Co-Activeコーチングを言語化する

言語化のイメージ(ノートと鉛筆)

「カオスを超えて、本質へ」を掲げるウエイクアップの代表の平田淳二です。

1月22日12時から13時まで「パーパスとコーチング」というタイトルで、ウェビナーを開催します。誰でも参加できるのでぜひご参加お待ちしています。
https://semican.net/event/SC190305/oiqqjv.html
※お申込み受付は本日(1月20日)まで

隔週でリードをしている上級コースも、いよいよ「フルフィルメント」の回を迎えました。このテーマは、わかりやすく感じられる一方で、とても奥が深いものです。私自身のコーチングのほとんどはフルフィルメントコーチングなので、特に親しみを感じる指針ではあります。きっと、多くのコーチにとっても馴染みがあるのではないでしょうか。

とはいえ、Co-Activeコーチング全般に共通することですが、その奥深さゆえに言語化が難しく、人に説明するのが簡単ではありません。今回は2025年の自分への挑戦として、自分のコーチング体験をもとにフルフィルメントコーチングを言語化してみようと思います。(まだまだ不完全だと思いますが、少しでも参考になれば幸いです)

フルフィルメントの概念そのものについては、ここでは深く触れません(ぜひコースで学んでみてください)。ただ、私が日頃フルフィルメントコーチングを行う際に大切にしていることをお伝えすると、まず「相手のフルフィルメントとは何だろう?」と好奇心を持つことから始めることです。

クライアントがテーマや状況について話しているとき、「この人は何を大切にしているんだろう?」「どんな価値観を持って生きていきたいのだろう?」と考えながら話を聞くことを心がけています。

特に初回のセッションでは、相手の話を傾聴しながら、エネルギーを感じる言葉を拾い、それを相手に伝えたり反映したりします。これを通して、相手の価値観や人生の目的などフルフィルメントにつながる要素を探ります。

さらに、その価値観を大切にすることがどんな意味を持つのか、また、そこからどんな変化が生まれるのかを一緒に考えていきます。ここでは、フルフィルメントを「気づき」だけで終わらせるのではなく、全身で「体感」してもらうことを目指します。

相手がフルフィルメントを体感できると、自然とそこに向かいたくなるものです。ただし、その過程では「サボタージュ」が現れます。このサボタージュに
向き合いながら、相手が本当に大切にしたいものを大切にしつつ、意識を新しい段階に向かうように関わっていきます。そして、必要に応じて革新的な行動へとつなげていきます。

これが一般的な流れですが、実際のセッションでは全く異なる展開になることも珍しくありません。それでも、どんな場合でも「この人のフルフィルメントとは何だろう?」という好奇心を持ち続けることが基本です。

簡単にまとめると

  • 深い意識を探る(テーマの背後にある願いに好奇心を向ける)
  • 根本的なテーマを再設定(現実からフルフィルメントへつなげる)
  • フルフィルメントを体感する
  • 意識の変化から、革新的な行動へとつなげる
  • サボタージュを乗り越えるサポートをする

こう書いてみると、なんとなくこの流れでいけそうな気もします。ただ、「深い意識を探る」や「根本的なテーマを再設定」や他の要素もそうですが、やはり難易度が高く、再現性のある言語化ができているとは言いづらいですね。

しかし、この言語化の難しさこそが、Co-Activeコーチングが多くの人に愛される理由なのだと思います。難しいからこそ奥深く、そして人の本質に向き合うことができる。この独特の魅力があるからこそ、多くのコーチがCo-Activeなアプローチを大切にしているのでしょうか。

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