『肯定的に受け止める』と決意する

肯定的なイメージ

ウエイクアップの前川です。

日々忙しく仕事に追われていると、周りの人からの意見や提案を
素直に受け取れずに、ついネガティブに捉えてしまうことがあります。
初めは素直な心で聴いていても途中からなんだかイライラしてします。
仕事の場面だけでなく、家族や友人との関わりの中でも起きてしまいます。

相手の話を素直に聴くためにはどうしたらいいのでしょうか?

解決のための方法は多様ですが、Co-Activeの知恵の中にある
「『肯定的に受け止める』と決意する」ことは1つの切り口だと
思っています。

「肯定的に受け止める」といっても全面的に同意することではありません。
相手の考えには何らかの価値がある、もしかしたら少しかもしれないが
必ず価値や意味があるという目線で受け止めることです。そのための
コツは「相手の話や考えのいいところを自ら見つけにいく」こと。
相手のいいところを発見できるとなんだか嬉しくなりますし、完全に
ネガティブに捉えていたものが「もしかしたら何か可能性あるかも」と
新たな捉え方に変わった経験もたくさんしています。こちらから積極的に
価値を探すことで、肯定的に受け止めやすくなります。

そしてこれを実践する最大のポイントとなるのは、「肯定的に受け止める」
と『決意する』ことだと思います。決意したことにより、相手の話や考え
の中に価値を見出すことができ、その経験から徐々に肯定的に受け止める
ことが様々な場面で容易になっていくのだと感じています。
決意と実践は鶏と卵の関係みたいですが、まず決意して実践に向け一歩
踏み出すことが分水嶺のように感じます。

『幸福論』を書いたフランスの哲学者アランは「悲観主義は気分によるもの
であり、楽観主義は意志によるものである」と言っています。気分・感情
だけで生きていると、悲しみや嫌なことに遭遇したときに不幸だという
思いや怒りに溺れてしまう。「今はしんどいけど、きっとこれから明るく
なる」と意志の力で楽観主義に立つことが幸福を得るために大事だそうです。

「肯定的に受け止める」と『決意』するかどうかは、自分次第!!

相手の考えや意見を肯定的に受け止める実践をしてみましょう。きっと
新たな発見があると思います。周囲の方とのより良い関係づくりに
つながっていくことを願っています。

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