入社後すぐ「静かに退職する」新人社員

ウエイクアップの長沢修(ted)です。
主に、法人営業やマーケティングを
担当しています。

読者の皆さんが所属される会社でも、4月1日に
新入社員さんを迎えられたことと思います。
あの初々しさや、
高揚感溢れる言動を見るにつけ、
毎年「初心忘れるべからずだよなー」と
ひや汗が出る筆者です。


さて、今回のタイトルですが、ボクの
これまでのビジネス経験データベースには
無かった事象として最近よく耳にします。


以下、東洋経済さんの記事から
一部抜粋させていただきますと…

「優しく接していたら、
 成長できないと不安を持たれる」
「成長を願って厳しくしたら、
 パワハラと言われる」
ゆるくてもダメ、
ブラックはもちろんダメな時代には、
どのようなマネジメントが必要なのか。

会社に属しながらも、
まるで退職したかのように
最低限の仕事をこなす働き方
=「静かな退職(Quiet Quitting)」
をしてしまう

という方々が増えているようです。

うーん、ホントに悩ましいですよね…。
皆さんの会社や周りを見渡してみると
いかがでしょうか…。
(最近では入社早々に退職する際に、
退職代行ベンダさんに委託するケースも
多いとか)

採用活動への多大な労力と
愛情を持って接し続けた採用部門の方や
職場の上司・先輩方の心中は
察するに余りありますよね…。

ただ、ここで敢えて
視点を変えて考えてみたいのは、
こうした新入社員さんや若手層の
心の声の一部には、
「変わろうとしない上司や先輩、そして職場」に
強い失望感を抱いている可能性も
あるのではないでしょうか。

皆さんはどのように思われますか…。


ボクも、新入社員さんを迎え入れる側の
上司や先輩として、これまで何十年も
経験を積み重ねてきました。

その上で、これまでの経験から
自省も込めて敢えて言葉にするならば、
この2点が浮かんできます。

「『変われない』と『変わろうとしない』
のスタンスは、大きなGAPがある」
「自ら率先して世の中での変化を
自分事として受入れ、変わろうとする
覚悟を持っているか、自問自答し続ける」

(ここ数年で、リスキリングの波が
浸透定着し続けています。
今このタイミングで自ら波に乗ってみる
ことも大事ですね)

こうした新入社員さんや若手層に蔓延している
「静かな退職」状態に陥らせないために、
我々が意識したいことのひとつとして、
今まで以上にアンテナを高く掲げて、
感情や情報を得る感度を上げながら、
自身の可能性開拓のために
自己投資マインドを醸成し続けることで、
少しでも若手層にインパクトを与える
ことができると信じたいですよね。


…と、ここまで私見を言葉にしてみましたが、
実は多くの法人のお客様からも、
こうしたマインドや施策変容への
アイデア、そして若手層との対話や
場創りについてのご相談をいただくことが
増えています。


もちろん、答えはひとつではありませんし、
課題も多く、時間を要すこともあるでしょう。

ただ、これからの時代を
充実感を持って生き続けるために
それぞれのBeing(願いや想い)と
Doing(やり方)を両立させるべく、
諦めずに新しい景色を一緒に見に行く
旅をし続けたいなぁ~と思っています。
(いくつになっても、どんな役職に就いても
成長にゴールはなし! ですもんね)

そんな「フロンティア・スピリット」に溢れる
ビジネスパーソンの方々を、私たち
ウエイクアップは全力で応援し続けます。

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