照らせているのだろうか?」と自分に問います。
ただ、照らされるのを待つだけでなく、自分のためにも、そして、他者のためにも自分を使って生きていく、自分自身の生きる価値を問う言葉でもあります。

今回の受賞者の方々も、自らが真に願う世界のために自分を使い、自分の周りや社会に道を開き、他者の可能性に影響を与える姿がありました。
本当に、その姿が尊いのです!
人と人とを紡いでいく姿でもあり、感謝とリスペクトが自然と湧き出てくるのです。

言わずもがなですが、コーチングの協働関係の土台の上に成り立っています。
この協働関係は、自分から意図的に創りにいかない限り、待っていても何も起こりません。
自らが光となり、他者を照らしていこうとするからこそ、そこにつながりがあり、協働関係が生まれていきます。
その協働関係を創る人がいる社会は本当にやさしく、そしてお互いに幸せを見つけていくことができる世界だと感じています。

そんな世界が予感されるのがウエイクアップ・アワードです。
みなさまに当日の様子を見ていただきたいのですが、今回の各受賞者のご活動内容の概要や当日の動画はただいま絶賛編集中です!
編集終了次第、みなさまにお知らせしますので、もう少しお待ちください。

そしてこのウエイクアップ・アワードですが、記念すべき第10回をもって、リニューアルすることが決まりました。
どういう形になるかはこれからですが、このスピリットを継いで新たにみなさまのお力になれるものを世に生み出していきたいと考えています。
どうぞ、お楽しみに~!!