原点

ともに旅するイメージ

ウエイクアップの上田晶子(あっちゃん)です。

Co-Activeコーチングの
実践と探求を積み重ねた先に、
プロフェッショナルレベルの
Co-Activeコーチになってゆくことを
目的とした上級コースでの
チームリーダーやスーパーバイザーも
担当しています。

上級コースでの複数のカリキュラムの一つに、
「個人スーパービジョン」があります。
6か月の学びの旅路の中で、
2人の個人スーパーバイザーから3回ずつ、
計6回、自分が実施したコーチングに対しての
フィードバックを受ける機会です。

通常のスーパービジョンは
60分の時間の中で実施しますが、
個人的に、担当させていただくお相手の
了承をいただける場合は、初回に
プラス30分計90分の時間を頂いています。

目的は、
私たちが最大限に力を合わせるために、
意図的な協働関係を創ること。

そして、そのための対話を通して、
バディとして私が
心から知りたいと思っているのは、

「あなたの源に何があるのか?」

ということです。

Co-Activeコーチングをさらに学び実践したい。
もっと上手くコーチングができるようになりたい。
コーチになりたい。

それらの思いの源には、
それぞれのコーチたちの原点があります。

そこには、それぞれの
人生の物語を生きる中で感じてきた
よろこびや痛みや葛藤があり、
そこから生まれた、人への願いがあります。

そしてその願いは、誰よりも、
自分自身への願いでもあります。

その源にふっと触れさせてもらう時、
ああ、この願いを、このコーチさんが
Co-Activeコーチングの実践を通して
より表現してゆくことを、私はバディとして
思い切り応援させてもらうために、
ここからの3か月の旅路をご一緒するのだなと
すぅーっと光の道が通るような感覚を覚えます。

私にとっての原点。

それは、2008年に、ある人との出会いを
きっかけに“コーチング”というキーワードを
初めて知り、横浜駅西口の有隣堂に
コーチングの書籍を探しに行った際に
たまたま最初に手に取りめくった一冊の
序文に書かれていた言葉との出会いです。

―さらに1歩入った深いレベルから見ると、
今皆さんが手にしているこの本は、
「人々の心に灯りをともし、
 その灯火を絶やさずに燃やし続ける」
というテーマについて書かれた本でもありますー

この言葉は、CTI JAPANが発刊した
『コーチング・バイブル』の
初版に書かれていたものでした。

気がついたら、
その場に立ち尽くしたまま、
ぽろぽろと涙を流していました。

当時は、なぜ自分が泣いているのかも、
この涙がどこからきているのかも、
分かりませんでした。

今は、私自身の願いそのものを
表現している言葉に出会い触れて、
心のど真ん中が震えていたのだと分かります。

Co-Activeを探求し続けること。
Co-Activeを体現し続けること。
個人的には、それは、人として、生々しく、
自分という命を日々生きながら、
そうして生きる命の一つ一つに触れ、
交わり創りあいながら、
共に生きる旅路だと感じています。

今この瞬間も、それぞれのジャーニーの
まっただなかにいて、
命の灯火を燃やしている
Co-Activeコーチたちがたくさんいる。

そして、その命の源には、
それぞれの原点がある。
そのことに、
心からのリスペクトの気持ちがあります。

この終わりなき旅路を、
この先も共に歩んでいきましょう。

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