なぜ外部の視点が「組織の姿」を照らし出すのか

インタビューのイメージ

こんにちは、ウエイクアップ組織変容コーチの山川広美です。

時々「組織変容コーチ」の組織へのアプローチ方法について聞かれることがあります。
様々なアプローチがあるのですが、そのひとつがインタビューです。

このインタビューでは初対面の短い時間の中で、組織のリーダーは気づいていなかった
組織の真実が浮かび上がることがあります。

メンバーが語るのは課題だけでなく「こういう風に働きたい」という願いや、
それが叶わないジレンマといった本音を語ってくださいます。

例えば、「助け合って成果を出したい」と願いつつも「たこつぼ化」に陥り
一人一人が孤立している現状の中でどう助け合っていいかわからない
という声を聞くこともあります。
一方でリーダーは部下が忙しくしているので、個人の負担を減らそうと、
チーム全体の話はしていなかった。

こんな率直な声が出てくる理由には「外部の人だからこそ安心して話せる」
という特徴があるように思います。

・外部だからこそ見える「本音」
私たちが組織の外部の立場であることで、評価や力関係が関係しない、
そして一時的な関わりで「安心できる場」が生まれているのだと思います。

対話を通じて、その方自身も気づいていなかった
願いや本音が引き出されることも多いです。
これは私たちコーチならではの関わりだと思います。

・表に出にくい現場の声
表に出ない声が生まれる理由は、定量的に報告されることで
「情報のフィルター」がかかり、それによって立場の遠ざかりが起きることもあります。

さらに、メンバーの抱える「助け合いたい」といった願いや感情の部分は
定量では確認できず、それが現場の課題の本質であることに気づきにくいのです。


私たち外部コーチは、こうした「気づかれない声」を掘り起こし、
チーム全体に届く形にする役割を担います。

視点を変えることで、組織内に眠る新しい可能性が見えてきます。
外部だからこそ生まれる安心感と対話の力を活用することで、
私たちコーチは組織の変容をサポートしていきたい。
そんな風に思っています。

ウエイクアップの組織変容コーチがお手伝いします。

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組織の奥底に隠れた声を表に出して、組織変革を前進させたいという方、
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