コーチングの受け方

平田淳二です。

CTIでコーチングを学んでいる人と
話す中で、ロジカルすぎる人や、
感情を出さない人に対して、
コーチングをするのが苦手だという話を
よく聞きます。

実際のところ、自分がクライアントの
立場にたって考えてみると、
逆にコーチングの受け方が難しい
と思っていた時期がありました。

例えば、プロセスコースで
デモコーチングのクライアントに
指名された時は、自分があまり感情が
出ないロジカルなタイプだったので、
自分が受けたデモコーチングが、
他の参加者の学びに役立ったのか
不安で、後からコースリーダーに、

「あんなクライアントで良かった
のでしょうか?」

と、的外れな確認をしたぐらいです。

自分がしっかりとクライアント経験が
できたと実感するのは、
最後のコースのITB(現在のシナジー)
までありませんでした。

コーチングのコースを受けていた
自分でさえ、まともなクライアント
体験ができるまでに、応用コースの
最後まで時間かかったぐらいですので、
ロジカルな人が、初めての
コーチングで効果を実感するのは
難しいのではないでしょうか。

ロジカルな人がコーチングを
しっかりと受けるためのコツとしては、
コーチから質問されても、
仕事上でのコミュニケーションのように、
相手にわかりやすく
答えようとしたり、相手の反応を
気にするのではなく、徹底的に
自分の考えや気持ちに意識を向けて、
自分の殻にこもるぐらいで
ちょうどいい感じがします。

そして、コーチングをするコーチに
覚えておいてほしいこととしては、
一般的にクライアントは
コーチより、コーチングに詳しくない
ということです。

正しいコーチングの受け方や、
効果的なコーチングの受け方を
知らないのです。

ですので、どのようにコーチングを
受ければいいのかをわかりやすく
説明したり、質問に対して、
一般的な人はどのような思考回路で回答
するのか、そもそも相手はコーチングを
どのようなものと捉えているかの
把握をして、そこから意図的な
協働関係を創っていく必要があります。

自分のコーチングがうまくいかない
ことを、相性のせいにしていては、
コーチとしての成長も止まってしまい
ますし、いいコーチングができる
確率が減っていくでしょう。

上級コース飛行石チームの終盤を
リードしている最中なので、まるで
上級コースのメンバーへのメッセージ
のようなメルマガになって
しまいましたが、卒業生やコーチングを
学んでいる最中の人にも、使えそうな
内容になっていればと思います。

それでも、コーチングの説明が
苦手だと思っている人は、
コーチングの説明を文書にしてみる
といいでしょう。

私もメルマガを書いていることで、
コーチングの説明が上達しました。

相手に伝わるコーチングの説明の
ポイントは、

  1. コーチングとは何か
  2. コーチングの効果(相手が求めている効果を入れるといい)
  3. コーチングの受け方のコツ(ポイントを絞る)
  4. なぜ、あなたにコーチングが必要か

ぜひ、これら4つを入れた
コーチング説明スクリプトを
作ってみてください。

添削はしませんので、
送ってこないでくださいね。笑

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