こんにちは。組織変容®コーチの木村史子です。
弊社ウエイクアップの新しいウェビナー企画、「○○×組織変容®」シリーズ第2弾。
テーマは「個人のビジョン×組織変容®」ゲストは組織変容コーチの山川広美です。
広美さんとは、2019年、弊社に組織変容®コーチが集った時からのご縁で、たくさんのクライアントにCo-Coachとして携わっています。
私から見た、彼女のコーチとしての強みは、大胆さと繊細さを併せ持つチームや人への関わりです。その背景についてもお話しいただこうと思っています。
さて、今回のテーマ、個人のビジョンと組織変容にはどのような関わりがあるのでしょうか。
私たち、組織変容コーチは、クライアントから「組織のパーパスやビジョンを浸透させたい」というご相談をよくいただきます。
一方で、組織の一部の人が策定した、パーパスやビジョンをトップダウンで伝えたところで、せいぜいそれに「従うこと」を強要するくらいで、我が事として責任を持って取り組むコミットメントを引き出すことはとても難しいこととなります。
生憎なことに、朝起きて、「さぁ、今日も組織ビジョンを浸透されに会社に行こう」というメンバーはいないのですから。
任務が自分個人のビジョンと重なった時、勇気が湧き上がり、人は夢中になるのではないでしょうか。
私にとって、組織のビジョンと個人のビジョンが重なった初めての体験は、20代後半から30代にかけてのことだったと思います。
当時、私は企業でマーケティングや営業企画を担当していましたが、社内では、少額取引のクライアントが数万社ある中で、優秀な営業担当たちが、そのフォローに奔走していて、本来の実力や能力を発揮することができず、多くの営業機会を失っている状況がありました。
その後、組織のBPRプロジェクトに参画しながら、営業改革メンバーの一員として仕事を進めていったのですが、今思うと、「人が本来の実力や能力を最大限に発揮することに寄与する」ということが私のビジョンだったように思います。それは、四半世紀経って、立場や職務が変わった今でも私の個人のビジョンとつながっています。
個人のビジョンが活かせる仕事だったからこそ、大きな成果を出すことができたなぁ、と今となっては思うのです。
組織のビジョンは個人のビジョンを励ますところから生まれます。
弊社の新パーパス「カオスを超えて、本質へ」を生み出すプロセスでも、最初に「あなたの人生の目的は何ですか?」という問いをメンバー同士で交わし合うところからスタートしました。
何かを大切だと思うことは、とても個人的な(パーソナルな)もので、個人の価値観、関心事に根ざし、それこそが個人をモチベートさせるものです。
組織のビジョンを築くことに取り組む時に、個人のビジョンを築くことをメンバーに絶えず励ますことはとても大切なことです。
なぜなら個人のビジョンを持っていなければ、誰かのビジョンに「参加する」「追従する」しかないからです。
それはコミットメントとは程遠いものなのではないでしょうか。
こんなお話に興味のある方はぜひ、2月21日(金)のランチタイムにウェビナーにお集まりください。
- 組織のありたい姿と、個人のビジョンとの重なりについて考えてみたい方
- 個人のビジョンを活かしながら、組織変容を促すために、自社でどんな取り組みができるのか知りたい方
- 社員一人一人の個性を活かしたいと考えている方
- 組織変容コーチとしての山川さんの原点やエネルギー触れたい方
お待ちしています。